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VR用コンテンツの品質保証サービスを提供する【3697】SHIFTと、VRゲーム会社の【4728】トーセが株価5倍超えを達成!
仮想現実を作り出すVR技術が、世界的に大きな注目を集めています。
VR市場は年率60%以上で拡大している急成長市場となっており、今後は視覚以外の五感に訴えるVR製品の登場も期待されています。
VR製品や関連銘柄について早速チェックしていきましょう!
1.急成長を遂げるVR市場
仮想現実を作り出すVR市場が世界的に急成長を遂げています。
1-1.VR(仮想現実)とは
VR(Virtual Reality)とは
現物・実物ではないが、機能としての本質は同じであるような環境をユーザーの五感を刺激することによって仮想的に作りだす技術のこと日本語にすると「仮想現実」です。
ゴーグル型のディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)を装着することによって、そこに映し出される空間にいるような仮想体験を出来るようになる商品が、VR関連製品の主流となっています。
現在、世界中の企業が製品開発に注力しており、2016年10月に発売されたソニーの「PlayStation VR」は世界でも大きな話題となりました。
また、VRと同じく注目されている技術として「AR(Augmented Reality)」があります。
ARは現実世界に情報を付加し、現実世界を拡張する技術のことで、直訳すると拡張現実となります。
VR(仮想現実)とAR(拡張現実)の違いを一言で述べると、
VRはゴーグルなどの機器を装着して仮想世界を体験するものである一方、ARはあくまで情報を付加した現実世界を体験するものであると言えます。
ゲーム好きの方にとってVRの代表作は「PlayStation VR」で、「ポケモンGO」がARと言えばイメージしやすいかもしれません。
1-2.VRの市場規模は年間60%以上で拡大中!
VRとARの市場規模は急成長を遂げており、2021年までに合わせて16兆円規模になるとの予測があります。
とくにVRは今後5年間で年60%以上の市場拡大が見込まれており、世界中の大企業がVR製品開発に注力しているほど。
ただ、日本では世界に遅れをとっていることから、今後の巻き返しが注目されています。
現在、VRはゲームでの利用が主流となっていますが、ゲーム以外の分野でも関心が高まっています。
例えば教育分野では、航空機や手術の訓練など高度技術のシミュレーションから学校教育への活用に至るまで、VRを活用することでより高い教育効果が得られるでしょう。
ゲームや映画、漫画などのエンタメ産業でもVRを用いた新しいコンテンツが誕生してきます。
その他にも、店頭にいながら内覧が出来る「VR賃貸」のようなサービスも生まれており、幅広い産業でVR技術が普及しているのです。
現在は視覚によるVR体験が中心ですが、今後は視覚以外の五感に訴えるVR製品にもその可能性が向けられています。
★注目ポイント1 |
世界中の大手企業がVR関連製品を開発しているVR市場は、年間60%以上の急成長を遂げており、2018年はさらに幅広い分野での活躍が期待される。 |
2.VR関連銘柄の株価推移
急成長市場として注目されるVR関連銘柄は、全体的に大きな値上がりを見せています。
2-1.制作受託最大手がVRコンテンツ案件に注力
家庭用ゲームソフトの企画・制作受託で国内最大手の【4728】トーセは、2016年10月の決算発表にて「2017年からVRコンテンツ案件の受注に注力」を発表。
その翌日にはストップ高を付けています。
同社の株価は、この決算発表前の2016年10月7日時点では698円でしたが、2017年11月には高値3,830円にまで上昇。
発表から約1年で5倍以上の値上がりを見せるなど、市場の注目を集めました。
2-2.VR用コンテンツの品質保証サービス
ソフトウェアのテスト事業を主力とする【3697】SHIFTは、VR用コンテンツの品質保証サービスを手掛けており、VR関連銘柄の筆頭に挙げられる銘柄です。
2017年4月に917円だった株価は、2018年4月時点で高値5,890円を付けており、ちょうど1年間で5倍近くの上昇となりました。
同社株は上場来高値を更新し続けていることから、どこまで上昇するかが注目されます。
この1年間、時間をかけてじわじわと上昇してきたため、大きな急落を招くことは考えにくいですが、高値圏であるため投資判断は慎重に行いましょう。
2-3.業界初のVRカラオケを導入!
