「4K・8K」次世代テレビは特需により需要拡大で関連銘柄も期待大!

 
 【7717】Vテクロノジー1.9倍【6754】アンリツ1.7倍【8282】ケーズHD1.5倍
 
2018年FIFAワールドカップや2020年東京オリンピックを控える中で、次世代の超高画質テレビである4K・8Kテレビが大きな注目を集めています。
 
総務省が、2020年東京オリンピックをメドに4K・8Kテレビを積極推進。
 
今後、テレビの買い替え需要も発生すると見られていることから、2020年までに特需が発生すると期待されています。
 
4K・8K関連銘柄に注目していきましょう!

1.総務省も積極推進する4K・8Kテレビ

 2020年東京オリンピックに向けて、4K・8Kテレビに大きな注目が集まっています。

1-1.4K・8Kテレビとは?

 今回は、2018年FIFAワールドカップ、そして2020年東京オリンピックでも大きな需要が期待される4K・8Kテレビに関連した銘柄に注目していきます。
4K・8Kテレビとは
次世代の映像規格で、現行のテレビ(2Kテレビ)を超える超高画質映像で見れるテレビのこと
テレビの画質を示す画素数でいうと、現行の2Kテレビは約207万画素、4Kテレビは約829万画素、8Kテレビは約3318万画素であり、4Kテレビは従来のテレビの4倍、8Kテレビは16倍となっています。
総務省は2015年7月に「4K・8Kのためのロードマップ」を改訂し、2018年までに4K・8Kの実用放送をスタートし、2020年東京オリンピックまでに4K・8Kテレビがより普及することを目標に掲げています。
 
4K・8K放送は、現在BS及びCSで試験放送が行われており、2018年12月から本格的な実用放送が始まる予定になっています。
 
なお、地上波放送の4K・8Kについては、現在研究開発が進められている段階となっています。
 
総務省の4K・8Kに関連する政策や補助金支給といったニュースにはアンテナを張っておきましょう。
 

1-2.4K・8K関連銘柄とは?

 2009年5月から2011年3月に掛けて家電エコポイント制度が実施されていました。

この制度のもとでテレビを購入したユーザーが、買い替え時期に入ってきていると期待する動きがあります。
 
実際、内閣府が発表している「消費動向調査」によると、カラーテレビの買い替え年数は約9年となっていることもあり、2020年東京オリンピックを前にテレビ特需が発生するということになります。
 
そのため、今後、4K・8Kテレビに対する需要が本格化してくることが予想されており、関連銘柄の動向にも期待が集まります。
 
それでは、4K・8K関連銘柄にはどのような銘柄があるのかを見ていきましょう。
 
まず、4K・8Kテレビを製造しているAV機器メーカーは、4K・8K関連銘柄を代表する銘柄群になります。
 
ただ、4K・8Kテレビの製造を手掛けるパナソニックやソニーといった大企業は、テレビ事業だけではほとんど業績に影響しないことから、株価に与える影響は大きくないというのが現実です。
 
次に、4K・8Kテレビを販売している家電量販店にも注目です。
 
その他には、4K・8K放送用のアンテナを製造している企業や、4K・8K対応機器の製造を手掛ける企業。
 
4K・8K関連の技術を持つ企業などが関連銘柄として候補に挙がってきます。

 

★注目ポイント1
 4K・8Kテレビは、現行のテレビを超える超高画質映像で見れるテレビのこと。2020年東京オリンピックや家電エコポイント制度の買い替え需要から、今後大きな需要が期待されている。

2.堅調な値上がりを見せる4K・8K関連銘柄

 2020年東京オリンピックに向けて期待される4K・8Kテレビの関連銘柄は、堅調な値上がりを見せています。

2-1.スマホ用有機ELパネルの画質を4Kに高める技術

 液晶や有機ディスプレイの製造や検査装置を手掛ける【7717】ブイ・テクロノジーは、4K・8K関連銘柄を代表する銘柄です。
 
同社は、スマホ用の有機ELパネルの画質を4Kに高める技術を有していることから注目されます。
同社の株価は、2017年5月初めには17,210円を付けていましたが、2018年3月には一時32,450円まで上昇しました。
 
この1年で約1.9倍の上昇となりました。
 
なお、同社がスマホ用の有機ELパネルを4Kに高める技術を開発したと報じられたのは2015年4月のことであり、このときの株価は2,435円に過ぎませんでした。
 
同社の株価は、それから3年の間に15倍にまで高騰したことになります
 

2-2.4K・8K映像を実現するための測定ソリューション

 計測機器や産業用機械大手の【6754】アンリツも、4K・8K関連銘柄として注目されます。

 
同社は、4K・8K映像を実現するための映像IPネットワーク構築ソリューションを提供しています。
 
この技術は、ライブやスポーツイベントなどのリアルタイム映像を4K・8Kで伝達するために必要となることから、今後益々需要が高まることが期待されます。
同社の株価は、2017年5月初めには880円を付けていましたが、この1年で上昇していき、2018年5月現在は1,500円前後の高値で推移しています。
 
