日本企業が強いグローバルニッチ関連銘柄は重要テーマ株に絞って押さえておこう!

この記事のURLをコピーする

【6268】ナブテスコは+155%!【6284】日精エー・エス・ビー機械は+166%!【3891】ニッポン高度紙工業は+288%!【6920】レーザーテックは2年で+1,061%!!

個々の市場規模は小さくとも世界のサプライチェーンにおいて重要な製品であるグローバルニッチで高い世界シェアを持つグローバルニッチ関連銘柄が市場で注目を集めています。

特に半導体製造装置やEV材料といったグローバルニッチは、日本企業が強みを持つ分野であり、今後も高い成長が期待されるため外国人投資家にも買われやすい成長セクターです。

グローバルニッチ関連銘柄に注目していきましょう!

今すぐ厳選テンバガー狙い銘柄を受け取る!

1.グローバルニッチ関連銘柄とは?

 

グローバルニッチで高い世界シェアを持つグローバルニッチ関連銘柄が大きな注目を集めています。

1-1.グローバルニッチとは?

グローバルニッチとは、個々の市場規模は小さいものの、世界のサプライチェーンにおいてなくてはならない製品のことです。

今回注目していくグローバルニッチ関連銘柄とは、グローバルニッチにおいて世界シェアが極めて高い製品を手掛けている銘柄を総称したテーマ株となります。

日本企業が強いグローバルニッチとしては、印刷用インク、シリコンウエハー、半導体封止材料、デジタルカメラ、炭素繊維複合材、反射防止フィルム、偏光板保護フィルムなどが挙げられます。

特に半導体材料のシリコンウエハーや半導体製造装置におけるニッチ分野は、株式市場において特に注目されるグローバルニッチです。

またEVロボットといった成長テーマ株に関するグローバルニッチを手掛けている銘柄にも注目が集まります。

材料や素材など日本企業が強みとするグローバルニッチは、外国人投資家にとっても人気のセクターとなっており、成長テーマ株としておすすめです。

1-2.日本株のグローバルニッチ関連銘柄とは?

経済産業省は2020年6月、7年ぶりに2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」を発表しました。

この選定においては世界シェアと利益の両立、技術の独自性と自立性、サプライチェーン上の重要性などの要素で審査を行ったとのことです。

今回は、2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」に選定された銘柄を中心に見ていきます。

経済産業省が発表した2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」では、機械・加工部門61社、素材・化学部門24社、電気・電子部門20社、消費財・その他部門8社の合計113社が選定されました。

選定企業について単純平均すると、世界市場シェア43.4%、営業利益率12.7%、海外売上比率45.0%という優秀な企業群となっています。

海外売上比率が高い銘柄が多いということは、グローバルニッチ関連銘柄=円安メリット関連銘柄であるということも押さえておきましょう。

また選定企業のグローバルニッチ製品について、今後5~10年後の市場規模について聴取した結果、平均2.21倍の成長率が予測されたということです。

つまり現在グローバルニッチを獲得している企業は、今後も世界経済が成長する恩恵を受けられる公算が高いということでしょう。

★注目ポイント
・グローバルニッチ関連銘柄とは、個々の市場規模は小さいが世界のサプライチェーンにおいてなくてはならない製品で高い世界シェアを獲得している銘柄の総称。
・経済産業省は2020年に「グローバルニッチトップ企業100選」を選定した。

今すぐ厳選テンバガー狙い銘柄を受け取る!

 2.グローバルニッチ関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

2020年から2021年に掛けて大きく上昇しているグローバルニッチ関連銘柄を見ていきましょう。

2-1.半導体マスク欠陥検査装置で世界シェア100%!【6920】レーザーテック

半導体検査装置メーカーの【6920】レーザーテックは、半導体マスク欠陥検査装置で世界シェアほぼ100%となっているグローバルニッチ関連銘柄です。

テーマ株としては半導体製造装置関連銘柄に位置付けられる銘柄で、半導体株の中でも屈指の成長株として知られています。

2019年には東証一部全銘柄の中で年間上昇率2位となっており(1,351円→5,560円)、2020年にも大きく上昇(5,360円→12,110円)。コロナショックから真っ先に株価回復した銘柄となりました。

2021年には世界的な半導体需要も手伝い、2021年1月14日には15,690円まで上げています。

2020年1月→2021年1月までの最大上昇率は+192%(コロナショックからは+301%)、直近2年間で見ると最大11.61倍(+1,061%)の上昇となっています。

2-2.電解コンデンサ用セパレータで高い世界シェア!【3891】ニッポン高度紙工業

電気絶縁用紙大手の【3891】ニッポン高度紙工業は、電解コンデンサ用セパレータで高い世界シェアを持つグローバルニッチ関連銘柄です。

同社は、EVや全固体電池などでも注目される銘柄となっており、2020年はEVシフトが世界中で吹き荒れた10月以降に急伸しました。

同社の株価は、2020年1月初めは1,508円を付けており、コロナショックでは811円まで下落。その後の反発も限定され、コロナショック前の株価を超えられない展開が続きました。