カラオケチェーン「カラオケ本舗まねきねこ」や、女性フィットネスクラブ「カーブス」を展開している【2157】コシダカホールディングス。
同社は「VRカラオケ」を業界で初めて導入したことで一躍その名を広めており、VR関連銘柄として物色が向かいました。
2017年4月初めには2,400円台を推移してましたが、1年経った2018年4月には7,800円を付け、1年で3倍以上にまで急成長。
VR関連銘柄の主流となるゲーム以外にも、「VRカラオケ」や「VR賃貸」といった関連サービスが普及し始めていますので抑えておきましょう。
★注目ポイント2 |
VR関連銘柄は去年1年間で軒並み高となっていますが、この流れは2018年も継続すると市場の関心は高い。 |
3.VR関連銘柄チェックリスト
VR関連銘柄より厳選の注目株をチェックしていきましょう。
銘柄 | 株価 | 主なサービス |
【2157】コシダカホールディングス | 7,090円 | VRカラオケ |
【3632】グリー | 575円 | VRゲーム |
【3668】コロプラ | 850円 | VRゲーム |
【3676】ハーツユナイテッドグループ | 1,805円 | VR賃貸 |
【3697】SHIFT | 5,660円 | VR用コンテンツの品質保証サービス |
【3698】CRI・ミドルウェア | 2,029円 | VRゲーム開発用ミドルウェア |
【3903】gumi | 1,053円 | VRゲーム |
【3904】カヤック | 1,028円 | 「VRインターン」「VR面接」 |
【3907】シリコンスタジオ | 1,812円 | 建築・住宅業界向けのVRコンテンツ |
【3909】ショーケース・ティービー | 1,561円 | VR賃貸 |
【4312】サイバネットシステム | 878円 | VRソリューション |
【4728】トーセ | 1,220円 | VRゲーム |
【6731】ピクセラ(★低位株) | 154円 | パノラマVR体験アプリ「パノミル」 |
【6736】サン電子 | 684円 | VRゲーム |
【6758】ソニー | 5,328円 | プレイステーションVR |
※株価は2018年4月10日終値で算出
★注目ポイント3 |
VRゲームに関する銘柄が多いものの、今後違う領域でVRが活用されるようになれば全く違った業種も関連銘柄の仲間入りをする可能性がある。 |
4.VR関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!
過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったVR関連の上位3銘柄を発表致します。
※2017年4月10日~2018年4月10日の1年で算出
4-1.第1位【3697】SHIFT
上昇率 | 6.4倍(安値:917円 → 高値:5,890円) |
市場 | 東証マザーズ |
RSI | 60.11(やや買われている) |
4-2.第2位【4728】トーセ
上昇率 | 5.3倍(安値:720円 → 高値:3,830円) |
市場 | 東証一部 |
RSI | 20.14(売られ過ぎ) |
4-3.第3位【6731】ピクセラ
上昇率 | 4.9倍(安値:91円 → 高値:452円) |
市場 | 東証二部 |
RSI | 48.48(売り買い均衡) |
※RSIは2018年4月10日終値より算出
★注目ポイント4 |
VR関連銘柄から上昇率2倍超えが20銘柄近く誕生しているほど、2017年は大きな盛り上がりを見せた。 |
5.まとめ
VR関連銘柄は長期目線で注目を集めているテーマ株となっており、2018年も引き続き上値追いが期待できそうです。
現在はゴーグルを使ったVR製品が主流ですが、今後は視覚以外の五感にも拡大した仮想現実が普及すると見込まれるため、VRのイノベーションはまだ始まったばかりと言えます。
フェイスブックやサムスン、ソニーなど世界のトップ企業がVR製品を次々と発売していることからも、VRの将来性の高さが伺えます。
新製品発表などのニュースや、関連銘柄の動向はチェックしておきましょう。
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