「情報セキュリティ関連銘柄」を押さえる!上昇率高めの重要セクター本命とは。

 

 【4288】アズジェント【3927】アークンは株価3倍の上昇達成!
 
IoT社会の進展や情報のクラウド化によって、情報セキュリティやサイバーセキュリティ対策が多くの企業にとって重要な課題となっています。
 
情報セキュリティ関連銘柄は、IoT関連銘柄の一角として今後益々重要なセクターになっていくことは確実であると期待されています。
 
情報セキュリティ関連銘柄に注目していきましょう!

1.IoT化やクラウド化の進展で拡大する情報セキュリティ市場

 IoT社会の進展や情報のクラウド化に伴って、情報セキュリティの重要性が高まっています。

1-1.情報セキュリティとは?

 今回は、IoT社会の進展で益々注目される情報セキュリティに関連した銘柄に注目していきます。
情報セキュリティとは
情報の機密性・完全性・可用性(情報セキュリティの三大要件)を維持することと定義されています
更に詳しくいうと、情報へのアクセス権限を持っている者だけがその情報にアクセスでき(機密性)、情報が破壊・改竄されないように保護し(完全性)、情報を必要なときに使用できる(可用性)状態を確保することです。
 
また近年、情報セキュリティ分野で特に大きな注目を集めているのが、外部からのコンピューターへの不正侵入やデータ改竄といったサイバー攻撃に対するサイバーセキュリティです。
 
情報化社会の進展により情報のクラウド化が進んでおり、また全ての製品がインターネットに繋がるIoT化が進展していることから、情報セキュリティが今後益々重要になってくることは確実です。
 
ただ、企業がファイアウォールやウイルス対策ソフトを導入するなどの技術的対策を講じても、社員のパスワードのかけ忘れや情報を外部に持ち出しての流出といった人的な理由から情報が流出するケースが少なくありません。
 
そのため、技術的対策を講じるだけでは限度があり、従業員一人一人の情報セキュリティ意識を高めていくことも多くの企業にとって課題になってくると思われます。
 

1-2.情報セキュリティ関連銘柄にはどのような銘柄があるか?

 IT専門調査会社であるIDC Japanによると、2017年の国内情報セキュリティ市場は2,973億円となり、今後年平均+3.9%で成長し、2022年には3,602億円にまで拡大するとされています。

 
情報セキュリティ関連銘柄は、IoT関連銘柄の一角として物色されるテーマ株になることが期待されており、今後長い間注目されるテーマ株になる可能性が高いと思われます。
 
IoT社会の進展とともに今後益々注目されるであろう情報セキュリティ関連銘柄には、どのような銘柄があるのかを見ていきましょう。
 
まず、ファイアウォールやフィルタリング、ウイルス対策ソフトなどの情報セキュリティ関連製品を開発しているIT企業は筆頭に挙がってきます。
 
情報セキュリティソフトを単に導入するだけではなく、ネットワークからサイバー攻撃を監視するなどの情報セキュリティサービスを提供している企業も挙がってきます。
 
情報セキュリティサービスはIT企業だけではなく、防犯大手のセコムもこの分野に力を入れていることで知られます。
 
また、サイバー攻撃は年々増加の一途を辿っており、サイバーセキュリティに関する製品やサービスを手掛けている銘柄は特に注目であると言えます。

 

★注目ポイント1
 情報セキュリティは、情報のクラウド化やIoT化で多くの企業にとって重要な課題となっている。特に、近年はサイバーセキュリティが大きな注目を集めている。

2.情報セキュリティ関連銘柄はこの1年で大きな値上がりを見せている

 情報セキュリティ関連銘柄は、IoT関連の一角として注目されるテーマ株ということもあり、この1年で大きな値上がりとなっています。

2-1.セキュリティソリューションを手掛けるアズジェント

 情報セキュリティサービスやサイバーセキュリティ対策などを手掛ける【4288】アズジェントは、情報セキュリティやサイバーセキュリティ関連銘柄を代表する銘柄です。

 
同社は、セキュリティソフトの輸入販売や総合セキュリティソリューションを提供していることで知られます。
同社の株価は、2017年5月初めには1,374円を付けていましたが、2017年7月には一時4,690円にまで上昇し、わずか2ヶ月の間に3.5倍近くにまで上昇しました。
 
