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日本政府観光局が訪日促進アンバサダーとして「Vチューバー」を起用するなど、話題になるVチューバー。
Vチューバーは、2次元や3次元キャラクターで動画配信を行っていますが、今後注目テーマになる可能性を秘めています。
それというのも、各企業が続々と参入をする動きが見られることや、VRデバイスの進化。
また、Youtuber関連銘柄の代名詞とも言えるUUUMが新規上場日に付けた高値を更新していることも追い風となります。
この流れからいつVチューバー関連銘柄に資金が流入してきてもおかしくありません。
YoutuberやVRとも関連するテーマとして期待されるVチューバー関連銘柄に注目していきましょう!
目次
1.Vチューバー関連銘柄に期待

今回は、YoutuberやVRとの関連が高く、今後注目のテーマ株になることも期待されるVチューバー関連銘柄に注目していきます。
1-1.Vチューバーとは?
動画配信サイトYoutubeで動画配信を行う人達は「YouTuber」と呼ばれており、小学生のなりたい職業ランキングに入ってくるなど、社会的にも大きな影響力を持ち始めています。
日本を代表するYoutuberであるHIKAKIN(ヒカキン)やはじめしゃちょーは、今や小学生の間では芸能人よりも有名となっており、一般にも広くその名が知られるようになっています。
また、Youtuberのマネジメント事業を手掛ける【3990】UUUMが2017年8月に新規上場するなど、Youtuberは株式市場においても注目されるテーマとなっています。
今回注目するVチューバーというのは、アニメのキャラクターのような2次元や3次元のキャラクターをアバターとするYoutuber(動画配信者)のことです。
HIKAKIN(ヒカキン)やはじめしゃちょーのような生身の人間による動画配信者はYoutuberであり、Vチューバーとは2次元や3次元のキャラクターを演じた動画配信者のことになります。
1-2.Vチューバーとは?更に詳しく!
また、Vチューバーの撮影では、株式市場でも注目されるテーマとなっているVR(仮想現実)やAR(拡張現実)との親和性が高いことも注目ポイントの一つです。
Vチューバーは、2016年12月1日に、Vチューバーの先駆者的存在となった「キズナアイ」が投稿した動画が始まりになったと言われています。

キズナアイの初投稿から1周年となった2017年12月には、Vチューバーというジャンルが爆発的に流行するようになりました。
特に、キズナアイ、輝夜月、ミライアカリ、バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん(ねこます)、電脳少女シロの5人は、バーチャルYouTuber四天王と呼ばれています。
なお、Vチューバーの中には「AI(人工知能)で動いている」と謡っている配信者がいますが、これはあくまでそのキャラクターの設定・世界観に過ぎません。
現時点では、Vチューバー関連銘柄とAI関連銘柄との関連性は全くないため、注意しておきましょう。
テレビや映画のようにリアルな人間が演じる日本のコンテンツは国際競争力がありませんが、ゲーム・漫画・アニメといった2次元・3次元キャラクターのコンテンツは世界トップクラスの競争力を持つことで知られています。
そのため、今後Vチューバーの中から、世界に通用する日本のYoutuberが生まれてくることも期待されます。
★注目ポイント1 |
Vチューバーとは、2次元・3次元キャラクターが演じるYoutuber。VRやARとの親和性が高く、今後注目のテーマ株になる可能性がある。 |
2.Vチューバー関連銘柄の推移

Vチューバーは登場したばかりのテーマであるため、Vチューバー関連銘柄はほとんどありません。
今回はYoutuber関連銘柄の動きを見て、Vチューバー関連銘柄の今後を推測していきましょう。
2-1.Youtuberのマネジメントを手掛けるUUUM
同社は、HIKAKINやはじめしゃちょーを始めとする数多くの人気Youtuberにマネジメントや動画制作サポートなどを提供しています。

同社は、2017年8月末に新規上場(IPO)し、初値は6,700円を付けました。しかし、上場日に6,800円まで上昇したものの下落。
その後も低迷を続け、2018年7月12日には4,350円の上場来安値まで下落してしまいました。
しかし、上場来安値を付けた7月12日引け後に発表した決算で、4期連続最高益を更新したことを受け、この翌日には急騰しました。
そして、つい先日の8月6日に7,050円まで上昇し、1年前の上場日に付けた高値を更新するに至りました。上場日に付けた高値を突破したことで、今後更なる高値更新が期待されます。
Youtuber関連銘柄の代名詞的存在である同社の株価が好調であることから、今後Vチューバー関連銘柄にも投資家の注目が集まることが期待されます。
2-2.Vチューバー事業に力を入れるサイバーエージェント
Youtuber関連銘柄と明確に言えるのはUUUMしかないため、ここからはVチューバー事業に力を入れている注目企業を見ていきましょう。
ネット広告大手の【4751】サイバーエージェントは、Vチューバー事業に力を入れていることで知られています。
同社は、2018年5月に、Vチューバーのマネジメント事業に特化した新会社「CyberV」を設立しました。
また、Vチューバー同士によるeスポーツを行い、Vチューバーを活用したタイアップ広告を企画・制作するなど、日本のVチューバー事業を牽引していくことが期待されます。

