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ロボット用部品を製造する【6433】ヒーハイスト精工が株価5倍に迫る急騰!
団塊の世代が後期高齢者入りする「2025年問題」を控えるなど超高齢化社会を迎える日本の介護現場で人手不足が深刻化しています。
日本政府は超高齢化社会を乗り越えるための解決策として、介護ロボットの普及を積極推進する姿勢です。
介護ロボットに関するニュースと、関連銘柄の動向に注目していきましょう。
1.超高齢化社会の解決策として注目される介護ロボット
2025年には団塊の世代が後期高齢者入りするなど、今後更なる超高齢社会が到来することから、介護ロボットに大きな注目が集まっています。
1-1.介護ロボットとは
介護ロボットとは
生活面で介護が必要な人の自立を助けたり、介護者側の業務をサポートすることで介護者の負担を軽減するロボットのこと 日本全体で人手不足が叫ばれて久しいですが、重労働である介護の現場ではより一層人手不足が深刻化しています。
今後、2025年に団塊の世代が後期高齢者入りする「2025年問題」を控える中、介護現場での人手不足は更に深刻化すると見られており、その解決策として介護ロボットが注目されています。
介護ロボットを介護の現場に導入するメリットとして、介護者の身体的負担が軽減され、介護業務の効率化に繋がることが挙げられます。
大人の要介護者は体重があるため、抱きかかえて移動させるなどの動作は介護者の身体に大きな負担が掛かります。
介護ロボットを活用することで、このような負担が軽減されると期待されるでしょう。
しかし、介護ロボットの導入には経済的コストが掛かることや設置スペースを要することなどから、多くの介護施設ではまだ普及していないのが現状です。
1-2.介護ロボット普及に取り組む日本政府
日本政府は、超高齢化社会の到来に向けて介護ロボットの開発・普及を積極推進する姿勢を示しています。
2015年には一部の介護ロボットを対象に介護保険が適用され、自己負担1~2割でレンタル出来るようになりました。
また、2018年2月に決定された「高齢社会対策大綱」では、2015年時点では24億円に過ぎないロボット介護機器の市場規模を、2020年までに約500億円規模へ成長させる目標が打ち出されています。
このように、日本政府が介護ロボットの普及を積極推進していることから、多くの企業が介護ロボットの開発に乗り出しています。
超高齢化社会の到来によって介護ロボット市場が急成長していくのは見えているため、今後は更に多くの企業が介護ロボット事業に参入してくることは確実と言えるでしょう。
また、世界に先駆けて高齢社会を迎える日本が介護ロボットの開発をリードすれば、日本より遅れて高齢社会を迎える他国に輸出出来るようになること期待されます。
★注目ポイント1 |
政府は超高齢社会を乗り切るための解決策として介護ロボットの開発・普及を積極推進しており、多くの企業が開発競争を繰り広げている。 |
2.介護ロボット関連銘柄の株価推移
超高齢社会への解決策として注目され、政府も開発・普及を積極推進している介護ロボットですが、関連銘柄は大きな値上がりを見せています。
2-1.見守り支援システム開発のソルクシーズ
金融システム向けのシステムやパッケージソフトの開発を手掛ける【4284】ソルクシーズは介護事業にも力を入れています。
同社は離れて暮らす家族に介護者の生活の様子を伝える、センサーによる見守り支援システム「いまイルモ」を開発。
2017年4月に株価530円を付けていましたが、一時何度かストップ高をつける激しい値動きで約1か月後には2倍超えを達成しました。
その後、2018年1月には高値1,921円まで上昇しており、この1年で約4倍近くも値を上げていることからじわじわと中長期的な買いが入ってきています。
2-2.日本を代表するロボットメーカー安川電機
産業用ロボットなどのメカトロニクス製品の製造を行う【6506】安川電機は、技術大国日本を代表するロボットメーカーです。
同社は、要介護者の歩行サポートを行うロボットを積極的に開発しており、脊髄損傷者用歩行アシスト装置「ReWalk」や、足首アシスト装置「Cocoroe AAD」などを販売。
