天然ガス高騰でLNG関連銘柄に資金流入!LNG高騰で買われる銘柄と売られる銘柄とは?

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【8058】三菱商事は+62%!【8031】三井物産は+70%!【2768】双日は+79%!【1605】INPEXは+108%!

天然ガス価格の高騰を受けてLNG(液化天然ガス)価格も大きく上がっており、LNG高騰で恩恵を受けるLNG関連銘柄がマーケットで上昇を続けています。

日本のLNG依存度は35%となっており、LNG価格の高騰は電気代の上昇に繋がることが懸念されます。ただ、LNG高騰の背景には世界的な脱炭素の影響が指摘されており、影響は長期化するかもしれません。

LNG関連銘柄に注目していきましょう!

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1.LNG関連銘柄とは?

世界的な脱炭素の影響で、LNG(液化天然ガス)が大きな値上がりとなっています。

1-1.LNGとは?

LNG(Liquefied Natural Gas)とは、天然ガスを-162℃まで冷却し液化させたもので、「液化天然ガス」とも呼ばれるエネルギー資源です。

LNGは天然ガスを液化することによって体積が約600分の1まで減少するため、タンクローリーや鉄道で輸送しやすくなるという利点があります。

さらにLNGは石炭や石油に比べると、燃焼時に二酸化炭素や窒素化合物を発生しにくいため、化石燃料の中でも環境にやさしいエネルギーであることも大きなメリットです。

日本の火力発電の燃料では、LNGが全体の約7割を占めており、石炭・石油よりも構成比率が高くなっています。

日本全体の電源比率で見ると、火力発電は2020年時点で74.9%となっており、LNG火力発電に絞ってみると全体の35.4%を占めています。
※出典:環境エネルギー政策研究所

これは全発電方法の中でトップとなっており、日本経済にとってLNGはエネルギーの生命線とも言える最重要エネルギー資源であることは間違いありません。

日本はLNGの97.5%を海外に依存しており、オーストラリア(38.9%)、マレーシア(12.1%)、カタール(11.3%)、ロシア(8.3%)、ブルネイ(5.6%)などから輸入しています。
※出典:資源エネルギー庁

日本政府は、脱炭素やカーボンニュートラルの流れから火力発電を減らす方針を示してはいるものの、LNG抜きに日本経済は成り立たないということが現状です。

1-2.脱炭素を背景にLNG価格が急騰!LNG関連銘柄が注目される。

世界的な脱炭素ムーブメントから1年が経過した2021年10月、LNGや原油、石炭の価格上昇が止まらない状況が続いています。

天然ガスの先物価格は、2020年7月には一時1.49ドル/MMBtuを付けていましたが、2021年10月には一時5.60ドル/MMBtuを超える水準にまで上がりました。これは直近5年間では最高値です。

なおLNG価格は、天然ガスを液化してタンカーで輸送するコストが掛かることから、天然ガス価格よりも高くなる傾向があります。

天然ガス価格の高騰を受けて、アジアのLNGスポット価格は2020年10月時点と比べて10倍以上の水準となりました。

┃すぐに電力価格には影響しないが、懸念点はある

日本の電力会社はLNGの8割程度を長期契約で調達しているため、すぐ電力価格には影響はしません。

しかし冬場に大寒波が到来した場合、スポット価格で購入する必要が出てくるため電気料金の大幅な値上がりとなる可能性があります。

天然ガスを含めたエネルギー価格が上昇している背景には、世界中で進む脱炭素の影響が指摘されています。

中国は脱炭素を進めるため、石炭から天然ガスへの転換をはかったことでLNG輸入が急増。

LNGを火力発電に使おうとしているのは中国だけではなく、世界中がLNGを買い求めたことでLNG価格が急騰する事態となりました。

脱炭素を背景にLNG価格が高騰したため、代替燃料である原油や石炭の需要が上昇し、脱炭素下での化石燃料高という皮肉な展開となっています。

LNG価格の高騰は、LNG依存度の高い日本経済にとってはネガティブ要因ですが、その一方でLNG関連銘柄には資金が流入してきています。

★注目ポイント1
・LNG(液化天然ガス)は、日本のエネルギー比率の4割弱を占める重要資源。石油・石炭に比べて燃焼時に二酸化炭素を発生させにくいため環境にやさしい。
・脱炭素を背景に、中国が石炭からLNGに転換したことなどを受けてLNG価格は高騰している。

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2.LNG関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄

2021年に大きく上昇しているLNG関連銘柄を見ていきましょう。

2-1.世界中で天然ガス開発!【1605】INPEX

LNG関連銘柄は、LNG価格の高騰が好感される銘柄と、LNG依存が高くLNG価格の下落が好感される銘柄の2種類があります。

LNG価格の高騰で好感される銘柄としては、LNGや天然ガスの開発事業を手掛けている銘柄、LNGに強い商社株が挙げられます。

原油・天然ガス開発生産を世界各地で手掛ける【1605】INPEX(旧・国際石油開発帝石)は、LNG価格の高騰で物色されるLNG関連銘柄です。

同社の株価は、2020年10月には一時489円まで下落していましたが、脱炭素下の原油・天然ガス高を背景に反発しており、2021年10月18日には1,018円まで上昇。

