宇宙開発(ビジネス)は世界で加速!2018年夢のある関連銘柄とは!

 【6467】ニチダイ株価8倍!【8023】大興電子通信テンバガー達成!

 
 21世紀の成長産業として、宇宙開発ビジネスが大きな注目を集めています。
 
宇宙開発はIoTや自動運転といった21世紀を牽引する産業との親和性が高いため、今後世界中で開発競争が繰り広げられる可能性が高いと推測されます。
 
人類の夢である宇宙開発に関するニュースと、関連する銘柄の動向に注目していきましょう。

1.21世紀の成長産業として注目を集める宇宙開発

21世紀の成長産業として、宇宙開発ビジネスが世界的に大きな注目を集めています。

1-1.宇宙開発とは?

 
宇宙開発とは
宇宙空間を人類の社会的な営みに役立てるために行う活動全般のこと
 宇宙開発ビジネスは、人工衛星や打ち上げロケットの製造に関わる宇宙機器産業と、衛星放送やGPSといった人工衛星を利用してデータの送受信を行う宇宙利用産業の2つに大別されます。
 
宇宙機器産業は政府主導によるプロジェクトが大半を占めていましたが、近年は民間主導のビジネスが増大。
 
アメリカのスペースX社が開発した自律型ロケットは大きな話題にもなりました。
 
宇宙利用産業は今後、自動運転やIoTといったテーマと関連してくることからも、大きな注目を集めています。
 
また、この2つの宇宙開発ビジネス以外にも、近年では、宇宙旅行や宇宙デブリ(宇宙ゴミ)の撤去など、新しい宇宙開発ビジネスも続々と誕生しています。
 

1-2.日本と世界の宇宙開発への取り組みは?

宇宙開発の市場規模は年々拡大しており、2015年の市場規模は約25兆円規模となっています。
 
国・地域別で見ると、アメリカが市場規模の42%を占めていますが、EUやロシア、日本、中国といったアメリカ以外の市場が成長しており、アメリカの市場シェアは低下傾向にあります。
 
これまでは国家支援による官需が市場の拡大を牽引してきましたが、世界各国で宇宙開発にあてる予算は横ばいであり、 官需(政府の需要)による市場拡大は頭打ちとなっています。
 
官需が横ばいで停滞する一方、ベンチャー企業による新技術開発が盛んで、民需(民間の需要)の伸びは年平均10%以上の高い成長率を誇っています。
 
このように、政府主導から民間主導へという流れが、宇宙開発ビジネスを巡る現在のトレンドとなっています。
 
このため、世界各国が民間の宇宙開発事業の支援に力を入れており、今後民間企業による国際競争が激化していくことは確実と見られています。
 
日本は宇宙開発分野で高い技術力を持つ一方で、ベンチャー企業への支援や大企業による投資が少なく、宇宙ビジネスにおいて欧米に遅れを取っているのが現状です。
 
しかし、政府は宇宙ビジネスを成長産業として位置付けており、今後日本でも宇宙開発ビジネスに積極支援する動きが加速していくものと見られています。
 
それを裏付けるかのように、政府は2018年3月20日「今後5年間に宇宙ビジネスに対して1,000億円規模のリスクマネーを供給」するなど、宇宙ベンチャー育成の支援パッケージを発表しました。

 

★注目ポイント1
 宇宙開発ビジネスは21世紀の成長産業として世界的に大きな注目を集めている。近年は政府主導からベンチャー企業主導へとプレイヤーが変わっており、日本政府も積極支援する姿勢を見せている。

