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【7011】三菱重工業は+66%!【7012】川崎重工業は+127%!【7013】IHIは+140%!【7078】INCLUSIVEは20.11倍(+1,911%)のテンバガー!!!
宇宙ビジネスは、スマホのGPSを始め今や日常生活に欠かせないものとなりつつあり、マーケットでも注目テーマとなり始めています。
宇宙ビジネスの市場規模は2040年には100兆円に成長するとも予測されており、2021年にもニコンやホンダといった有力企業の新規参入が相次いでいます。
宇宙関連銘柄に注目していきましょう!
1.宇宙関連銘柄とは?

宇宙ビジネスは2040年には100兆円市場に成長すると予測されており、宇宙関連銘柄にも注目が集まりつつあります。
1-1.宇宙ビジネスとは?
世界の宇宙ビジネスの市場規模は、2019年時点で約40兆円にまで成長しており、モルガンスタンレーによると2040年には100兆円市場に達すると予測されています。
宇宙ビジネスと聞いても日常生活との関わりはないように思ってしまいがちですが、スマホやカーナビに使われているGPSを筆頭に、宇宙ビジネスの一部は生活に欠かせないものです。
具体的な宇宙ビジネスとしては、衛星テレビなどの衛生サービス、GPS、商用有人飛行、ロケット産業などが挙げられます。
特に衛生サービスや、GPSといった宇宙利用市場は宇宙ビジネスの4割弱を占めており、成長産業となっています。
また日本の宇宙ビジネス市場は約1.2兆円となっており、2017年には2030年代に宇宙産業市場の倍増を目指す「宇宙産業ビジョン2030」が策定されました。
日本の宇宙ビジネスの課題としては、宇宙機器市場では国内官需が約9割となっており、民間企業の国際競争力が欧米に比べて弱く、アメリカの宇宙ベンチャー「スペースX」に代表されるようなベンチャー企業が少ないことが挙げられます。
日本の宇宙開発の象徴としては、2020年12月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ2」が広く知られていますよね。
「はやぶさ2」の偉業は、JAXAを中心に、NECや三菱重工など数多くの日本企業の支えによって成し遂げられたものです。
1-2.ホンダが新規参入発表など2021年にも宇宙関連ニュースが相次ぐ
宇宙ビジネスは成長産業であることから、2021年に入ってからも宇宙ビジネスへの有力企業の参入が相次いでいます。
2021年4月には、ニコンがアメリカの宇宙航空部品会社Morf3D Incを買収し、宇宙事業への参入を発表。
2021年5月には、IHIが「はやぶさ2」のカメラ部品やセンシング技術で連携してきた明星電気を完全子会社化することを発表しました(明星電気はIHIの完全子会社となり、2021年7月29日付で上場廃止)。
2021年9月末には、ホンダが、宇宙事業への参入を表明。小型人工衛星を載せるロケットを開発し、2020年代中に打ち上げを目指すとのことです。
そして、2021年11月9日には、固体燃料ロケット「イプシロン」5号機の打ち上げが成功しました。
マーケットにおいても宇宙関連銘柄は注目を集めるテーマ株となりつつあり、2021年には宇宙関連銘柄からテンバガーも誕生しています。
メディア支援を手掛ける【7078】INCLUSIVEは、2021年10月26日にロケット開発ベンチャーのインターステラテクノロジズとの資本提携を発表。これを受けて株価は7日連続ストップ高となり、テンバガー達成となりました。
また、宇宙関連銘柄は有望な未上場ベンチャーも多く、民間による月面探査を目指している宇宙ベンチャー企業「ispace(アイスペース)」などは、IPOが期待されています。
★注目ポイント1 |
・宇宙ビジネスは2040年に100兆円市場に成長することが見込まれる成長産業。 ・2021年にはニコンやホンダが宇宙ビジネスへの参入を発表するなど、宇宙ビジネスの動きは活発。ロケット開発ベンチャーとの資本提携を発表した【7078】INCLUSIVEはテンバガー達成となった。 |
2.宇宙関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

2-1.宇宙ビジネスに力を入れる!【7013】IHI
宇宙関連銘柄の主要セクターは、【7011】三菱重工業、【7012】川崎重工業、【7013】IHIの重工大手3社です。
3社ともに、小惑星探査機「はやぶさ2」、固体燃料ロケット「イプシロン」、国際宇宙ステーション「きぼう」と関わりがあることで知られています。
特に【7013】IHIは、「はやぶさ2」のカメラ部品やセンシング技術を手掛けた明星電気を完全子会社化するなど宇宙重視を鮮明化しています。
IHIの株価は、2020年11月初めには1,270円を付けていました。この1年は上昇が続いており、明星電気の完全子会社化も好感され、2021年6月4日には3,050円まで上昇。
この1年の最大上昇率は+140%となっています。

