「自動運転」×「低位株」=5銘柄!500円以下の低位株をピックアップ!

自動運転はAIやセンサーといった他の注目テーマ株とも関わりが深く、マーケットで最注目のテーマ株になっています。

日本政府も自動運転の普及を積極推進しており、2020年までに自動運転レベル3を実現し、2025年までに高速道路での自動運転レベル4の実現を目指しています。

自動運転関連銘柄の中から500円以下の低位株に注目していきましょう!

 

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1.自動運転と低位株

自動運転関連銘柄の低位株に注目していきましょう。

1-1.自動運転について

今回は、代表的な未来技術である自動運転に関する銘柄を500円以下の低位株に絞って見ていきます。

自動運転とは
人間が運転操作を行わなくても自律的に運転することです。自動運転技術が搭載された自動車は「自動運転車」と呼ばれます。

自動運転は、その仕組みによってレベル0からレベル5までの6段階で定義されています。

レベル0は全てをドライバーが運転する従来の車で、レベル5は全ての運転操作を自動で行う完全自動運転車となります。

現在、日本で主流になっているのはレベル2の自動運転です。レベル2は、自動ステアリング操作や加速度の調整など複数の運転操作を連携して行う運転支援システムが搭載されている状態です。

2018年現在の日本では、レベル2の自動運転車までが公道で走行可能となっており、トヨタのプリウスや日産のセレナなど、多くの最新車種に自動運転レベル2相当の運転支援システムが搭載されています。

日本では2020年に向けて自動運転レベル3を走行可能にする法整備を進めており、自動車メーカー各社もレベル3の自動運転車の開発を進めています。

レベル3は、悪天候や道路状況が悪いなどの緊急時以外は、ほぼ全ての運転操作を自動で行う状態です。レベル3はアウディのA8など一部の高級車で実現していますが、日本を含め多くの国で法整備が追い付いていません。

【自動運転関連銘柄】交通と投資の未来を大きく変える注目テーマ!

2018年2月9日

1-2.「自動運転」×「低位株」

内閣府が発表した「官民ITS構想・ロードマップ2018」では、2020年までに高速道路でのレベル3を実現し、2025年を目途に高速道路でのレベル4を実現する構想を示しています。

自動運転が実現していけば、移動や物流を中心に社会構造が大きく転換することは間違いなく、またライドシェアが同時に普及することによってライフスタイルそのものが変わることも考えられます。

政府も積極推進する自動運転関連銘柄はマーケットでも注目のテーマとなっていますが、500円以下の低位株が急騰した例を見ていきましょう。

レンズ技術に強い電子機器メーカーの【6629】テクノホライゾン・ホールディングスは、自動運転システム事業に積極的に取り組んでいることから自動運転関連銘柄として注目されています。同社の株価は、2017年1月初めには222円の低位株でしたが、AIに使われるGPUで世界をリードするNVIDIA社の製品をリリースすると伝わったことから2017年10月から急騰していきました。

2018年2月には1,027円の高値まで急騰し、2018年10月現在は550円前後で推移しています。わずか1年余りで最大4.6倍の暴騰になったことになります。

なお、自動運転に必要な周囲の状況の情報は、センサーによって取得し、AIが処理することによってデータ処理を行います。

このため、自動運転関連銘柄は自動車セクターの銘柄に加えて、センサーやAIに関連した銘柄が多く含まれてきます。

 

★注目ポイント1
自動運転関連銘柄は、政府が積極推進していることも背景に、マーケットでは最注目のテーマ株の一つになっている。今後は自動運転レベル3の実現や法整備がカギとなる。

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2.「自動運転」低位株リスト5銘柄!

自動運転関連銘柄を500円以下の低位株に絞って見ていきましょう。

※株価は、2018年10月9日終値で算出

 

【6773】パイオニア

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市場東証一部
株価114円
主なサービスカーナビ・カーエレクトロニクス事業が中心。自動運転に必要な自動運転用地図やセンサーの開発など、カーナビ技術を生かした自動運転関連事業に力を入れている。


【6632】JVCケンウッド

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市場東証一部
株価300円
主なサービスカーナビやカーオディオを始めとした車載機器が核。強みであるカーナビ映像や音響技術を生かして、自動運転事業に力を入れる。

 

【6634】ネクスグループ

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市場ジャスダック
株価387円
主なサービス機器間通信(M2M)モジュールに強い。様々な車両情報を取得できる3Gデータ通信端末「GX4x0NC」を手掛けており、自動運転でも注目される。

 

【4689】ヤフー

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市場東証一部
株価391円
主なサービスネットサービス大手「Yahoo!Japan」を運営。ソフトバンクと共同で自動運転技術を研究・開発する「SBドライブ」に出資。無料カーナビアプリ「Yahoo!カーナビ」をリリースしていることでも知られる。

 

【4770】図研エルミック

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市場東証二部
株価438円
主なサービスミドルウェア製品の開発に定評がある。車載ネットワークソリューションにも力を入れている。

※株価は2018年10月9日終値で算出

 
★注目ポイント2
自動運転関連銘柄を500円以下の低位株に絞ってみると、既に多くの銘柄が値上がり済みということもあり、わずか5銘柄しかない。

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3.番外編:「自動運転」値嵩株トップ3!

ここからは、番外編として、株価の高い値嵩株トップ3をチェックしていきます。

株価の高い順にてランキング方式で発表!

※株価は、2018年10月9日終値で算出

1位【6981】村田製作所

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市場東証一部
株価16,740円
主なサービスセラミックコンデンサを始め世界シェアトップの電子部品を多数手掛ける日本を代表する材料メーカー。
注目ポイント自動運転の実現に同社製の電子部品は欠かせない。代表的な電子部品としては、自動車向け高周波インダクターが挙げられる。ただ、同社は電子部品のイメージが強いことから、自動運転関連として物色されることはほとんどない。

 

2位【6594】日本電産

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市場東証一部
株価15,270円
主なサービス精密小型モーターに強みを持ち、数多くのモーターで世界トップシェアを占めるモーターメーカー。
注目ポイント自動運転の実現に同社製の電子部品は欠かせない。代表的な電子部品としては、自動車向け高周波インダクターが挙げられる。ただ、同社は電子部品のイメージが強いことから、自動運転関連として物色されることはほとんどない。

 

3位【3906】ALBERT

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市場東証マザーズ
株価12,770円
主なサービスビッグデータを活用したAI事業を手掛ける。
注目ポイントトヨタとも取引実績がある同社は、自動運転関連銘柄の代表格。株価は2018年1月から10月までに10倍以上の上昇になっており、いま最も注目されている銘柄の一つ。

※株価は2018年10月9日終値で算出

★注目ポイント3
自動運転関連銘柄の値嵩株を抽出してみると、日本を代表する材料メーカーである村田製作所と日本電産と並んで、自動運転関連銘柄として注目されるALBERTが入った。

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4.まとめ

自動運転関連銘柄への注目度の高さは、この1年で10倍以上の暴騰となっているALBERTが全てを物語っていると言えます。

日本政府は2020年までに自動運転レベル3を公道で走行可能とする法整備を進めており、自動運転は今後も最注目のテーマ株であり続けるものと見られています。

ただ、自動運転関連銘柄は、既に多くの関連銘柄が買われていることから、低位株はほとんど残っていませんので、現在ある5銘柄の動きはどうなるか気になります

自動運転の法整備やレベル3からレベル4の自動運転車の開発といった自動運転関連のニュースにはアンテナを張っておき、動向はチェックです。

 

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