2.宇宙開発関連銘柄は裾野が広く大きな値上がりを見せている

21世紀の成長産業として大きな期待を集める宇宙開発ですが、まだマーケットでは大きく注目されるテーマとはなっていないのが現状です。
 
しかし、宇宙関連銘柄は産業の裾野が広いことから、多くの銘柄が他のテーマ株として注目されて大きな値上がりを見せています。

2-1.過塩素酸アンモニウムを手掛けているカーリットホールディングス

電気系化学品や電子材料を手掛ける【4275】カーリットホールディングスは、宇宙開発関連銘柄として注目される銘柄です。
 
同社は、ロケットの燃料となる過塩素酸アンモニウムを手掛けている国内唯一のメーカーであることから、宇宙関連銘柄としても期待されています。
 
同社の株価は、2017年4月には569円を付けていましたが、2018年1月には一時1,399円を付け、2018年4月現在は1,000円以上で推移しています。
 
この1年で2倍以上の上昇となりました。
 
同社が2017年に大きく上昇した材料としては、全固体リチウム電池が好調だったことによる好決算を発表したことが主に挙げられます。
 
宇宙開発は高い技術力を持つ企業でなければ参入出来ないため、宇宙開発関連銘柄は幅広い関連銘柄としても買われる強みがあります。

2-2.リアルタイムソフトウェア技術に強みを持つセック

システム開発会社の【3741】セックもまた、宇宙開発関連銘柄として期待される銘柄です。
 
同社は、リアルタイムソフトウェア技術に強みを持つことから、多くの研究機関に宇宙先端分野のソフトウエアを提供している実績があることで知られています。
 
 同社の株価は、2017年の1年間を通じて上昇していき、2018年3月には一時3,600円まで上昇。
 
2017年4月初めの株価1,659円から見ると、1年で2倍以上の上昇となりました。
 
同社は、GPSに強みを持つため、IoTや5G(次世代通信規格)関連銘柄としても買われました

2-3.H2Aロケットの燃料タンク用フィルターを製造するニチダイ

精密鍛造金型のトップメーカーで、ターボチャージャー部品に強みを持つ【6467】ニチダイも、宇宙開発関連銘柄として注目の銘柄です。
 
同社は、H2Aロケットに使用される燃料タンク用フィルターを製造していることで知られています。
 
 同社の株価は、良好な決算を背景にこの1年で大きく上昇し、2018年3月には高値3,980円を付け、1年前の約8倍にまで上昇しました。
 
その後は調整が入り、2018年4月現在は1,200円前後で推移していますが、それでも1年間で2倍以上の値上がりとなっています。
 
 
宇宙開発関連銘柄として注目される銘柄は産業の裾野が広いため、他のテーマ株としても物色されやすいという利点があります。
 
 
★注目ポイント2
 宇宙開発関連銘柄は高い技術力を持つ企業の銘柄が多く、他のテーマ株として注目されることが多いことから大きな値上がりを見せている。

3.主要宇宙開発関連銘柄チェックリスト

宇宙開発関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
 【3524】日東製鋼1,886円  宇宙ゴミ除去システムの資材
 【3741】セック2,715円  宇宙先端分野ソフトウェア
 【4275】カーリットホールディングス1,010円  ロケット燃料
 【4403】日油3,145円  ロケット用推進薬
 【6467】ニチダイ1,255円  ロケット材料
 【6503】三菱電機1,680.5円  人工衛星
 【6507】シンフォニアテクノロジー(低位株★)349円  宇宙用大容量電動サーボアクチュエータ
 【6701】NEC2,924円  人工衛星
 【6709】明星電気(低位株★)96円  衛星搭載機器
 【7011】三菱重工業3,999円  H2Aロケット
 【7012】川崎重工業3,285円  H2Aロケット
 【7013】IHI3,400円  H2Aロケット
 【7739】キヤノン電子2,389円  小型衛星
 【7745】エー・アンド・デイ632円  ロケットエンジンの計測設備
 【8023】大興電子通信1,070円  人工衛星管制

※株価は2018年4月9日終値で算出

★注目ポイント3
 宇宙開発関連銘柄を抽出してみると、大手重工メーカーからベンチャー企業に至るまで多岐に渡る。値動きの軽い低位株2銘柄は特に注目したいところ。

4.宇宙開発関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かった宇宙開発関連より上位3銘柄を発表致します。
 
※2017年4月9日~2018年4月9日の1年で算出
 

4-1.第1位【8023】大興電子通信

チャート画像
上昇率 10倍(安値:181円 → 高値:1,843円)
市場 東証二部
RSI 25.45(売られ過ぎ)
 

4-2.第2位【6467】ニチダイ

チャート画像
上昇率 8.3倍(安値:475円 → 高値:3,980円)
市場 ジャスダック
RSI 3.18(かなり売られ過ぎ)
 

4-3.第3位【3741】セック

チャート画像
上昇率 2.3倍(安値:1,550円 → 高値:3,600円)
市場 東証一部
RSI 28.01(売られ過ぎ)

※RSIは2018年4月9日終値より算出

★注目ポイント4
 上位2銘柄は8倍、10倍と大きな上昇を見せています。急騰前は低位株だったことを考えると夢を見せてくれた銘柄だと言える。今後も低位株と上位銘柄の動向は注目したい。

5.まとめ

宇宙開発というテーマは、まだマーケットでそれほど大きな注目を集めるには至っていません。
 
ただ、宇宙開発関連銘柄はIoTや自動運転、5Gといったマーケットで大きな注目を集めているテーマとの親和性が高いことから、買い安心感があるテーマ株となっています。
 
政府が積極推進する姿勢を示していることから、今後、宇宙開発がマーケットで注目されるテーマになってくる日も近いでしょう。
 
また、注目度がまだ大きくないことも逆にチャンスで、今なら割安な宇宙開発関連銘柄を見つけられるかも知れません。
 
 政府のベンチャー企業支援を始めとする宇宙開発に関するニュースや、関連企業の動向はチェックしておきましょう。

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