好調なインフラ関連銘柄を押さえる!2018年の注目株!

 2020年東京オリンピックに向けて、建設株を中心にインフラ関連銘柄が好調な値上がりを見せています。

【1871】ピーエス三菱は株価2.5倍【1801】大成建設1.5倍

2020年東京オリンピックに向けた建設需要のピークは2018~2019年になるとの予測から、インフラ関連銘柄の値上がりはまだ続くものと見られています

都市部の再開発や地方インフラ整備といったインフラに関するニュースと、インフラ関連銘柄に注目していきましょう。

1.2020東京五輪に向けインフラ関連銘柄は注目

2020東京オリンピックに向けた首都圏再開発や地方の社会インフラ老朽化などで、インフラ関連銘柄に注目が集まっています。

1-1.インフラ関連銘柄とは?

今回は、2020年東京オリンピックの開催でも注目されるインフラ関連銘柄に注目していきます。

インフラとは
「インフラストラクチャー」の略語で、道路や鉄道、橋梁、上下水道、電力設備、港湾、通信設備など、産業や生活を営む上で欠かせない施設のこと

インフラ関連銘柄は、インフラ設備の設計や建設に携わる建設会社や鉄道会社、電力会社などが中心となります。

現在、インフラに関するニュースとして特に大きく注目されている材料としては、2020年東京オリンピックに向けた東京の再開発が真っ先に挙げられます。

ホテルや商業施設の再開発はもちろんのこと、訪日外国人によるインバウンド消費を睨んだ無線Wifi環境の整備

景観・治安向上のための電線地中化の動向にも注目が集まります。

また、首都圏の再開発に注目が集まる一方、地方では高度経済成長時に整備された社会インフラの老朽化が問題になりつつあることから、政府の国土強靭化政策にも注目が集まります。

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2018.02.07
 

1-2.インフラ関連銘柄の特徴は?

 

インフラ関連銘柄は、建設や鉄道などの内需株が多いことが特徴です。

基本的には、そこまで大きな値動きをしないディフェンシブ銘柄寄りの銘柄が多いですが、政府の政策によって大きな値動きをすることがあります

その一例としては、2013年9月に東京オリンピックの開催が決まってからは、建設セクターの銘柄に大きな資金が入ってくるようになりました。

また、2011年3月に起きた福島第一原子力発電所の事故では、ディフェンシブ銘柄の代表であった東京電力の株価がわずか3ヶ月で一時10分の1以下にまで下落しました。

このように、インフラ関連銘柄は政府の政策や自然災害などのニュースによって大きな影響を受けることが多いことが特徴であると言えます。

インフラ関連銘柄を物色する際は、再開発やインフラ整備などの政府政策に恩恵を受けると考えられる銘柄に投資することを心掛けていくことを推奨します。

また、長期投資目的でディフェンシブ銘柄に投資する際も、福島第一原発事故のようなことが起こらない可能性は0ではないため、万一の場合に備えておきましょう。

 

★注目ポイント1
 インフラ関連銘柄は基本的にディフェンシブ銘柄が多いが、政府政策に大きな影響を受ける。現在は東京オリンピックに向けて建設セクターが好調。

2.好調値を上げているインフラ関連銘柄

2020年東京オリンピックに向けて、インフラ関連銘柄は好調な値上がりを見せています。 

2-1.電線地中化技術が注目された協和エクシオ

 

まずは、インフラに関連する材料として現在最も注目されているテーマである東京オリンピックに関連した銘柄を見ていきましょう。

特に近年、東京オリンピックに向けた東京の再開発の一環として注目されるテーマになっているのが、電線地中化です。

2016年12月2日の衆議院国土交通員会において、国や地方自治体に電柱撤去を促す無電柱化推進法が全会一致で可決したことからも、政府が推進するインフラ政策として注目を集めています。

電気通信工事大手の【1951】協和エクシオは、電線地中化を行うために必要となる地下工事技術が高く評価されていることから、この1年で大きな値上がりを見せました。

同社の株価は、2017年4月初めには1,632円でしたが、この1年で大きく上昇していき、2018年1月には一時3,075円まで上昇しました。この1年で約1.9倍にまで上昇したことになります。

