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IoTは、既存産業を効率化したり、新たな産業や高度な価値を生み出したりと、今後のビジネスの在り方を根本から変えようとしています。
そのIoT市場はまだ発展途上ですが、今後の成長余力はかなり大きいものと見ています。
今回はIoT関連銘柄の中でも、上昇率トップの銘柄や注目の関連銘柄リストまでピックアップしました。
是非、投資する際の判断基準としてご活用ください。
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1.無限に広がるIoT市場の可能性
IoTとは「Internet of Things」の略で、直訳するとモノのインターネットとなります。
1-1.ビッグデータ・クラウド・AIが支えるIoT
現在、インターネットと言えば主にパソコンやスマートフォンで利用されていますが、これからはあらゆるモノがインターネットに繋がる時代となります。
つまりは冷蔵庫や洗濯機、電子レンジ、テレビなどの身近な家電や車にも、様々な製品がすべてインターネットに接続され、より効率的な機能を発揮することになります。
IoTは以下のビッグデータ、クラウド、AIという3つの要素から成り立っています。
これらを解析することで近未来の予測や異変の察知ができるようになり、利用者に応じたサービスの提供や業務の効率化が可能となります。
インターネットの環境であればどこでも保存データに接続できるのが特徴です。
これら3つの要素を活用してIoTは創出されるのです。
具体的には、
・インターネットを経由してクラウドへビッグデータを送受信する
・クラウドに蓄積されたビッグデータをAIで分析する
・分析されたデータをもとにモノが稼働する
まるで映画のような近未来だった世界が今、現実になろうとしているのです。
1-2.IoTの代表的な存在となる自動運転技術の未来
IoTと言えば、従来の腕時計にインターネットを接続しているApple Watch、会話ができる人型ロボットペッパーなどを思い浮かべるでしょうか。
実用化されているIoT製品は増えてきているものの、市場はまだ発展途上。
そんな中期待されているのが、IoTを活用した次世代技術「自動運転」です。
インターネット上の地図情報や交通情報のデータを解析し、その情報を元に自動車が自動で運転するというもの。
まだ研究段階のため完全なる自動運転とまではいきませんが、既に条件付きの自動運転までは実用化にこぎつけ、ドライバーの安全運転をサポートしています。
世界中の自動車メーカーがIoTの技術開発に注力するなか、2017年7月ついにドイツのアウディが世界初となる自動運転レベル3に対応した市販車を販売すると発表しました。
革命と言われるほどの技術進歩に今後の大きな可能性と期待が寄せられ、自動運転がIoT飛躍のカギを握る分野のひとつとなることは間違いないでしょう。
★注目ポイント1 |
IoTはビッグデータやクラウド、AIを活用し、あらゆるモノをインターネットに繋げて作業の効率化を図ることができる。 |
2.市場規模は年々拡大傾向にあるIoT関連銘柄の推移
世界で拡大傾向にあるIoT市場は、2013年時点で約1兆3,000億ドル規模だったものの、2020年には3倍近い成長が見込まれ、その期待に応じて関連銘柄も動きを見せております。
2-1.【9005】東京急行電鉄がIoTサービスを開始
東京急行電鉄株式会社は2017年10月5日にイッツ・コミュニケーションズ株式会社、Connected Design株式会社と共同で住宅向けのIoTサービスを開始。
インテリジェントホームとGoogleHomeを連携させ、音声認識端末に対応させる他、東急沿線以外の人でも利用できるよう販路の拡充を行うと発表しました。
この発表後は人気化し連日株価はうなぎ登りで、IoTサービス「インテリジェントホーム」の注目具合が伺えます。
具体的にはエアコンや照明のコントロール、施錠、家の中の様子や子供、ペットの所在を確認できるサービスなどを提供しています。
2-2.【6758】ソニーがAI技術を活かしたaiboを発表
ソニー株式会社は2017年11月1日に犬型ロボット「aibo」を販売すると発表をしました。
1999年から販売していますが(2006年に製造中止)、当時にはないAIやクラウド、IoT技術を活かし、常時aiboにインターネットを繋ぐことで持続的な成長が可能に。
