「自動車軽量化」関連銘柄!今後の反発期待とチェック銘柄リスト2019!

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今回は「自動車軽量化」関連銘柄について見ていきます。

自動車の燃費の向上は最も重要なポイントの一つであり、新車購入の決め手にもなる部分でもあります。

自動車軽量化に繋がる技術や新素材は自動車の未来を左右する要素になると言っても過言ではないため、今後も注目のセクターです。

また、自動車軽量化は、航続距離にまだまだ問題を抱えるEV(電気自動車)普及のカギも握っていることからチェックしておきたいところ。

そんな自動車軽量化関連銘柄のチェックリストをまとめました。

 

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1.自動車軽量化とは?

自動車の燃費向上やEVの普及に大きく寄与する自動車軽量化に注目していきましょう。

1-1.自動車の軽量化について

自動車軽量化とは
その名の通り、自動車の車体重量を軽くすることです。

自動車軽量化をするメリットとしては、燃費の削減に繋がることが挙げられます。

燃費は自動車の最も重要な性能となっていますが、燃費効率を上げるには高性能エンジンを開発するか車体を軽くするかの2つしかありません。

高性能エンジンの開発には数十年スパンの技術開発とイノベーションが必要となる一方、軽量化はすぐに実行できる容易さがあります。

100kgの軽量化に成功すればガソリン1リットル当たり1kmの燃費改善に繋がり、自動車が1km走る毎に15グラムの二酸化炭素排出量を削減できると言われています。

EUにおける二酸化炭素排出規制が今後より一層厳しくなるなど、二酸化炭素排出量の削減は自動車メーカー各社にとっては急務です。

また、いま話題のEV(電気自動車)は、航続距離がガソリン車と比べて短い点が大きなネックとなっており、EV普及のためにも自動車軽量化は欠かせません

自動車の軽量化は、フレームや外板、内装からフロントガラスに至るまで、ありとあらゆる部分を軽くする試みが続けられています。

特に自動車の軽量化に最も大きく寄与するのは、使う材料となります。

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1-2.自動車軽量化に使われる素材に注目

自動車の多くの部分には鋼鉄が使われています。鋼鉄は大量生産が可能であるため安価であり、強度があるため安全性を満たす点が大きなメリットです。

しかし、鋼鉄は重く、燃費に悪いという大きなデメリットを抱えます。

鋼鉄に代わって自動車軽量化のために使われる材料が、アルミニウムやカーボン、炭素繊維などです。

アルミニウムやマグネシウム、チタンなどの非鉄金属材料は鋼鉄に代わって自動車材料として使われてきており、特にアルミニウムはエンジン部材やフレーム、外板に広く使われています。

CFRP(炭素繊維強化プラスチック)やセルロースナノファイバーなどの樹脂素材も、今後自動車の軽量化に大きく寄与するものと見られています。

また、鋼鉄の技術改良も進んできており、高張力鋼板「ハイテン」は軽量化に寄与する鋼鉄として車体部分に採用されています。

鋼鉄の代替材料として期待されるこれらの素材は一様にして鋼鉄より軽い一方で、材料価格が鋼鉄よりも高価であることがネックとなります。

今回注目する自動車軽量化関連銘柄は、鋼鉄の代替材料・素材を扱う材料メーカーが中心になってきます。

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★注目ポイント1
自動車軽量化は、燃費向上に繋がることが最大のメリットであり、EV普及のカギも握る。鋼鉄の代替材料としては、アルミニウムや炭素繊維、高張力鋼板「ハイテン」などが使われている。

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2.自動車軽量化関連銘柄の動向

自動車軽量化関連銘柄のこの1年の株価動向を見ていきましょう。

2-1.自動車向けプラスチック素材を手掛けるタカギセイコー

プラスチックの総合メーカーである【4242】タカギセイコーは、自動車軽量化関連銘柄としても注目されます。

タカギセイコーは、自動車や通信機器向けのプラスチック素材を手掛けています。特に、自動車向けプラスチックは1957年から実績があり、燃料タンクやスポイラー、外装部品向けのプラスチック素材を提供しています。タカギセイコーの株価は、2018年2月終わりには4,355円を付けていましたが、大きく下落し、10月には1,287円まで大きく値を下げていました。