この1年で1.7倍の上昇となり、今後更なる高値更新が期待されます。
 
 

2-3.家電量販店国内4位のケーズホールディングス

 4K・8Kテレビに関連する銘柄では、家電エコポイントのときの買い替え需要が発生すると考えられることから、家電量販店も関連銘柄として期待されます。

 
「新製品が安いケーズデンキ」で知られる家電量販店国内4位の【8282】ケーズホールディングスは、この1年で堅調に上昇しました。
同社の株価は、2017年5月には1,074円を付けていましたが、その後上昇していき、2018年1月には1,617円の高値を付けました。
 
この1年で1.5倍の上昇となりました。
 
4K・8Kテレビは家電量販店の他に、総合ディスカウントストア「ドンキホーテ」などでも売られており、【7532】ドンキホーテ・ホールディングスはこの1年で1.5倍の上昇となっています。
 
 
 
★注目ポイント2
 4K・8K関連銘柄は、この1年で堅調な値上がりを見せている。2020年東京オリンピックに向けてこの動きが今後加速していくのか注目。

3.主要4K・8K関連銘柄チェックリスト

 4K・8K関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
 【2359】コア1,503円  4Kで描画したテロップ表示技術
 【3048】ビックカメラ1,735円  家電量販店「コジマ」
 【3787】テクノマセマティカル1,265円  8K対応の次世代映像圧縮技術
 【5821】平河ヒューテック1,410円  4K・8K中継用光伝送装置
 【6055】ジャパンマテリアル1,672円  4Kフルスペック光HDMIケーブル
 【6731】ピクセラ(低位株★)164円  4K試験放送受信機
 【6752】パナソニック1,593.5円  4K・8Kテレビメーカー
 【6753】シャープ3,335円  4K・8Kテレビメーカー
 【6754】アンリツ1,522円  4K・8K映像を実現するための映像IPネットワーク
 【6758】ソニー5,388円  4K・8Kテレビメーカー
 【6769】ザインエレクトロニクス1,069円  4K・8K映像向け次世代高速インターフェース規格「V-by-One」
 【7532】ドンキホーテホールディングス5,780円  総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」
 【7587】PALTEK706円  4K・8K映像機器開発プラットフォーム
 【8282】ケーズホールディングス1,431円  家電量販店「ケーズデンキ」
 【9831】ヤマダ電機579円  家電量販店「ヤマダ電機」

※株価は2018年5月21日終値で算出

★注目ポイント3
 4K・8K関連銘柄を抽出してみると、大手AV機器メーカー、家電量販店、その他4K・8K関連技術を持つ企業に分かれる。

4.4K・8K関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

 過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かった4K・8K関連より上位3銘柄を発表致します。
 
※2017年5月21日~2018年5月21日の1年で算出
 

4-1.第1位【6731】ピクセラ

チャート画像
上昇率 4.7倍(安値:96円 → 高値:452円)
市場 東証二部
RSI 58.62(やや買われている)
 

4-2.第2位【6055】ジャパンマテリアル

チャート画像
上昇率 3倍(安値:611.9円 → 高値:1,849円)
市場 東証一部
RSI 76.02(買われ過ぎ)
 

4-3.第3位【7717】ブイ・テクロノジー

チャート画像
上昇率 2倍(安値:15,850円 → 高値:32,450円)
市場 東証一部
RSI 23.44(売られ過ぎ)

※RSIは2018年5月21日終値より算出

★注目ポイント4
 上昇率1位のピクセラが大きく動いたのは2017年6月頃で、それ以降大きな動きは見れないが、低位株ということもあり、値動きの軽さに注目したいところ。

5.まとめ

 4K・8K関連銘柄のこの1年間での値上がりは、仮想通貨関連銘柄や働き方改革関連銘柄といった他のホットなテーマ株と比べると、やや見劣りするかもしれません。
 
しかし、4K・8Kの本格放送が始まるのは今年の12月からで、家電エコポイントの買い替え需要の発生が期待できます
 
また、総務省が普及のメドにも据える2020年東京オリンピックが控えています。
 
それらのことから、4K・8Kテレビの需要のピークは、東京オリンピックまでの今後2年間に来ることが期待出来ます。
 
4K・8Kに関連する政策や、補助金支給といったニュースで関連銘柄は大きく刺激される可能性が高い為、動向はチェックしておきましょう。
 

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