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【4681】リゾートトラストは+38%!【4691】ワシントンホテルは+55%!【9616】共立メンテナンスは+64%!【6565】ABホテルは+97%!【6547】グリーンズは+119%!
2022年10月から水際対策が完全緩和されることを受けて、ホテル関連銘柄にインバウンド特需が発生することが期待されます。
ホテル関連銘柄は、新型コロナからの経済回復を受けて反発しており、世界株安となっている2022年にも堅調な値動きが続いています。
ホテル関連銘柄に注目していきましょう!
目次
1.ホテル関連銘柄とは?

2022年10月11日から水際対策が完全緩和されることを受けて、ホテル関連銘柄に特需が発生するかもしれません。
1-1.ホテル関連銘柄とは?
ホテル関連銘柄は、観光セクターの一角となっており、訪日外国人観光客によるインバンドの恩恵を受けるインバンド関連の一角でもあります。
ホテル関連銘柄は、全体的にディフェンシブ銘柄が多く、ローリスク・ローリターンの銘柄が多くなっていることが特徴です。
インバウンド拡大は、アベノミクス第三の矢・成長戦略において最大の成果の一つとなり、2010年には861万人だった訪日外国人観光客は、2019年には3,188万人となりました。
2020年には東京オリンピック効果で史上初となる4,000万人超えも期待されていましたが、新型コロナの影響でインバウンドは壊滅状態に。
株式市場では、ホテル関連銘柄はもちろん、観光セクター全体が暴落し、新型コロナ相場で全体相場が上がる中で一人負けの状態となってしまいました。
ただ、新型コロナからの回復が始まった2021年以降は、反発基調が強まりつつあります。
そして、2022年6月からは外国人観光客の受け入れが緩和され、2022年10月からは水際対策が全面撤廃される運びとなっていることから、ホテル関連銘柄のさらなる反発が期待されます。
1-2.2022年10月11日から水際対策が全面緩和!ホテルに特需到来!?
2022年6月には水際対策が大幅緩和され、入国者数の上限が1万人から2万人に引き上げられました。
ただ、団体観光客にのみ限定され、多くの観光地ではマスク着用が求められ、隔離も義務付けられるなど、全面的なインバウンド解禁ではなく、一部の外国人観光客からは不満の声が上がっていたことも確かです。
2022年10月11日からは、1日あたりの入国者数の上限が撤廃され、個人旅行やビザなし渡航も解禁されることとなり、ついに全面的にインバウンドが解禁されます。
株式市場においても、ホテル関連銘柄をはじめ、観光セクター全般が買われることが期待されます。
また、2022年に急激に進んでいる円安も、インバウンドの全面解禁にとって追い風です。
中長期的には、新型コロナ前のインバウンド成長路線が戻ってくれば、ホテル関連銘柄は長期投資においても注目されるテーマ株になってもおかしくありません。
★注目ポイント1 |
・ホテル関連銘柄は、インバウンドの恩恵を受ける代表的なテーマ株だが、新型コロナで壊滅状態に。 ・2022年10月11日からは水際対策が完全緩和され、円安も追い風としたインバウンド回復により、ホテルは特需が期待される。 |
2.ホテル関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

2-1.ホテル関連銘柄の代表株!【4681】リゾートトラスト
ホテル関連銘柄を代表する銘柄としては、会員制ホテル「エクシブ」を運営するリゾートホテルトップの【4681】リゾートトラストが挙げられます。
同社の株価を長期的に見ると、2011年3月に付けた442.5円から、2015年8月には3,800円まで上昇しており、アベノミクスでインバウンドが急増した恩恵を受けました。

2015年以降は低迷が続き、2020年4月には894円まで下落しましたが、その後は反発しており、2022年9月には2,426円まで回復しています。
2022年の最大上昇率を見ると1,753円→2,426円で、+38%です。
2-2.2022年のホテル関連銘柄は堅調!【9616】共立メンテナンスなど
2022年は世界株安で多くのテーマ株や銘柄が下げる中において、ホテル関連銘柄は堅調に反発しています。
2022年に上昇しているホテル関連銘柄は次の通りです。
・【9616】共立メンテナンス:+64%(3,810円→6,280円)
・【4691】ワシントンホテル:+55%(606円→940円)
・【6547】グリーンズ:+119%(440円→965円)
・【6565】ABホテル:+97%(1,063円→2,096円)
※上昇率は2022年1月以降の安値から2022年10月5日までの高値の値。

