IPO期待のEVベンチャー「GLM」!和製テスラと呼ばれる企業の新規上場は?

京都大学発のEVベンチャーであるGLMのIPO(新規上場)に大きな注目が集まっています。

アメリカのテスラ・モーターズの株価がこの8年で15倍以上に高騰しているように、EVは世界中の投資家から最も期待されているテーマ株でもあります。

そのため、GLMのIPOは、初値価格が公募価格の11倍となり多くの億り人を生みだした人工知能ベンチャーのHEROZの再来となることも期待されます

「和製テスラ」との期待も寄せられるGLMのIPOと、関連銘柄に注目していきましょう!

 

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1.GLM関連銘柄に期待

今回は、「和製テスラ」としても注目されるEVベンチャーのGLMに注目していきます。

1-1.GLMとは?

GLMとは
2006年に京都大学VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)で発足した「京都電気自動車プロジェクト」から設立されたEVのベンチャー企業です
企業名GLM株式会社
設立2010年4月
資本金32億2914万円
代表者小間裕康
本社京都府京都市左京区吉田本町京都大学VBL
 

2010年4月に事業化し「グリーンロードモータース株式会社」として設立され、2014年4月に現在の社名である「GLM株式会社」に社名を変更しました。

GLMは、自社ブランドによる完成車事業と、完成車事業により蓄積したノウハウをパッケージ化して提供するプラットフォーム事業を展開しています。

特に、完成車事業では、スポーツカー型EVの「トミーカイラZZ(ジージー)」の製造・販売を行っていることで注目されます。

「トミーカイラZZ」は2015年10月から本格的な量産を開始しており、99台限定の、価格は800万円で販売されています。

「トミーカイラZZ」は海外の高級スポーツカーと同じくハンドメイドによる生産を行っており、従来の自動車メーカーのような垂直統合モデルではなく水平分業モデルで事業を展開している点にも注目です。

この水平分業モデルは「GLMエコシステム」と呼ばれており、東洋ゴムやGSユアサ、ドイツのボッシュといった200社以上の有力企業と業務提携を結んでいます。

「和製テスラ」として注目されるGLMですが、IPOするのはいつなのかと投資家の間からも期待が高まっています。

1-2.GLMのIPOはいつ?関連銘柄は?

注目のGLMのIPOについてですが、2018年8月現在では、GLMがIPOする情報はないようです。

GLMと同じEVベンチャーとしては、イーロン・マスク率いるテスラ・モーターズが注目されます。

テスラ・モーターズは「テスラ・モデル3」生産の大幅な遅れが見られ、創業以来一度も黒字化を達成していないなど、実態を伴った業績を挙げられていません。

しかし、テスラへの投資家への期待は高く、株価はこの8年で15倍以上に高騰しています。これは投資家のEVに対する期待の高さを物語っていると言えます。

そのため、GLMがIPOしたら、今年4月に新規上場して多くの億りを生みだした人工知能ベンチャー【4382】HEROZのようなインパクトのあるIPO案件になる可能性が高いと考えられます。

GLMのIPOに関する情報にはアンテナを張っておきましょう。

また、今回注目するGLM関連銘柄としては、GLMと業務提携している企業が挙げられます。

特に、「GLMエコシステム」を支える、自動車用部品やEV用電池といった自動車関連製品を手掛けている企業との提携が大きな注目を集めそうです。

何かと話題の米Tesla(テスラ)!日本の関連銘柄動向も気になるところ!

2018年6月15日

 

★注目ポイント1
GLMとは、京都大学発のEVベンチャー。スポーツカー型EV車の「トミーカイラZZ」の開発を手掛けている。EVは世界中の投資家から注目されるテーマであり、IPOが期待される。

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2.GLM関連銘柄の推移

GLM関連銘柄の動向を見ていきましょう。

2-1.樹脂製フロントウインドーでGLMと業務提携している帝人

大手繊維メーカーの【3401】帝人は、樹脂製フロントウインドーでGLMと業務提携していることで知られています。同社の株価は、2017年8月初めには2,217円を付けており、2018年1月には2,603円まで上昇しました。しかし、その後は値を下げており、2018年8月現在は2,220円前後と、1年前と同水準で推移しています。

GLMが業務提携を結んでいる企業としては、アクティブサスペンションを提供する【5105】東洋ゴム工業、リチウムイオンバッテリーを提供する【6674】GSユアサ、DC/DCインバーターを提供する【6996】ニチコンなどが挙げられます。