世界中でガソリン車の新規販売規制が発表されたEVシフトを受けて2020年10月から急騰。2021年2月2日には3,150円まで上昇しています。

コロナショックから1年での最大上昇率は+288%となっています。

上記2銘柄以外では、ロボットの関節などに使用される精密減速機を手掛ける【6268】ナブテスコが+155%、プラスチックボトルの生産機「ストレッチブロー成形機」を手掛ける【6284】日精エー・エス・ビー機械が+166%などとなっています。
※いずれも2020年3月~2021年2月2日までの最大上昇率。

「グローバルニッチトップ企業100選」に選定された銘柄だから上がっているということはなく、グローバルニッチ関連銘柄の中でも注目テーマを手掛けている銘柄が買われている傾向が見て取れます。

★注目ポイント
・半導体製造装置の【6920】レーザーテック、EVで期待される【3891】ニッポン高度紙工業など、グローバルニッチ関連銘柄の中でもテーマ性が強い銘柄が大きく上がっている。

今すぐ厳選テンバガー狙い銘柄を受け取る!

3.グローバルニッチ関連銘柄リスト

 

銘柄主なサービス
【3891】ニッポン高度紙工業電解コンデンサ用セパレータ
【6143】ソディックNC放電加工機
【6145】NITTOKU精密FAライン設備
【6268】ナブテスコロボットの関節などに使用される精密減速機
【6272】レオン自動機包あん機
【6284】日精エー・エス・ビー機械プラスチックボトルの生産機「ストレッチブロー成形機」
【6384】昭和真空水晶振動子製造工程用「周波数調整装置」
【6814】古野電気商船向けレーダ
【6841】横河電機安全計装システム「ProSafe-RS」
【6920】レーザーテック半導体マスク欠陥検査装置

今すぐ厳選テンバガー狙い銘柄を受け取る!

 4.オススメのグローバルニッチ関連銘柄3選!

 

個別投資におすすめのグローバルニッチ関連銘柄を押さえておきましょう。

【6268】ナブテスコ

チャート画像
市場東証一部
企業概要産業ロボット用精密減速機や自動ドアに強みを持つ機械メーカー。

ナブテスコは、ロボットの関節などに使用される精密減速機で高い世界シェアを持つグローバルニッチ関連銘柄です。

「グローバルニッチトップ企業100選」に選定された東証一部銘柄の中でも最もメジャーな銘柄の一つと言えます。代表的なロボット関連銘柄としても押さえておきましょう。

【6920】レーザーテック

チャート画像
市場東証一部
企業概要液晶・半導体検査装置メーカー。マスクブランクス検査装置で世界シェアトップ。

レーザーテックは、半導体マスク欠陥検査装置で世界シェアトップを誇るグローバルニッチ関連銘柄です。代表的な半導体株として、この2年間では長期投資はもちろん短期投資においても人気の銘柄となっています。

ただ、この2年間でさすがに過熱気味となっていることは留意しておきましょう。

【6384】昭和真空

チャート画像
市場東証ジャスダック
企業概要産業・研究機関向け真空装置メーカー。水晶デバイス装置で高シェア。

昭和真空は、水晶振動子製造工程用「周波数調整装置」で高い世界シェアを誇るグローバルニッチ関連銘柄です。

ジャスダック銘柄でありながら、そこまでリスクが大きくなく、配当利回りは3%を超えている高配当銘柄です。配当金目的でグローバルニッチ関連銘柄に投資したい場合におすすめの銘柄となります。

今すぐ厳選テンバガー狙い銘柄を受け取る!

5.まとめ

グローバルニッチ関連銘柄と一口に言いますが、「グローバルニッチトップ企業100選」に選定された銘柄の上昇率は銘柄ごとに大きく異なります。

グローバルニッチ関連銘柄だから上がっているということはなく、半導体製造装置の【6920】レーザーテックやEVで期待される【3891】ニッポン高度紙工業など、テーマ性が強い銘柄は特に大きく買われています。

半導体やEV、ロボットといった成長産業のグローバルニッチ関連銘柄は、外国人投資家にとっても人気銘柄となっており、今後も成長が期待できます。

いくら世界シェアが高いグローバルニッチを手掛けていたとしても、マーケットで注目されるテーマや材料を手掛けていないと買われづらいというのは、株式市場の特性です。

グローバルニッチ関連銘柄に投資する際には、テーマ性に注目して銘柄を選んでいくようにしましょう。

厳選テンバガー狙いの3銘柄を無料で!

分析者が精査済みの短期急騰期待が出来る低リスク3銘柄情報を先行配信しております。

サポート体制には自信があり、銘柄相談も無料にて承っておりますので是非ご活用下さい。厳選3銘柄も先行配信しております。

個人情報保護に関する事項に同意する

利用規約、メール配信に同意し日本投資機構株式会社からのメールを受け取る

当サイトの反社会的勢力との関係遮断に対する基本方針に同意する

契約締結前交付書面を日本投資機構株式会社の配信メールに記載されているURLから確認又はPDFダウンロードにて受領し、契約締結時交付書面をご契約後にメールにて受け取る書面の電子交付サービスに同意する

※ご登録頂くコンテンツは、日本投資機構株式会社が運営するサービス名『キングトレード投資顧問』です。

 

この記事のURLをコピーする

為になったらぽちっとシェア!