顔認証関連銘柄トップは2.7倍上昇!世界で需給拡大する顔認証に注目

わずか4営業日で株価約2.7倍の上昇を見せた低位株の【4814】ネクストウェアを筆頭に、顔認証関連銘柄の値動きが激しさを増しています!

これまでの認証技術に比べ、利便性やセキュリティ性が非常に高まってきた顔認証は今後急速に普及拡大していくでしょう。

顔認証技術の仕組みや関連銘柄の株価推移、今後注目の企業など、新たなセキュリティ技術へシフトする世界的な動きに注目です。

1.幅広い分野で活躍が期待される顔認証技術に注目

新たなセキュリティ技術として顔認証が大きな注目を浴びています。

1-1.顔認証の仕組みとメリット・デメリット

顔認証とは顔の特徴をカメラで把握し、保存してある画像データから本人に近い画像を抽出する認証のこと。

顔認証には以下のメリットがあります。

簡単に認証できる
カメラの正面に顔をかざすだけで本人認証ができるため、IDカードを携帯することやパスワードを覚える必要性がなくなります。
偽造が困難
顔認証は指紋認証などと異なり3Dによる認証のため、偽造が困難と言われています。
大多数を一度に認識
従来の認証方法では原則として個々で認証する必要がありましたが、顔認証の場合は同時に複数の本人認証が可能。

しかしながら、現在の顔認証技術では以下のデメリットもあります。

マスクやメガネをしながらでは認証できない
顔の一部が隠れていると認証が難しい。
正面からでなければ認証できない
顔認証はカメラの角度が違うと認証が難しい。

今後これらのデメリットを改善させることが関連企業にとって最優先の課題となり、技術の進歩によっては注目企業になり得ると予想されます。

体がパスワードの生体認証!2018年も関連銘柄は続々と注目の的に!

2018.01.22

1-2.既にiPhoneでは実用化!東京オリンピックにも期待

顔認証技術を採用している代表的な製品がiPhoneXでしょう。

FaceIDという顔認証機能をスマホでいち早く導入しており、顔を正面にかざすことでロックを解除する機能を備えています。

その他でもNECの技術を中心とした顔認証システムが多くの国や地域で利用され始めており、コンサートの入退場空港の入出国審査などで導入が進んでいます。

顔認証技術の次の展開としては、単純に個人を認識するだけではなく、表情から読み取れる人間の行動予測などマーケティングの分野でも活躍すると期待され、研究開発が進んでいます。

また、政府は2020年の東京オリンピックで選手やマスコミ、職員など関係者を対象に大規模な顔認証システムによる本人認証の導入を検討

高い技術力を持つ企業にはビッグチャンスの到来が予想されるため、顔認証関連銘柄の値動きの特徴や買われやすい銘柄などを次に解説していきます。

 

★注目ポイント1
 実用化が進みつつある顔認証システムは今後、セキュリティのみならずマーケティングなどの分野でも期待されている。

 2.競争の激化が予想される顔認証関連銘柄の推移

顔認証技術が広く認識されたことで、関連銘柄への関心が高まり早くも物色が向かう動きが目立ってきました。

2-1.認証技術で世界トップクラスの【6701】NEC

海外でも圧倒的な技術力を誇るNECは、顔認証システム「Neo Faceシリーズ」を国内外に展開する関連銘柄の大本命。

過去4度参加している精度評価コンテスト(米国国立標準技術研究所主催)全てで認証精度ナンバーワンに輝くほどの実力です。

2017年6月27日に世界で3番目に高い韓国のロッテワールドタワー展望台に、顔認証システムを提供。

その他にもイギリス警察やトルコの夏季デフリンピック競技大会向けなど、海外でも積極的にNECの技術が導入され、業績に伴い株価は堅調な推移を見せてきました。

現在NECはセーフティ事業を成長戦略として位置づけており、今後も顔認証技術の開発に注力していくでしょう。

 

