原油安メリット関連銘柄は世界株安でバーゲンセール状態!?

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2020年3月、サウジアラビアとロシアの協調減産が決裂したことで、原油先物価格は1日で-27%もの大暴落となりました。

新型コロナウィルスによる世界株安に加えての急激な原油安によって、世界中のマーケットは大混乱となっています。

ただ、原油安がこのまま続くことになれば、原油安の恩恵を受ける原油安メリット関連銘柄が徐々に買われていくことが期待されます。

原油安メリット関連銘柄に注目していきましょう!

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1.原油安メリット関連銘柄とは?

 

サウジアラビアが原油増産を発表したことで原油先物価格が急落しています。

1-1.サウジアラビアの増産発表で原油価格が急落している

2020年3月6日、サウジアラビアを始めとするOPEC(石油輸出国機構)とロシアなどの主要産油国との間での原油減産交渉が決裂しました。

原油国の協調減産が決裂に終わったことで、産油国各国では4月から増産が始まるであろうことから原油価格は急落。

代表的な原油先物価格であるWTI原油先物価格は、3月6日終値に付けていた41.51ドルから、3月7日終値には30.17ドルまで、わずか1日で-27%超の暴落となりました。

原油安は、原油依存度が高い日本経済にとっては多くのメリットがあると考えられます。

しかし日本には石油メジャーがないため実感がありませんが、世界の株式市場にとって原油安はデメリットとして受け止められます。

世界で最も時価総額が高いサウジアラビアの国営企業サウジアラムコを始め、アメリカのエクソン・モービル、オランダのロイヤル・ダッチ・シェル、イギリスのBPといった石油メジャーの業績に大きな打撃となるためです。

原油安になると欧米株に売り圧力が掛かるため、つられて日本株も売られる傾向が出てきてしまいます。

ただでさえ新型コロナウィルスによる世界経済減速懸念に見舞われていたことに加えて、減産交渉の決裂による急激な原油安が加わったことで、世界の株式市場は全面安の大暴落となっています。

1-2.原油安メリット関連銘柄とは?

今回注目する原油安メリット関連銘柄とは、原油依存度が高く、原油価格が下落することによって業績の拡大が見込まれる企業群です。

最も一般的な原油安メリット関連銘柄としては、ガソリン価格の下落の恩恵を受ける自動車メーカーや自動車関連企業が挙げられます。

また燃料安に繋がることから、航空会社や陸運会社にもメリットがあります。

原発が停止している影響で、火力発電への依存度が高まっている現状では、電力会社の業績にもプラスです。

とはいえ、今回の原油安は、新型コロナウィルスによる世界経済減速懸念と同時に起こったことから、一概にこれらの銘柄が買われるということではありません。

例えば航空会社は、インバウンド激減によるデメリットの方が原油安メリットを大きく上回っているため大きく売られています。

コロナウィルス禍の原油安で漁夫の利を得ると期待されるのが、ネット通販拡大の恩恵も受ける陸運会社です。

コロナウィルスによる自粛によって、ネットを活用して自宅内で消費を済ませる巣ごもり消費が拡大しているためです。

ネット通販需要が拡大しつつ、原油安によってコストが低下することから、今回の原油安では陸運会社に注目しておきましょう。

★注目ポイント1
・サウジアラビアとロシアの減産交渉決裂によって原油価格が急落した。
・原油安は日本経済にとってはプラスだが、欧米株には売り圧力に働くため、日本株にも影響がある。
・新型コロナウィルス禍の原油安メリット関連銘柄としては、巣ごもり消費の恩恵を受ける陸運会社に注目。

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2.原油安メリット関連銘柄はデメリット部分が多く中々上がらない

 

サウジアラビアとロシアの協調減産決裂を受けて原油価格が急落した2020年3月7日以降、原油安メリット関連銘柄がどのような値動きをしたかを見ていきましょう。

2-1.宅配便大手!【9143】SGホールディングス

佐川急便グループの持ち株会社である【9143】SGホールディングスは、原油安メリット関連銘柄を代表する銘柄です。

同社の株価は、2020年3月6日には2,208円で引けていました。協調減産決裂によって原油安となったものの、同時にさらなる世界株安となったことで売られており、3月16日時点では2,038円まで下げています。