しかし、11月に発表された決算で「悪材料出尽くし」となり大反発。2019年1月には5,640円まで値を戻し、2019年2月現在は4,300円前後で推移しています。

この1年で-70%の大暴落から4.3倍の大暴騰という大乱高下となりましたが、年間トータルでは横ばいとなっています。

 

2-2.鉄鋼・アルミニウム大手の神戸製鋼所

鉄鋼メーカー大手の【5406】神戸製鋼所は、アルミニウムや自動車向け高張力鋼板「ハイテン」を手掛けていることから自動車軽量化関連銘柄の最右翼として期待されます。

2018年4月4日には、「車体の軽量化と高強度化」のため、加古川製鉄所における自動車用ハイテン鋼板の生産設備に約500億円の投資をすることも発表しています。神戸製鋼所の株価は、2018年2月終わりには1,190円を付けていましたが、この1年は下落傾向となっており、2019年2月現在は850円前後まで値を下げています。

神戸製鋼所は、2017年10月にアルミ製品のデータ改竄が発覚したときにも大きく株価を下げましたが、この1年で更に値を下げています。

とはいえ、自動車軽量化関連銘柄として注目の銘柄であることに違いはありません。

 

2-3.自動車向けCFRPに力を入れる東レ

最後に、炭素繊維を手掛ける銘柄を見ていきましょう。

大手繊維メーカー【3402】東レは、2017年に、炭素繊維に1,000億円を投じて自動車市場の新規開拓を目指すことを発表しています。

東レのCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製品は、ボンネットフードやリアスポイラー、プロペラシャフトなどに採用されています。気になる東レの株価ですが、2018年2月終わりには1,086円を付けていましたが、この1年は大きく値を下げており、2019年2月現在は800円前後で推移しています。

 

★注目ポイント2
自動車軽量化関連銘柄は、この1年で多くの銘柄が値を下げている。

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3.自動車軽量化関連銘柄チェックリスト

今後注目したい自動車軽量化関連銘柄をピックアップしました。チェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
【3101】東洋紡1,641円紡績メーカー、エアバッグ原糸世界首位
【3116】トヨタ紡織1,825円トヨタ系自動車部品メーカー
【3401】帝人1,870円炭素繊維
【3402】東レ796.9円炭素繊維
【4188】三菱ケミカルホールディングス821円炭素繊維
【4203】住友ベークライト4,245円自動車向け樹脂素材
【4242】タカギセイコー4,400円自動車向けプラスチック素材
【4246】ダイキョーニシカワ1,313円自動車向けプラスチック部品
【5401】新日鐵住金2,059円鉄鋼大手
【5406】神戸製鋼所882円鉄鋼大手、アルミニウム
【5411】ジェイ エフ イー ホールディングス1,944円鉄鋼大手
【5703】日本軽金属ホールディングス(低位株★)244円アルミニウム総合メーカー
【5741】UACJ2,200円アルミニウム総合メーカー
【5970】ジーテクト1,782円ホンダ系の自動車骨格部品メーカー
【5987】オーネックス995円金属熱処理加工メーカー、EV向け軽量化処理

※株価は2019年2月18日終値で算出

 

★注目ポイント3
自動車軽量化関連銘柄は、繊維、鉄鋼、非鉄金属セクターといった材料系銘柄が並ぶ。

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4.まとめ

 

自動車軽量化関連銘柄は、繊維メーカー、鉄鋼メーカー、非鉄金属メーカーのいずれも、米中貿易摩擦による日経平均下落の余波を受けて、この1年大きく値を下げていました。

ただ、燃費向上や二酸化炭素排出量削減に繋がる自動車軽量化は重要テーマであること、セルロースナノファイバーなどの新素材への期待も高まることから、関連銘柄の動向はチェックしておきたいところです。

また、世界的に開発が加速しているEVの航続距離を伸ばすためにも自動車軽量化は欠かせません。

以上のことから、2019年の巻き返しに期待したいところです。

 

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