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東京オリンピックが閉会したことを受けて、2025年大阪万博が次なるイベントテーマ株として注目される流れができてきました。
2025年大阪万博が開催される大阪・夢洲は、カジノを含む統合型リゾート(IR)の候補地であることも注目ポイントの一つです。
大阪万博関連銘柄はカジノ株としても期待されており、夢洲に関連する【9307】杉村倉庫は2017年にテンバガーを達成しています。
大阪万博関連銘柄に注目していきましょう!
1.大阪万博関連銘柄とは?
東京オリンピックが終わったことで、2025年大阪万博が次なる経済起爆剤として期待され始めています。
1-1.2025年大阪万博とは?
2018年11月23日にフランスで開かれた第164回BIE総会において、大阪はバクーとエカテリンブルクとの決選投票の末、2025年の万博開催地に正式に決定しました。
大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」となっています。2020年8月25日には「細胞」をコンセプトとしたロゴマークが発表され、インターネット上では「いのちの輝きくん」と呼ばれて話題となりました。
今回注目していく大阪万博関連銘柄は、大阪万博の経済効果を受けることが期待される銘柄を総称するテーマ株です。
特に開催地の大阪・夢洲に不動産を持つ倉庫や物流、関西都市圏の建設や鉄道といった銘柄が挙げられます。
また大阪万博が開催される夢洲は、カジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致候補地になっていることでも注目されています。
大阪万博関連銘柄は、カジノ関連で注目されるテーマ株としても押さえておきましょう。
1-2.2025年大阪万博は東京オリンピック後の経済起爆剤イベントとして期待が集まる
2021年8月8日、2020東京オリンピックが閉会式を迎えました。
オリンピック後の日本経済は、人口減少やデジタル化の遅れ、産業競争力の低下など問題が山積している状況にあるだけに、必然的に2025年大阪万博への期待は高くなります。
大阪万博まではまだ4年弱あるため、株式市場においてはまだ積極的に買われるテーマ株とはなっていませんが、2025年に向けて徐々に注目度が上がっていくテーマになることは、ほぼ間違いないでしょう。
大阪万博関連銘柄の動向を見ていく上では、カジノを含む統合型リゾート(IR)の動きは要チェックが必要です。
カジノを含む統合型リゾート(IR)の候補地受付は、2021年10月1日~2022年4月28日までとなっており、2022年後半以降にIR候補地が3地域認定される予定となっています。
IR候補地を巡っては、大阪府(夢洲)、和歌山県、長崎県、横浜市の4地域が有力と見られており、この4地域から3地域がIR候補地となる可能性が高いものと見られています。
2021年7月、大阪府のIR事業者はアメリカのカジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルと、オリックスの合同体となることが事実上決定しました。
大阪府・夢洲が万博に続いて、カジノを含む統合型リゾート(IR)の候補地に選ばれるかどうかにも注目していきましょう。
★注目ポイント1 |
・2025年大阪万博は、2025年に大阪府の夢洲(ゆめしま)で開催が予定されている国際博覧会イベント。東京オリンピック後の経済起爆剤イベントとして期待される。 ・夢洲は、カジノを含む統合型リゾート(IR)の候補地としても期待されている。大阪万博関連銘柄はカジノ関連でも注目されるテーマ株。 |
2.大阪万博関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄
大阪万博関連銘柄として注目される銘柄の株価動向を押さえておきましょう。
2-1.大阪万博立候補の2017年にテンバガー!【9307】杉村倉庫
関西の老舗倉庫企業として知られる【9307】杉村倉庫は、大阪府が万博に立候補した2017年4月以降に急騰した大阪万博関連銘柄です。
同社は夢洲近くの港区に本社を置くことから、大阪万博関連銘柄の最右翼銘柄として注目されています。
大阪が万博に立候補を発表したのは2017年4月22日ですが、同社の株価は2017年7月初めに付けていた295円から急騰し、2018年1月には3,680円まで上昇。
この期間に最大12.47倍のテンバガーを達成しました。

ただその後は下落が止まらず、2021年8月時点では600円前後で推移しています。
2-2.大阪IRの事業者!【8591】オリックス
総合リース最大手の【8591】オリックスは、アメリカのカジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナル合同で大阪IRの事業者となっており、大阪万博関連銘柄としても注目されます。
同社の株価は、2020年1月初めには1,799円を付けており、コロナショックの2020年3月には1,100.5円まで下げましたが、2021年8月時点では2,000円前後まで戻してきています。

