ドライブレコーダー搭載義務化に向け関連銘柄は2018年も加速!

360度の映像が記録できるドライブレコーダー製造の【7297】カーメイト株価3.5倍の急騰を見せました!
 
それに続き【6911】新日本無線【6914】オプテックスグループなどのドライブレコーダー関連銘柄も2倍超えを達成しています。
 
今回は、事故の原因追及や再発防止に役立つドライブレコーダーにスポットをあて、主な関連銘柄や株価動向をチェックしていきましょう。

1.ドライブレコーダーの需要が急増中!

自動車に相次ぐ交通トラブルから身を守ろうと、ドライブレコーダーへの関心が高まっています。

1-1.ドライブレコーダーとは

ドライブレコーダーとは
映像や音声を記録する自動車用車載機器のこと。(通称:ドラレコ)
近年では位置情報や速度、ウインカー・ブレーキ操作まで記録できる高機能なドライブレコーダーも人気で、事故の原因追究や抑止効果が期待されています。
 
ドライブレコーダーの認知度が上がり、需要が急増するきっかけとなったのは、2016年1月に起きた長野のスキーバス事故
 
また、その後も東名高速道路にて反対車線から車が観光バスに飛び込んでくる事故や、あおり運転の末に夫婦を死亡させてしまった事件などが後を絶ちません。
 
国土交通省は2017年12月、相次ぐ交通トラブルを受けて貸し切りバスへのドライブレコーダー搭載を義務付けました
 
2019年までには全ての貸し切りバス登録車に搭載が義務付けられることから、ドライブレコーダー特需が生まれています。
 
2018年3月には、自動運転の実現に向けてドライブレコーダー搭載の義務化を検討するなど、バスだけでなく一般の自動車にも普及する見込みです。
 

1-2.ドライブレコーダーのメリット・デメリット

消費者にとってドライブレコーダー最大のメリットは、万が一事故を起こした際に自身を守ることができる点です。
 
第三者の目撃情報が無ければ双方に食い違いが生じてしまうこともありますが、ドライブレコーダーの映像が残っていれば原因追及がスムーズに行われます。
 
これは、反対に自分が不利となってしまうケースも考えられます。
 
映像が残るということは居眠りやよそ見運転なども特定されるため、唯一のデメリットにもなり得ますが、言い換えると安全運転の意識向上に繋がると期待できるのです。
 
そのほか当たり屋対策や盗難防止など様々な抑止効果が期待できるため、ドライブレコーダーを搭載するメリットは非常に大きいと言えます。
 
2018年も購入の動きは広まっており、ドライブレコーダー協議会が発表した2017年10~12月の出荷実績は約85万台で、前年同期比2.2倍増とのことです。

 

★注目ポイント1
 2018年3月にはバスだけでなく一般の自動車にもドライブレコーダー搭載の義務化を検討するなど、法整備の動向にも注目が集まっている。

2.ドライブレコーダー関連銘柄の株価推移

近年ドライブレコーダーの需要は急増しており、法整備が注目される2018年以降も引き続きドライブレコーダー市場の盛り上がりが期待できます

2-1.東京モーターショー2017に出展を発表

2017年10月19日後場に入り、ドライブレコーダー関連銘柄の【7297】カーメイトが突如150円高のストップ高をつけました。
 
東京モーターショー2017に「ダクション360」という360度の映像が記録できるドライブレコーダー出展を発表したことで刺激されたようです。
 
 発表前日に716円だった株価は大きく刺激され、その後も5連続ストップ高をつけたことで高値2,016円を記録。約3倍という急騰を演出しています。
 
あおり運転問題を契機にドライブレコーダーは注目を集めており、年末商戦も重なり市場の関心は高まりを見せました。

 

2-2.ドライブレコーダー搭載の義務化を検討

2018年3月28日、NHKより「政府はドライブレコーダー搭載の義務化を検討する法整備案を取りまとめた」と報じられました。
 
2017年の東名高速で相次いだ事故を受けて、ドライブレコーダーの必要性が改めて重視されたのです。
 
これを受けて【2666】オートウェーブは翌29日に一時ストップ高をつけており、4月現在も激しい値動きを見せています。
 
同社は千葉地盤のカー用品店でありますが、ドライブレコーダー取り付けに関するキャンペーンを実施していることから物色の対象となったようです。

 

★注目ポイント2
 自動車に関する事件や事故、法整備の進展などがドライブレコーダー関連銘柄の短期的な刺激になっていることが伺える。

3.ドライブレコーダー関連銘柄チェックリスト

ドライブレコーダー関連銘柄より厳選の注目株をチェックしていきましょう。

銘柄株価主なサービス
【2666】オートウェーブ(★低位株)193円千葉地盤のカー用品店
【3190】ホットマン677円宮城地盤のカー用品店
【3352】バッファロー1,128円埼玉地盤のカー用品店
【3652】ディジタルメディアプロフェッショナル6,110円ドライブレコーダーの自動解析サービスを提供
【6629】テクノホライゾン・ホールディングス797円ドライブレコーダーを製造
【6632】JVCケンウッド(★低位株)353円ドライブレコーダーを製造
【6703】OKI1,408円ドライブレコーダーの組込み制御システムを開発
【6707】サンケン電気809円ドライブレコーダーに使われるLSIを製造
【6769】ザインエレクトロニクス1,114円ドライブレコーダーに使われるLSIを製造
【6775】TBグループ(★低位株)74円ドライブレコーダーのデジタル式運行記録計を製造
【6796】クラリオン(★低位株)330円業務用ドライブレコーダーを製造
【6840】AKIBAホールディングス(★低位株)268円ドライブレコーダーを製造
【6856】堀場製作所8,180円ドライブレコーダーを製造
【6916】アイ・オー・データ機器1,120円ドライブレコーダーを製造
【7297】カーメイト1,193円360度記録できるドライブレコーダーを製造

※株価は2018年4月2日終値で算出

★注目ポイント3
 時価総額の小さい低位株が多いため、短期の利ザヤを狙った個人投資家の物色が向かう可能性があるので今後も注目。

4.ドライブレコーダー関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったドライブレコーダー関連の上位3銘柄を発表致します。
 
※2017年4月3日~2018年4月2日の1年で算出

4-1.第1位【7297】カーメイト

チャート画像
上昇率 3.5倍(安値:571円 → 高値:2,016円)
市場 ジャスダック
RSI 43.82(やや売られている)

4-2.第2位【6911】新日本無線

チャート画像
上昇率 2.7倍(安値:408円 → 高値:1,103円)
市場 東証一部
RSI 35.31(やや売られている)

4-3.第3位【6914】オプテックスグループ

チャート画像
上昇率 2.6倍(安値:1,390円 → 高値:3,640円)
市場 東証一部
RSI 54.43(売り買い均衡)

※RSIは2018年4月2日終値より算出

★注目ポイント4
 この1年間で高い上昇率を見せたドライブレコーダー関連銘柄は、現在やや売られ気味という状況のため、押し目買いの動きが出る可能性は高い。

5.まとめ

今後ドライブレコーダーは、貸し切りバスだけでなく一般の自動車にも普及していく見通しで、非常に成長性の高いテーマと言えます。
 
とくに低位株への物色が目立っているようなので、短期的な材料が出た際には動向をチェックすべきでしょう。
 
ドライブレコーダーが秘める今後の大きな可能性に期待です。

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