2022年のホテル関連銘柄は、【4681】リゾートトラストや【9616】共立メンテナンスといった主要銘柄が堅調に反発しており、投資家のインバウンド回復への期待感が高いことが分かります。
ホテル関連銘柄の主要銘柄は、ほぼ新型コロナ前の株価水準を回復しましたが、2022年10月からの水際対策の完全緩和でさらに反発することが期待されます。
★注目ポイント2 |
・2022年のホテル関連銘柄は、【4681】リゾートトラストや【9616】共立メンテナンスといった主要銘柄を中心に堅調に反発している。 |
3.ホテル関連銘柄リスト

銘柄 | 主なサービス |
【4681】リゾートトラスト | 会員制リゾートホテル「エクシブ」 |
【9024】西武ホールディングス | 高級ホテル「プリンスホテル」 |
【9616】共立メンテナンス | ビジネスホテル「ドーミーイン」、旅館「共立リゾート」 |
【9722】藤田観光 | ビジネスホテル「ワシントンホテル」、旅館「椿山荘」 |
【4691】ワシントンホテル | ビジネスホテル「ワシントンホテルプラザ」「R&Bホテル」 |
【6547】グリーンズ | ビジネスホテル「コンフォートホテル」、シティホテル「グリーンズホテル」 |
【6565】ABホテル | ビジネスホテル「ABホテル」 |
【9708】帝国ホテル | 高級ホテル「帝国ホテル」 |
【9713】ロイヤルホテル | 高級ホテル「リーガロイヤル」 |
【9723】京都ホテル | 京都の名門ホテル「ホテルオークラ京都」「からすま京都ホテル」 |
4.オススメのホテル関連銘柄3選!

インバウンド株の一角としてもオススメのホテル関連銘柄を押さえておきましょう。
【4681】リゾートトラスト
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | 会員制ホテル「エクシブ」を展開するリゾートホテル最大手。 |
リゾートトラストは、会員制ホテル「エクシブ」を運営する、リゾートホテルトップの代表的なホテル関連銘柄です。
ホテル関連銘柄の中でも人気銘柄となっており、東証を代表するホテル関連銘柄として、まず押さえておきたい銘柄です。
【9616】共立メンテナンス
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | 学生寮・社員寮の管理運営。ビジネスホテル「ドーミーイン」も展開。 |
ANAホールディングスは、航空会社最大手のインバウンド関連銘柄です。
共立メンテナンスは、ビジネスホテル「ドーミーイン」を展開するホテル関連銘柄です。
リゾートトラストと並んで、東証プライム市場を代表するホテル関連銘柄となっています。
インバウンド株の一角としても押さえておくようにしましょう。
【9704】アゴーラ ホスピタリティー グループ
市場 | 東証スタンダード市場 |
企業概要 | 学生寮・社員寮の管理運営。ビジネスホテル「ドーミーイン」も展開。 |
ホテル株も、インバウンド壊滅を受けて低迷が続いており、100円未満のボロ株もいくつか出てきています。
ホテル関連銘柄は、100円未満のボロ株も少なくありません。具体的な銘柄としては、【1773】YTL(18円)、【9704】アゴーラ ホスピタリティー グループ(23円)、【3350】レッド(54円)、【3237】イントランス(63円)があります(いずれの株価も2022年10月5日終値時点)。ただ、いずれのボロ株もハイリスク・ハイリターンであり、最悪の場合には上場廃止のリスクもある点には注意しておきましょう。
5.まとめ
2022年のホテル関連銘柄は、【4681】リゾートトラストや【9616】共立メンテナンスといった主要銘柄を中心に堅調に反発しています。
ホテル関連銘柄は、一部の旅行株のようなハイリスク・ハイリターン銘柄はほとんどなく、長期投資向けのディフェンシブ銘柄が多いことが特徴です。
2022年10月から水際対策が完全緩和されることを受けて、ホテルにインバウンド特需が発生することが期待されるため、堅調なトレンドが続くことが期待されます。
また、2022年には急激な円安が進んでいることもインバウンドには追い風となるため、ホテル関連銘柄は円安メリットの恩恵を受けるテーマ株とも見られます。
インバウンドなど観光に関するニュースにはアンテナを張っておき、ホテル関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
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