新型コロナ相場では、大阪万博関連銘柄の中でも比較的好調な銘柄です。
2020年から2021年に掛けての新型コロナ相場においては、大阪に拠点を持つ倉庫業や鉄道、建設株を中心とする大阪万博関連銘柄は非常に苦しい値動きとなっています。
2021年8月時点で、新型コロナ前の株価を取り戻せている大阪万博関連銘柄はほとんどありません。インバウンドで好調だった関西経済に、新型コロナが直撃した影響によるものだと見られます。
★注目ポイント2 |
・大阪が万博に立候補を発表した2017年には、夢洲に本社を置く【9307】杉村倉庫がテンバガーを達成した。 ・2020年から2021年に掛けての新型コロナ相場では、大阪万博関連銘柄は苦しい値動きとなっている。 |
3.大阪万博関連銘柄リスト
銘柄 | 備考 |
【1802】大林組 | 関西地盤の総合建設大手 |
【1850】南海辰村建設 | 関西地盤の中堅ゼネコン |
【2874】ヨコレイ | 夢洲に物流センターを保有する冷蔵倉庫大手 |
【6357】三精テクノロジーズ | 舞台装置・遊戯機械大手、1970年大阪万博で納入実績 |
【8591】オリックス | MGMリゾーツと合同で大阪のIR事業者 |
【9044】南海電気鉄道 | 大阪南部・和歌山を地盤とする鉄道会社 |
【9065】山九: | 夢洲に物流用地を保有する物流業者 |
【9307】杉村倉庫 | 夢洲近くの港区に本社を置く関西倉庫老舗 |
【9353】櫻島埠頭 | 夢洲近くの此花区に倉庫を保有する商業埠頭企業 |
【9364】上組 | 夢洲に物流用地を保有する港湾運送大手 |
4.オススメの大阪万博関連銘柄3選!

2025年大阪万博に向けてオススメの大阪万博関連銘柄を要チェックしておきましょう。
【1802】大林組
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 関西を地盤とする総合建設大手。スーパーゼネコン5社の一角。 |
大林組は大阪万博の建設需要が期待される大阪万博関連銘柄です。
東京オリンピックでは、新国立競技場を手掛けた大成建設が大きく買われましたが、大阪万博では大林組が同様に物色される可能性があります。
大型銘柄の中では最注目の大阪万博関連銘柄としてチェックしておきましょう。
【9307】杉村倉庫
市場 | 東証二部 |
企業概要 | 関西を地盤とする倉庫老舗。万博・カジノなど夢洲関連で注目。 |
杉村倉庫は夢洲近くの港区に本社を置く倉庫業であることから、大阪万博関連銘柄として注目されています。
2017年には大阪万博関連銘柄としてテンバガーを達成しましたが、テンバガー達成後は暴落となっています。
今後2025年に向けて再急騰する可能性は十分にあるでしょう。
【9353】櫻島埠頭
市場 | 東証二部 |
企業概要 | 大阪港を地盤とする商業埠頭会社。 |
櫻島埠頭は夢洲近くの此花区に倉庫を保有している大阪万博関連銘柄です。
夢洲に関連する銘柄は、どの銘柄が大阪万博関連銘柄として物色されてもおかしくありません。
同社や【9307】杉村倉庫はもちろん、【2874】ヨコレイや【9065】山九、【9364】上組なども押さえておくようにしましょう。
5.まとめ
大阪万博関連銘柄としては、大阪が万博へ立候補を表明した2017年に、夢洲の近くに本社を置く老舗倉庫企業の【9307】杉村倉庫がテンバガーを達成しました。
しかし2018年以降、大阪万博関連銘柄は苦しい値動きとなっており、2020年から2021年に掛けての新型コロナ相場でも強さは見られません。
ただ今後、東京オリンピックが終わったことを受けて、次なる経済起爆剤イベントとして期待される大阪万博関連銘柄に徐々に注目が集まってくることが期待されます。
また大阪万博が開催される夢洲は、カジノを含む統合型リゾート(IR)の候補地となっていることでも注目です。IR候補地は2022年後半に正式に決まる予定となっています。
2025年大阪万博やカジノを含む統合型リゾート(IR)に関するニュースは要チェックしておき、大阪万博関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
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