この上昇の背景にあったのは、ヨーロッパやロシアなどで大規模なサイバー攻撃があったことが挙げられます。
 
このニュースを受けて、多くのサイバーセキュリティ関連銘柄が物色されました。
 
ただ、同社の株価は短期間に過熱し過ぎてしまったことから、その後は大きく値を下げており、2018年6月現在は2,500円前後で推移しています。
 
今後、社会のIoT化が世界的に進むことが確実である一方、サイバー攻撃も益々激化していくことは間違いないと考えられます。
 
同社のようなサイバーセキュリティ関連銘柄には今後も注目しておきましょう。
 

2-2.情報セキュリティ製品の開発を手掛けるアークン

 情報セキュリティ製品の開発・販売やセキュリティサービスを提供する【3927】アークンは、情報セキュリティ関連銘柄の出遅れ株として注目されました。
 
同社は、アンチマルウェアソフト「EX AntiMalware v7」や、セキュリティに強いオールインワンサーバ「SecureAce」といった製品・サービスを手掛けています
同社は、2015年12月の新規上場(IPO)直後に5,220円の高値を付けましたが、その後は暴落・低迷していました。
 
2017年9月には一時510円まで下落し、わずか2年足らずで上場来高値の10分の1以下に
 
しかし、2017年11月に発表した決算で黒字転換する見通しであることを発表し、株価は急騰。
 
2018年5月には一時1,893円まで上昇し、この1年で株価は3倍以上になりました。
 
 
★注目ポイント2
 情報セキュリティ関連銘柄は、この1年で大きな値上がりとなった。IoT社会の進展に伴い、今後も大きな注目が集まる。

3.主要情報セキュリティ関連銘柄チェックリスト

 情報セキュリティ関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
 【2326】デジタルアーツ5,760円  フィルタリングソフト
 【3040】ソリトンシステムズ1,230円  サイバーセキュリティ
 【3042】セキュアヴェイル1,197円  情報セキュリティサービス
 【3356】テリロジー533円  情報セキュリティ製品
 【3692】FFRI3,515円  サイバーセキュリティ
 【3694】オプティム2,624円  サイバーセキュリティ
 【3762】テクマトリックス2,300円  情報セキュリティ製品
 【3927】アークン1,490円  情報セキュリティ製品
 【4288】アズジェント2,547円  情報セキュリティ製品、サイバーセキュリティ
 【4344】ソースネクスト749円  情報セキュリティ製品
 【4704】トレンドマイクロ6,140円  ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」
 【4736】日本ラッド1,078円  情報セキュリティサービス
 【8056】日本ユニシス2,697円  サイバーセキュリティ
 【9719】SCSK5,070円  サイバーセキュリティ
 【9735】セコム8,130円  サイバーセキュリティ

※株価は2018年6月1日終値で算出

★注目ポイント3
 情報セキュリティ関連銘柄を抽出してみると、やはりIT企業が多い。防犯大手セコムや「ウイルスバスター」で有名なトレンドマイクロ以外は、やや聞き慣れない銘柄が多い印象。

4.情報セキュリティ関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

 過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かった情報セキュリティ関連より上位3銘柄を発表致します。
 
※2017年6月1日~2018年6月1日の1年で算出
 

4-1.第1位【2467】バルクHD

チャート画像
上昇率 8倍(安値:125円 → 高値:1,000円)
市場 名証セントレックス
RSI 58.01(やや買われている)
 

4-2.第2位【8023】大興電子

チャート画像
上昇率 6.2倍(安値:295円 → 高値:1,843円)
市場 東証二部
RSI 22.98(売られ過ぎ)
 

4-3.第3位【3697】SHIFT

チャート画像
上昇率 5倍(安値:1,176円 → 高値:5,890円)
市場 東証マザーズ
RSI 40.22(やや売られている)

※RSIは2018年6月1日終値より算出

★注目ポイント4
 上昇率1位、2位とも上昇前は低位株であったことが分かる。情報セキュリティ関連銘柄は全体的に上昇率も高い為、2018年後半も注視していきたいセクター。

5.まとめ

 情報セキュリティ関連銘柄は、IoT関連銘柄の一角として期待される重要なテーマ株の一つです。
 
情報セキュリティというのは日常ではあまり意識しないことであるため、事業内容が不透明で聞き慣れない企業が多く戸惑うこともあるかと思いますが、研究する価値は十分にあります。
 
特に、コインチェックから仮想通貨NEMが流出した事件に象徴されるように、ハッカーによるサイバー攻撃は今後益々増加するものと見られているために要注目です。
 
2018年も引き続き、情報セキュリティ関連銘柄の動向はチェックしておきましょう。
 

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