ただ、これらの主要提携企業はいずれも大企業であり、GLMと業務提携を結んでいるからといって、業績や株価に寄与するほどの影響はほとんどないと見られます。

GLMへの関心は関連銘柄ではなくIPOの一点に尽きるというのが、多くの投資家の本音であると思われます。

 

2-2.GLMと共同で次世代EVコンセプトカー「AKXY」を開発した旭化成

総合化学メーカーの【3407】旭化成も、GLMと共同で事業を手掛けています。

同社が2017年5月に発表した次世代EVコンセプトカー「AKXY」は、GLMが車両デザイン、車台、パワートレインの設計を担当したことで知られています。

GLMと旭化成が共同で開発したコンセプトカーを披露することが発表されたのは、2017年4月13日のことでした。

このニュースを受けて、旭化成の株価がどのように推移していったのかを見ていきましょう。2017年4月初めには、旭化成の株価は1,088.5円を付けていました。その後、株価は上昇の一途を辿っており、2018年8月には1,609円の高値まで上昇しています。

しかし、コンセプトカーの発表が大手総合化学メーカーである旭化成の業績に寄与するかどうかを考えると、このニュース発表を受けて株価が上がったと見るのは現実的ではありません

 
 
★注目ポイント2
GLMと業務提携を結んでいるGLM関連銘柄は大企業が多く、GLM関連のニュースが流れても株価に影響することはほとんどないと考えられる。GLM関連銘柄ではなく、IPOに注目が集まる。

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3.主要GLM関連銘柄チェックリスト

GLM関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
【3401】帝人2,165円樹脂製フロントウインドーでGLMと業務提携
【3407】旭化成1,558.5円GLMと共同で次世代EVコンセプトカー「AKXY」開発
【5105】東洋ゴム工業1,676円アクティブサスペンションでGLMと業務提携
【6506】安川電機3,625円モーター・インバーターでGLMと業務提携
【6594】日本電産15,930円モーターでGLMと業務提携
【6645】オムロン4,925円車載部品でGLMと業務提携
【6971】京セラ6,866円車載カメラを活用した電子ミラーやサラウンドビューシステムでGLMと業務提携
【6674】ジーエス・ユアサ コーポレーション526円リチウムイオンバッテリーでGLMと業務提携
【6996】ニチコン1,214円DC/DCインバーターでGLMと業務提携
【9832】オートバックスセブン1,977円「トミーカイラZZ」の販売契約をGLMと締結

※株価は2018年8月6日終値で算出

★注目ポイント3
GLMと業務提携を結んでいる主要銘柄を抽出すると、自動車部品を手掛けている大企業が中心となる。

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4.GLM関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったGLM関連より上位3銘柄を発表致します。

 
※2017年8月6日~2018年8月6日の1年で算出
 

4-1.第1位【6506】安川電機

チャート画像
上昇率2倍(安値:3,020円 → 高値:6,120円)
市場東証一部
RSI51.2(売り買い均衡)
 

4-2.第2位【6594】日本電産

チャート画像
上昇率 1.54倍(安値:11,955円 → 高値:18,525円)
市場 東証一部
RSI29.93(売られ過ぎ)
 

4-3.第3位【6645】オムロン

チャート画像
上昇率1.43倍(安値:5,340円 → 高値:7,670円)
市場 東証一部
RSI44.02(売り買い均衡)

※RSIは2018年8月6日終値より算出

★注目ポイント4
GLM関連銘柄として10銘柄を抽出し、上昇率まで確認してみたところ、安川電機がトップとなった。GLMのIPO次第では急騰銘柄が出てもおかしくはない。

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5.まとめ

GLM関連銘柄には大企業が多いため、GLM関連のニュースが流れてもほとんど反応していません。投資家の関心はGLMのIPOの一点に絞られていると言って良さそうです。

アメリカのテスラ・モーターズは創業以来15年間赤字続きであり、「テスラ・モデル3」の生産遅れのニュースが度々報じられています。

にも関わらず、株価はこの8年で15倍以上に高騰しており、暴騰はしても暴落する兆しはありません。EVが世界中の投資家からいかに注目されているテーマ株であるかをうかがい知ることができます

和製テスラとの期待も高いGLMがIPOすることになれば、多くの億り人を生みだした人工知能ベンチャーのHEROZの再来となる可能性にも期待されます。

【最新】2020年注目したいIPOの期待ができる企業まとめ

2019年8月20日

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