なお、【7011】三菱重工業は+66%、【7012】川崎重工業は+127%です。
※2020年11月安値から2021年11月11日までの高値の値。
ただ、重工大手3社は、脱炭素で買われたセクターともなっており、宇宙関連銘柄の影響を割り引いて考える必要があります。
2-2.宇宙関連銘柄でテンバガー!【7078】INCLUSIVE
メディア企業のネットサービス運営支援を手掛ける【7078】INCLUSIVEは、2021年にテンバガーを達成した宇宙関連銘柄となりました。
同社は、2021年10月26日にロケット開発ベンチャーのインターステラテクノロジズとの資本提携を発表。
インターステラは観測ロケット「MOMO(モモ)」や超小型人工衛星打ち上げロケットの開発・製造を手掛けており、堀江貴文氏がファウンダーを務めていることでも知られているベンチャー企業です。
今回の提携では、INCLUSIVEは「MOMO」の広告ソリューションの企画開発・営業支援などを手掛けるとのことです。
INCLUSIVEの株価は、2021年1月初めには293.3円を付けており、堀江貴文氏への第三者割当増資のニュースなどで乱高下していました。
インターステラとの資本提携が発表されたことで、ニュース発表前の751円から7日連続ストップ高となり、11月5日には5,900円まで上昇。
年初から最大20.11倍(+1,911%)のテンバガーとなっています。

ただ高値を付けてからは暴落が止まらず、11月12日には一時1,768円まで下げています。
同社はあくまでメディア企業であり、直接的に宇宙ビジネスを手掛けている銘柄ではないことには注意が必要です。
★注目ポイント2 |
・宇宙関連銘柄の主要セクターである重工大手3社(【7011】三菱重工業、【7012】川崎重工業、【7013】IHI)は、脱炭素でも買われたこともあり、2021年は好調な値動きとなっている。 ・ロケット開発ベンチャーのインターステラと資本提携を結んだ【7078】INCLUSIVEは20倍超えのテンバガー!ただし、大暴落中となっており注意が必要。 |
3.宇宙関連銘柄リスト

宇宙開発関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。
銘柄 | 主なサービス |
【7011】三菱重工業 | ロケットエンジン、ロケット、宇宙ステーションなど |
【7012】川崎重工業 | H-IIAロケット、宇宙ステーションなど |
【7013】IHI | H-IIAロケット、宇宙ステーションなど、明星電気を完全子会社化 |
【6701】NEC | 衛星システム、バスシステム、ミッションシステムなど |
【7731】ニコン | 衛星センサー用光学系、天体観測機器 |
【9412】スカパー | 通信衛星による宇宙事業 |
【7713】シグマ光機 | NASA火星探査機に光学部品を提供 |
【7203】トヨタ自動車 | JAXAと共同でタイヤ付き宇宙船「ルナクルーザー」開発 |
【7267】ホンダ | 宇宙事業(ロケット開発)への参入を表明 |
【7078】INCLUSIVE | ロケット開発ベンチャーのインターステラテクノロジズと資本提携 |
4.オススメの宇宙関連銘柄3選!

【7011】三菱重工業
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 重工業最大手。航空、宇宙、造船、防衛に強み。 |
三菱重工業は最も基本となる宇宙関連銘柄です。
小型旅客機「MRJ」の失敗もあり、株価は直近5年間で半値以下にまで下がってしまいましたが、脱炭素でも注目の銘柄として、株価は最悪期からは抜け出した形となっています。
【7012】川崎重工業、【7013】IHIとともに、宇宙関連銘柄の主要セクターとして押さえておきましょう。
【6701】NEC
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 官公庁向けに強い総合ITベンダー。顔認証技術にも定評。 |
NECは、重工大手3社に次いで注目の宇宙関連銘柄です。
同社は「はやぶさ2」のイオンエンジンや、小惑星の表面温度の変化をとらえる「中間赤外カメラ」の設計・製造を手掛けたことでも知られています。
国内IT投資が活発化していることから業績・株価ともに好調となっており、宇宙ビジネスも手掛ける成長銘柄としておすすめです。
【7713】シグマ光機
市場 | 東証ジャスダック |
企業概要 | レーザ用ユニット製品の開発・生産・販売を手掛ける。 |
シグマ光機は、半導体製造装置や液晶製造装置向けを中心に光学製品を手掛けている企業です。
光学部品には定評があり、NASAの火星探査機に光学部品を提供していることから宇宙関連銘柄に位置付けられます。
代表的な成長テーマ株である半導体製造装置関連銘柄であることも追い風です。
5.まとめ
宇宙関連銘柄は、重工業大手3社(【7011】三菱重工業、【7012】川崎重工業、【7013】IHI)を中心に、2021年に堅調に上昇している銘柄が目立ちます。
ロケット開発ベンチャーのインターステラとの資本提携を発表した【7078】INCLUSIVEはテンバガー達成となりましたが、直接的に宇宙ビジネスを手掛けている銘柄ではなく、投機的な要素が非常に強いことには注意が必要です。
東証の宇宙関連銘柄には、アメリカの「スペースX」のように、宇宙ビジネスを本業とする宇宙ベンチャーはまだ見当たりません。
民間による月面探査を目指している「ispace(アイスペース)」など、日本にも有望と見られる宇宙ベンチャーもあり、IPOにも期待が集まります。
宇宙ビジネスへの有力企業の新規参入といったニュースにはアンテナを張っておき、宇宙関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
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