電線地中化は2020年以降にも続く国家プロジェクトになることが期待されているため、インフラ関連銘柄を物色する際は必ずチェックしておきましょう。

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2018.01.25
 

2-2.PCコンクリート橋梁に強いP.S三菱

三菱マテリアルの関連会社で、プレストレスト・コンクリート(PC)による橋梁に強い【1871】P.S三菱は、この1年で大きな値上がりを見せたインフラ関連銘柄です。

同社の株価は、2017年4月末には425円を付けていましたが、好調な決算を背景に値を上げていき、2018年1月には一時1,017円を付けました。

この1年で2.5倍の上昇になりました。

1月に1,000円を付けてからは値を下げており、2018年4月現在は700円前後で推移しています。

PCコンクリート橋梁に強い同社は、政府が国土強靭化政策の一環として取り組むことが期待される地方の社会インフラ老朽化問題でも注目されることが期待されます。

2-3.日本を代表するインフラ関連銘柄の大成建設

ここまでの2銘柄はインフラ関連銘柄の中では比較的大きな値動きをした銘柄を見てきましたが、一般的なインフラ関連銘柄の値動きを見ていきましょう。

建設ゼネコン大手の【1801】大成建設は、インフラ関連銘柄を代表する銘柄であり、新国立競技場の建造を受注したことでも知られる2020年東京オリンピック関連銘柄の代表であると言えます。

同社の株価は、2017年4月末には4,250円を付けていましたが、この1年ジワジワと上昇していき、2017年11月には一時6,620円にまで上昇しました。この期間に1.5倍以上の上昇となりました。

その後はやや値を下げており、2018年4月現在は5,500円前後で推移しています。

 
 
★注目ポイント2
 インフラ関連銘柄は東京オリンピックや社会インフラ老朽化といった材料から堅調な値上がりを見せている。

3.主要インフラ関連銘柄チェックリスト

インフラ関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄 株価 主なサービス
 【1719】安藤・間 872円   建設ゼネコン
 【1801】大成建設 5,730円   建設ゼネコン
 【1802】大林組 1,214円   建設ゼネコン
 【1803】清水建設 1,033円   建設ゼネコン
 【1812】鹿島 1,023円   建設ゼネコン
 【1861】熊谷組 3,675円   建設ゼネコン
 【1871】P.S三菱 704円   橋梁
 【1881】NIPPO 2,467円   道路舗装
 【1951】協和エクシオ 2,856円   電気通信工事、電線地中化
 【5233】太平洋セメント 3,985円   セメント大手
 【9020】JR東日本 10,305円   鉄道
 【9021】JR西日本 7,601円   鉄道
 【9501】東京電力ホールディングス(低位株★) 480円   電力
 【9503】関西電力 1,555円   電力
 【9531】東京ガス 2,919.5円   都市ガス

※株価は2018年4月25日終値で算出

★注目ポイント3
 インフラ関連銘柄を抽出してみると、建設株が多く、電力・鉄道・都市ガスなど多岐に渡る。値動きの軽い低位株には注目したい。

4.インフラ関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったインフラ関連より上位3銘柄を発表致します。

※2017年4月25日~2018年4月25日の1年で算出

 

4-1.第1位【9233】アジア航測

チャート画像
上昇率  3.8倍(安値:508円 → 高値:1,942円)
市場  東証二部
RSI  26(売られ過ぎ)
 

4-2.第2位【1848】富士P.S

チャート画像
上昇率 3.7倍(安値:305円 → 高値:1,135円) 
市場  東証二部
RSI  51.28(売り買い均衡)
 

4-3.第3位【1871】P.S三菱

チャート画像
上昇率 2.4倍(安値:421円 → 高値:1,017円) 
市場  東証一部
RSI  66.66(やや買われている)

※RSIは2018年4月25日終値より算出

★注目ポイント4
 上昇率1位のアジア航測はドローン関連として大きく注目された。様々なテーマを含む関連銘柄は注目度も高くなる印象です。つまり、インフラ関連以外にも絡む銘柄には特に注目したい。

5.まとめ

2020年東京オリンピックの建設需要のピークは、2018年から2019年の間になると予測されています。建設株に限らず、2020年以降の日本経済や日本株のピークアウトを懸念する声は多いです。

しかし、2020年東京オリンピックが終わってからも、電線地中化や老朽化したインフラ整備など国家的な課題が残るため、2020年以降にもインフラ関連銘柄が大きな注目を集める可能性はあります

また、まだ正式には決まっていませんが、2025年に大阪万博が開催されることが決まれば、関西首都圏の再開発も期待されます。

都市再開発や老朽化した地方インフラ整備などの国土強靭化政策に関するニュースにはアンテナを張っておき、インフラ関連銘柄の動向はチェックしておきましょう

 

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