なお、同社の本業は成長著しいネット広告事業であり、株価はこの1年で約2倍に上昇しています。
同社は、高成長テーマ株として期待されるネット広告関連銘柄の代表格であることからも買い安心感があると言えます。
2-3.Vチューバーに特化した新会社を設立したグリー
SNS「GREE」を手掛ける【3632】グリーも、Vチューバー事業に力を入れています。
同社は、2018年4月に、100億円を出資して、Vチューバー特化型のライブエンターテインメント事業を手掛ける新会社「Wright Flyer Live Entertainment」を設立しています。

同社の株価は、アベノミクス相場到来前の2012年前後に、携帯ゲーム関連銘柄として多くの投資家から注目されていましたが、近年は低迷しています。
Vチューバー事業が株価の巻き返しに繋がることに期待しましょう。
★注目ポイント2 |
Vチューバー関連銘柄の今後を占うYoutuber関連銘柄のUUUMは直近で高値を更新しており、大きな資金が流入してきている。サイバーエージェントやグリーがVチューバー事業に力を入れている。 |
3.主要Vチューバー関連銘柄チェックリスト

Vチューバー関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。
銘柄 | 株価 | 主なサービス |
【3632】グリー | 566円 | Vチューバー特化ライブエンターテイメント会社設立 |
【3668】コロプラ | 702円 | 2018年5月決算でVチューバー事業について参入方針を示す |
【3689】イグニス | 1,400円 | 子会社パルスがバーチャル劇場「岩本町劇場」をオープン予定 |
【3810】サイバーステップ | 2,097円 | Vチューバー用のモーションキャプチャースタジオ |
【3990】UUUM | 6,520円 | Youtuberマネジメント |
【4751】サイバーエージェント | 6,200円 | Vチューバー特化プロダクション設立 |
【4763】クリーク・アンド・リバー社 | 1,191円 | Vチューバー「異世界女神エルミナ」様を起用した動画配信を開始 |
【6038】イード | 947円 | ゲーム情報サイトのイメージキャラクター「インサイドちゃん」がVチューバーデビュー |
【7860】エイベックス | 1,510円 | Vチューバーに参入予定 |
【9468】カドカワ | 1,208円 | ニコニコ動画、VRを使ったサービスを強化 |
※株価は2018年8月8日終値で算出
★注目ポイント3 |
Vチューバー関連銘柄は、まだ数えられる程度しかない。Youtuberマネジメントを手掛けるUUUMには要注目。 |
4.Vチューバー関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったVチューバー関連より上位3銘柄を発表致します。
※2017年8月8日~2018年8月8日の1年で算出
4-1.第1位【3689】イグニス
上昇率 | 2.61倍(安値:1,302円 → 高値:3,400円) |
市場 | 東証マザーズ |
RSI | 35.53(やや売られている) |
4-2.第2位【4751】サイバーエージェント
上昇率 | 2.18倍(安値:3,170円 → 高値:6,930円) |
市場 | 東証一部 |
RSI | 28.77(売られ過ぎ) |
4-3.第3位【3810】サイバーステップ
上昇率 | 2.16倍(安値:2,115円 → 高値:4,580円) |
市場 | 東証二部 |
RSI | 49.58(売り買い均衡) |
※RSIは2018年8月8日終値より算出
★注目ポイント4 |
Vチューバー関連銘柄の上昇率を調べてみると、イグニスがトップとなった。2位にはVチューバー事業に力を入れるサイバーエージェントがランクインしており、今後の株価動向も気になるところ。 |
5.まとめ
Vチューバーは登場したばかりのテーマであることから、関連銘柄もまだ数えられる程度しかありません。
しかし、Youtuber関連銘柄の代名詞とも言えるUUUMが上場日に付けた高値を抜けていることから、Youtuber関連事業に対する投資家の関心の高さをうかがい知ることができます。
また、Vチューバーはマーケットでも注目テーマとなっているVRやARとの親和性が高いことからも大きな期待が集まります。
Vチューバー事業への新規参入、企業とのコラボといったニュースにはアンテナを張っておき、動向をチェックしておきましょう。
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