この日の株価は前日比+11.44%となり、IoT関連銘柄の中でも注目度の高かった動きとなりました。
新型aiboは、オーナーからの呼びかけに対応するのはもちろん自ら話かけるなど、ソニーの技術に大きな可能性が見えました。
★注目ポイント2 |
現在も続々とリリースされているIoT技術は刺激材料が多く投資チャンスが高まる。 |
3.主要IoT関連銘柄チェックリスト
IoT関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。
銘柄 | 株価 | 主なサービス |
【3655】ブレインパッド | 1,350円 | IoTビジネスを推進する「IoTビジネス共創ラボ」のメンバー |
【3669】モバイルクリエイト(★低位株 | 375円 | タクシーやトラック向けのIP無線システムを提供 |
【3680】ホットリンク | 790円 | ビッグデータの取得や分析でIoT事業周辺に強み |
【3690】ロックオン | 1,526円 | タブレットのPOSレジシステムなど幅広IoT事業を展開 |
【3727】アプリックス(★低位株) | 474円 | 家電メーカー向けのトータルIoTソリューションを手掛ける |
【3778】さくらインターネット | 842円 | IoT関連事業への投資や保守サービス、運用など周辺も強化 |
【3905】データセクション | 709円 | SNS上のデータ収集や分析でビッグデータに強い |
【3914】JIG-SAW | 5,230円 | 企業のIoT化における企画・開発 |
【6501】日立製作所 | 896.6円 | 都市開発、ヘルスケア、物流などでIoTサービスを展開 |
【6503】三菱電機 | 1,988円 | IoTを活用したセキュリティーサービス |
【6836】ぷらっとホーム | 5,450円 | 企業などにIoT導入サポートを手掛ける |
【8031】三井物産 | 1,922.5円 | AI、クラウドなどIoT関連企業との連携・出資 |
【9005】東京急行電鉄 | 1,837円 | 住宅向けのIoTサービス |
【9739】NSW | 2,690円 | IoT専用クラウドプラットフォームサービス「Toami」を手掛ける |
【9984】ソフトバンクグループ | 9,241円 | スマホやインターネット、AI事業が主力 |
※株価は2018年1月5日終値で算出
★注目ポイント3 |
IoT関連銘柄は幅広く、ユニークな事業を行っている企業は今後大化けの可能性も? |
4.IoT関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!
過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったIoT関連の上位3銘柄を発表致します。
※2017年4月11日~2018年4月11日の1年で算出
4-1.第1位【8023】大興電子通信
上昇率 | 10.1倍(安値:181円 → 高値:1,843円) |
市場 | 東証二部 |
RSI | 26.17(売られ過ぎ) |
4-2.第2位【5817】JMACS
上昇率 | 5.5倍(安値:297円 → 高値:1,657円) |
市場 | 東証二部 |
RSI | 51.79(売り買い均衡) |
4-3.第3位【6731】ピクセラ
上昇率 | 4.9倍(安値:91円 → 高値:452円) |
市場 | 東証二部 |
RSI | 42.85(やや売られている) |
※RSIは2018年4月11日終値より算出
★注目ポイント4 |
やや売られ過ぎの状態が目立つ銘柄もあるIoT関連銘柄は、今後の将来性を考慮すると現在は押し目買いのタイミングとしても考えられ、材料1つで物色が強まる可能性もある。 |
5.まとめ
既に実用化されているモノも多く存在しますが、本格的なIoT化の動きはこれからです。
5年後、10年後にはインターネット環境も大きく変化していることが予想され、今のうちIoT関連銘柄に安く仕込むことができれば大きなリターンが狙える可能性もあります。
出遅れ銘柄も見られ、まだ参入の余地は十分にあると考えられますので、IoT関連銘柄を投資対象にするのもひとつの方法となりそうです。
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