なお、宅配便大手の【9064】ヤマトホールディングスや物流最大手の【9062】日本通運も同様に下げています。

陸運会社は、新型コロナウィルスによるネット通販需要の拡大で業績拡大が期待されますが、マーケットでは世界株安による全体相場の下げ勢いに押されている形です。

2-2.世界的タイヤメーカー!【5108】ブリヂストン

陸運会社以外の原油安メリット関連銘柄の動向を見ていきましょう。

世界的タイヤメーカーである【5108】ブリヂストンは、原油安によるガソリン価格の下落で恩恵を受ける企業の一つです。

同社の株価は、原油価格急落前の2020年3月6日には3,461円で引けていました。その後は、原油安よりも新型コロナウィルスによる景気減速が嫌気され、3月16日には2,980.5円まで下げています。

この他、電力大手の【9501】東京電力ホールディングスや【9503】関西電力、航空会社大手の【9201】日本航空や【9202】ANAなど、原油安メリット関連銘柄はいずれも大きく売られています。

いずれの原油安メリット関連銘柄も、原油安のメリットよりも新型コロナウィルスによる長期的な景気減速のデメリットの方が上回って売られている状況です。

ただ、新型コロナウィルスが収まってからも原油安が続いていれば、原油安メリット関連銘柄は真っ先に買われる可能性があると考えられます。

 

★注目ポイント2
・サウジアラビアとロシアの交渉決裂による原油安メリットよりも、新型コロナウィルスによる景気減速デメリットの方が嫌気されており、原油安メリット関連銘柄は売られている。
・新型コロナウィルスが収まってからも原油安が続いていれば、原油安メリット関連銘柄は真っ先に買われる可能性がある。

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3.原油安メリット関連銘柄リスト

注目の巣ごもり関連銘柄についてご紹介します

銘柄主なサービス
【5108】ブリヂストン世界的タイヤメーカー
【9062】日本通運総合物流最大手
【9064】ヤマトホールディングス宅配便最大手
【9101】日本郵船総合海運最大手
【9104】商船三井海運業大手
【9143】SGホールディングス陸運大手の佐川急便グループの持ち株会社
【9201】日本航空(JAL)大手航空会社
【9202】ANAホールディングス航空会社最大手
【9501】東京電力ホールディングス東日本最大の電力会社
【9503】関西電力西日本最大の電力会社

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4.オススメの原油安メリット関連銘柄3選!

 

新型コロナウィルス収束後に期待される原油安メリット関連銘柄を抑えておきましょう。

【9064】ヤマトホールディングス

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市場東証一部
企業概要宅配便サービス「宅急便」を展開する大手陸運会社。

ヤマトホールディングスは、宅配サービス「宅急便」を展開するヤマト運輸などを傘下とする持ち株会社です。世界株安の影響で株価は下落しており、配当利回りは3%以上にまで高まっています。

ネット通販市場は右肩上がりで成長しており、この流れはコロナウィルスが収束しても変わりません。原油安が続いた状態でコロナウィルスが収束すれば、真っ先に買われることが期待される銘柄です。

【5108】ブリヂストン

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市場東証一部
企業概要タイヤシェア・売上高ともに世界トップを誇る世界的タイヤメーカー

ブリヂストンは、原油安によるガソリン価格下落のメリットを最も受ける銘柄の一つです。

世界株安によって配当利回りは5%を超えています。原油安メリット関連銘柄であることを差し引いても、長期保有におすすめの銘柄です。

【9201】日本航空

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市場東証一部
企業概要国際線・国内線2位の大手航空会社

日本航空は、新型コロナウィルスの影響によるインバウンド激減懸念から大きく値を下げています。

ただ、原油安が続いた状態でインバウンドが元に戻れば、真っ先に買われることが期待されます。配当利回りは5%を超えており、長期保有におすすめです。

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5.まとめ

サウジアラビアとロシアの交渉決裂によって急激な原油安となっていますが、新型コロナウィルスによる景気減速懸念の方が上回っているため、原油安メリット関連銘柄はいずれの銘柄も大きく売られています。

ただ、新型コロナウィルスが収束に向かっても原油安は続くものと見られるため、株価が反発することになれば、原油安メリット関連銘柄は真っ先に買われる可能性は大きいものと見られます。

原油安メリット関連銘柄を個別に見ると、ブリヂストンやJALの配当金利回りは5%を超える水準にまで上がっており、これらの銘柄は原油安メリットということを差し引いても長期投資におすすめの銘柄です。

原油先物価格の動向には目を配っておき、原油安メリット関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。

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