2016年から遡ると、2018年現在までの2年間で株価5倍以上に成長しており、綺麗な上昇トレンドとなっていることがわかります。
同社は様々なテーマが絡んでいることもありますが、日本を代表するロボットメーカーとして今後も期待できそうです。
★注目ポイント2 |
介護ロボット関連銘柄は、今ホットなテーマ株である人工知能などロボット関連銘柄と被る部分も多いため、買い安心感がある。 |
3.介護ロボット関連銘柄低位株チェックリスト
介護ロボット関連銘柄より厳選の注目株をチェックしていきましょう。
銘柄 | 株価 | 主なサービス |
【1925】大和ハウス工業 | 4,004円 | 介護ロボットの販売代理店 |
【3444】菊池製作所 | 815円 | 介護ロボット「マッスルスーツ」 |
【4088】エア・ウォーター | 2,061円 | 超微粒子シャワー入浴装置「美浴」 |
【4284】ソルクシーズ | 1,095円 | 見守り支援システム「いまイルモ」 |
【4748】構造計画研究所 | 2,495円 | 離床リスク検知センサー「EVER Relief」 |
【5332】TOTO | 5,910円 | 排泄支援器具「ベッドサイド水洗トイレ」 |
【6134】FUJI | 1,990円 | 移乗サポートロボット「Hug」 |
【6506】安川電機 | 4,665円 | 脊髄損傷者用歩行アシスト装置「ReWalk」 |
【6981】村田製作所 | 14,405円 | 電動歩行アシストカー「KeePace」 |
【7266】今仙電機製作所 | 1,199円 | 無動力歩行アシスト「aLQ」 |
【7267】ホンダ | 3,773円 | Honda歩行アシスト |
【7779】サイバーダイン | 1,432円 | 自立動作支援ロボットスーツ「HAL」 |
【7817】パラマウントベッドホールディングス | 5,390円 | 見守りシステム「眠りSCAN」 |
【7840】フランスベッドホールディングス | 962円 | 認知症外出通報システム「おでかけキャッチ」 |
【9735】セコム | 8,018円 | 食事支援ロボット「マイスプーン」 |
※株価は2018年4月13日終値で算出
★注目ポイント3 |
介護ロボット関連銘柄を抽出してみると、大手ロボットメーカーからベッドメーカーまで多岐に渡る。やはり、ロボットに関連した銘柄が多い。 |
4.介護ロボット関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!
過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かった介護ロボット関連の上位3銘柄を発表致します。
※2017年4月17日~2018年4月16日の1年で算出
4-1.第1位【6433】ヒーハイスト精工
上昇率 | 4.6倍(安値:213円 → 高値:989円) |
市場 | ジャスダック |
RSI | 45(売り買い均衡) |
4-2.第2位【6506】安川電機
上昇率 | 3倍(安値:1,983円 → 高値:6,120円) |
市場 | 東証一部 |
RSI | 45.66(売り買い均衡) |
4-3.第3位【6652】IDEC
上昇率 | 3倍(安値:1,115円 → 高値:3,420円) |
市場 | 東証一部 |
RSI | 50.13(売り買い均衡) |
※RSIは2018年4月16日終値より算出
★注目ポイント4 |
上昇率トップの3銘柄が現在売り買い均衡という結果から、近くもう一段高を見せる場面も出てくるかもしれない。 |
5.まとめ
「2025年問題」を始めとする超高齢化社会の到来と、今後より一層深刻化するとみられる人手不足は、日本の人口動態の構造上避けては通れないものです。
しかし、逆説的には介護ロボットを始めとする様々なテクロノジーが、日本の社会に普及していく絶好のチャンスになるとも言えます。
介護ロボットを手掛けている多くの企業にとっては、超高齢社会の到来は大きなビジネスチャンスになることが期待されます。
政府の更なる積極推進など介護ロボットに関するニュースにはアンテナを張り、関連銘柄の動向はチェックしておきましょう。
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