2-2.世界最小!顔認証システムの【6627】テラプローブ

世界最小の顔認証システム“TeraFacesモジュール”を開発し、顔認証関連銘柄として一躍注目を浴びたテラプローブ。

2017年5月11日には低価格化を実現すると発表したことで、短期的に物色が向かう格好となりました。

時価総額100億円台と比較的小型株であることから、個人投資家に物色されやすく今後も注目の銘柄となります。

また、日本で販売されているコミュニケーションロボ「ロビ」に採用されていることから、顔認証以外でも大きな期待が持てます。

 

★注目ポイント2
 顔認証技術で日本市場をけん引するNECだけでなく、出遅れ低位株や新興市場の小型株もボラティリティが大きく期待。

3.主要顔認証関連銘柄チェックリスト

今後顔認証システムの導入や新技術の開発など、株価急騰の引き金となるニュースが多く期待できる市場のため関連銘柄はチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
【3653】モルフォ4,755円スマホ向け画像処理ソフト、顔認証ソフトウェア開発
【3905】データセクション737円人の表情から感情を分析するサービスを提供
【4814】ネクストウェア(★低位株)407円NECの顔認証システムを採用、ハンズフリー実証実験を開始
【6430】ダイコク電機1,822円パチンコ関連事業向けに顔認証システムを手掛ける
【6457】グローリー4,280円ソフトバンクの「ペッパー」に顔認証技術を提供
【6627】テラプローブ1,317円顔認証ソフトウェアの開発
【6645】オムロン7,230円顔認証のアプリケーションを提供
【6675】サクサホールディングス2,186円羽田、成田空港で顔認証の実証実験に参加
【6701】NEC3,120円顔認証技術で世界一の「NeoFaceシリーズ」を展開
【7751】キヤノン4,281円世界トップクラスのカメラ、センサー技術を顔認証に活用
【8316】三井住友フィナンシャルグループ5,192円NECと協業し「ハンズフリー決済」の開発を進める
【9735】セコム8,470円防犯カメラを解析する「ウォークスルー顔認証システム」販売
【9758】ジャパンシステム(★低位株)457円日本人出帰国審査における顔認証の実証実験に参加

※株価は2018年1月12日終値で算出

★注目ポイント3
 顔認証技術が広く採用されるであろう2020年の東京オリンピックに向け、時価総額が小規模な関連銘柄は急騰する可能性大。

 4.顔認証関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出した顔認証関連銘柄より、最も上昇率の高い上位3銘柄を発表致します。
※2017年1月12日~2018年1月12日の1年で算出

4-1.第1位【4814】ネクストウェア(★低位株)

チャート画像
上昇率 2.7倍(安値:202円 → 高値:550円)
市場 ジャスダック
RSI 83.89(かなり買われ過ぎ)

4-2.第2位【9758】ジャパンシステム(★低位株)

チャート画像
上昇率 1.8倍(安値:387円 → 高値:734円)
市場 ジャスダック
RSI 74(買われ過ぎ)

4-3.第3位【6645】オムロン

チャート画像
上昇率 1.6倍(安値:4,385円 → 高値:7,310円)
市場 東証一部
RSI 79.79(買われ過ぎ)

※RSIは2018年1月12日終値より算出

★注目ポイント4
 上位2銘柄は現在500円を下回る低位株であるため、今後も好材料が出るたび真っ先に物色が向かうと期待される。

5.まとめ

顔認証システムはiPhoneXに代表されるように、あらゆるシーンで実用化されていくであろう発展途上のテーマ

技術精度にはまだまだ伸びしろがあり、今後の技術開発の進展により大きく値を伸ばす企業が続々と出てくる可能性は高いでしょう。

国内では、2020年の東京オリンピック会場に大規模な顔認証システムを導入するという動きが関連銘柄に刺激を与えると予想されます。

今後セキュリティのみならず、マーケティングやロボットなど様々な分野で活躍が期待できる顔認証関連銘柄を投資先のひとつに検討してみるのもありでしょう。

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