直近1年間の上昇率は最大+108%となっており、資源価格の高騰により“資源相場”となった2021年9月から10月に掛けては相場全体をけん引する銘柄となっています。

この他、千葉県で天然ガス開発を手掛ける【1663】K&Oエナジーグループは、長期間に渡って株価低迷していますが、2021年9~10月に急反発し、この2ヶ月弱で+30%以上の上昇となっています。

2-2.LNGに力を入れる商社株!【2768】双日

総合商社の【2768】双日は、LNGなどの資源に強い商社株として押さえておきたいLNG関連銘柄です。

同社は、前身の日商岩井時代から、インドネシアでLNGプロジェクトを手掛けており、商社株の中でも特にLNGに強いイメージが持たれている銘柄となっています。

同社の株価は、コロナショック後は低迷し、2020年10月には一時1,125円を付けていました。2021年に入ってからは上昇が続いており、2021年10月18日には2,019円まで上がっています。

この1年の最大上昇率は+79%となっており、2019~2020年の2年間に下落した分をほぼ全て戻した形となりました。

LNGなどの資源に強い商社株としては、【8058】三菱商事が+62%、【8031】三井物産が+70%となっています。
※いずれも2020年10月以降の安値から2021年10月18日までの最大上昇率。

LNG価格の上昇に恩恵を受けるLNG関連銘柄は、LNG価格の高騰を背景に、2021年には値上がりが目立ちます。

一方、LNGや天然ガス依存度の高いガス会社や電力会社にとっては、LNG価格の上昇は逆風となっており、【9531】東京ガスは最安値を更新している状況です。

 
 
★注目ポイント2
・LNG価格の上昇を受けて、LNGや天然ガスの開発事業を手掛けている銘柄やLNGに強い商社株といったLNG関連銘柄の上昇が目立つ。
・一方で、LNGや天然ガス依存度の高いガス会社や電力会社にとってLNG価格の上昇は逆風となっている。

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3.LNG関連銘柄リスト

 LNG関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄主なサービス
【1605】INPEX(旧・国際石油開発帝石)原油・天然ガス開発大手
【1663】K&Oエナジーグループ千葉県で天然ガス開発
【5019】出光興産石油元売り大手、天然ガス開発
【5020】ENEOS石油元売り最大手、天然ガス開発
【2768】双日LNGなどの資源に強い総合商社
【8031】三井物産LNGなどの資源に強い総合商社
【8058】三菱商事LNGなどの資源に強い総合商社
【9502】中部電力LNG火力発電割合が50%以上、LNG価格下落で恩恵
【9531】東京ガスガス会社大手、天然ガス価格下落で恩恵
【9532】大阪ガスガス会社大手、天然ガス価格下落で恩恵

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4.オススメのLNG関連銘柄3選!

LNG価格に影響を受けやすいオススメのLNG関連銘柄を見ていきましょう。

【1605】INPEX

チャート画像
市場東証一部
企業概要世界各地で原油・天然ガス開発を手掛ける資源開発最大手。

INPEX(旧・国際石油開発帝石)は、LNG価格・天然ガス価格の影響を受けやすいLNG関連銘柄の最右翼です。

原油価格やLNG価格が高騰するとガソリン代や電気代が上がることも懸念されますが、資源高へのリスクヘッジとして保有しておくこともおすすめの銘柄です。

また配当利回りも3.96%(2021年10月18日時点)の高配当銘柄となっています。

【8031】三井物産

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市場東証一部
企業概要鉄鉱石や原油などの資源に強い総合商社。

LNGを始めとする資源に強い総合商社としては、【8058】三菱商事、【8031】三井物産、【2768】双日の3社がマーケットで物色されやすい傾向があります。

いずれも配当利回り3%を超える高配当銘柄となっており、LNG関連銘柄であることを抜きしてもおすすめです。

【9502】中部電力

チャート画像
市場東証一部
企業概要中部地方で発電事業を手掛ける。傘下に世界最大級の火力発電会社JERA。

LNG価格が下落することで恩恵を受ける銘柄も押さえておきましょう。

中部電力は、2019年時点でLNG火力比率が54%と、LNG比率が高い電力会社として知られています。中部電力の火力発電事業はJERAに売却されていますが、JERAは東電と中部電力が50%ずつ出資しています。

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5.まとめ

天然ガス価格の上昇を受けたLNG価格の高騰は、LNG依存度が高い日本経済にとっても懸念材料となっており、今冬の電気代にも大きな影響が出てくるかもしれません。

LNG価格の高騰の背景には脱炭素の影響が指摘されており、世界的なカーボンニュートラルの流れや勢いを考えると、LNG価格の高騰が長引くことも考えられます。

LNG関連銘柄にはLNG価格の高騰が好感される銘柄と、LNG依存が高くLNG価格の下落が好感される銘柄の2種類があります。

LNG価格が高止まりしている状況においては、LNGや天然ガスの開発事業を手掛けている銘柄やLNGに強い商社株が強い状況です。

一方で、火力発電などLNG依存度が高い電力会社株などには注意が必要。

天然ガス価格やLNG価格に関するニュースにはアンテナを張っておき、LNG関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。

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