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【9723】京都ホテルは+40%!【9722】藤田観光は+53%!【4691】ワシントンホテルは+68%!【6565】ABホテルは+116%!【6547】グリーンズは+147%!
2023年のゴールデンウィークは、国内旅行は過去最高となり、インバウンドもコロナ前の7割に戻り、ホテル特需が発生しつつあります。
ホテル関連銘柄は、2020年新型コロナで大暴落となりましたが、2021年以降はアフターコロナ株の一角として反発しており、2022年から2023年に掛けては大反発となっています。
ホテル関連銘柄に注目していきましょう!
1.ホテル関連銘柄とは?
2023年のゴールデンウィークは国内旅行が過去最高となり、水際対策も完全緩和されたことでインバウンドも急回復していることから、ホテル関連銘柄に注目が集まっています。
1-1.ホテル関連銘柄とは?
ホテル関連銘柄は、観光セクターの一角となっており、訪日外国人観光客の恩恵を受けるインバウンド関連の一角でもあります。
ホテル関連銘柄は、観光・インバウンドセクターの中でも、ディフェンシブ銘柄が多く、ローリスク・ローリターンの銘柄が多いことが特徴です。
インバウンドの拡大は、アベノミクス第三の矢・成長戦略において最大の成果の一つとなり、2010年には861万人だった訪日外国人観光客は、2019年には3,188万人まで拡大しました。
2020年には東京オリンピック効果で史上初となる4,000万人超えも期待されていましたが、新型コロナの影響でインバウンドは壊滅状態に。
株式市場では、ホテル関連銘柄はもちろん、観光セクター全体が暴落し、新型コロナ相場で全体相場が上がる中で一人負けの状態となってしまいました。
ただ、新型コロナからの回復が始まった2021年以降は、アフターコロナ株の一角として反発基調が強まっています。
2022年には、6月から外国人観光客の受け入れが緩和され、10月には水際対策が撤廃されたことを受けて、ホテル関連銘柄は大きな反発となりました。
2020年代以降の日本経済は人口減少が避けられないため、インバウンドは必然的に成長エンジンとしても期待されます。
インバウンドに支えられるホテル関連銘柄は、長期的にも注目のテーマ株です。
1-2.2023年のホテル関連銘柄はコロナ前の成長軌道に乗ることが期待される!
大手旅行会社JTBの推計によると、2023年のゴールデンウィークは、国内旅行者数は過去最多となる見通しとなっており、国内旅行については完全にコロナ前の成長軌道に戻ったと言えます。
海外旅行も戻りつつあるものの、円安と海外物価高の影響で、海外旅行が割高となっていることは、国内旅行にとっても追い風です。
インバウンドについては、日本政府観光局(JNTO)によると、2023年3月の訪日外国人数は181万7,500人となり、2019年3月の270万人と比べて65.8%の水準にまで急回復しています。
国内旅行・インバウンドの両面から見て、ホテル需要が高まることはほぼ確実な情勢となっています。
ホテル関連銘柄は、2022年には代表的なアフターコロナ株の一角として大きく買われましたが、あくまで新型コロナで暴落した分の反発となっていました。
2023年のホテル関連銘柄は、新型コロナ以前の成長トレンドに戻ることで、さらなる上昇となることが期待されます。
★注目ポイント1 |
・ホテル関連銘柄は、インバウンドの恩恵を受ける代表的な観光テーマ株。 ・ホテル関連銘柄は、水際対策緩和でインバウンドが回復した2022年に大反発。2023年はコロナ前の成長トレンドに戻ることに期待! |
2.ホテル関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄
2-1.ビジネスホテル「コンフォートホテル」を展開!【6547】グリーンズ
ビジネスホテル「コンフォートホテル」やシティホテル「グリーンズホテル」を展開する【6547】グリーンズは、2022年から2023年に掛けて最も大きく上げたホテル関連銘柄の一つです。
同社の株価は、2020年1月初めには1,160円を付けていましたが、コロナショック後の2020年4月には326円まで大暴落し、その後は徐々に回復してきていました。
2022年4月終わりには613円を付けていましたが、この1年は急回復しており、2023年4月11日には1,518円まで回復し、コロナ前の水準を回復しています。
この1年の最大上昇率は+147%です。
2-2.2022~2023年のホテル関連銘柄はほぼ全面高!【6565】ABホテルなど
2022年から2023年に掛けてのホテル関連銘柄は、ほぼ全面高となっており、この1年で多くの銘柄が反発しました。
2022年4月~2023年4月に掛けてのホテル関連銘柄の最大上昇率は次の通りです。
・【4691】ワシントンホテル:+68%(644円→1,082円)
・【6565】ABホテル:+116%(1,266円→2,735円)
・【9616】共立メンテナンス:+39%(4,630円→6,460円)
・【9713】ロイヤルホテル:+32%(1,199円→1,590円)
・【9722】藤田観光:+53%(2,356円→3,620円)
・【9723】京都ホテル:+40%(597円→840円)
※上昇率は2022年4月終値から2023年5月2日までの高値の値。
ただ、ホテル関連銘柄はあくまで新型コロナでの暴落を取り戻した形となっており、今後はコロナ前の上昇トレンドに戻ることが期待されます。
★注目ポイント2 |
・2022年から2023年に掛けてのホテル関連銘柄はほぼ全面高となり、この1年で多くの銘柄が反発し、新型コロナ前の株価水準を取り戻した。 ・2023年以降のホテル関連銘柄は、新型コロナ前の上昇トレンドに戻ることが期待される。 |
3.ホテル関連銘柄リスト
銘柄 | 主なサービス |
【4681】リゾートトラスト | 会員制リゾートホテル「エクシブ」 |
【9024】西武ホールディングス | 高級ホテル「プリンスホテル」 |
【9616】共立メンテナンス | ビジネスホテル「ドーミーイン」、旅館「共立リゾート」 |
【6547】グリーンズ | ビジネスホテル「コンフォートホテル」、シティホテル「グリーンズホテル」 |
【6565】ABホテル | ビジネスホテル「ABホテル」 |
【4691】ワシントンホテル | ビジネスホテル「ワシントンホテルプラザ」「R&Bホテル」 |
【9708】帝国ホテル | 高級ホテル「帝国ホテル」 |
【9713】ロイヤルホテル | 高級ホテル「リーガロイヤル」 |
【9722】藤田観光 | ビジネスホテル「ワシントンホテル」、旅館「椿山荘」 |
【9723】京都ホテル | 京都の名門ホテル「ホテルオークラ京都」「からすま京都ホテル」 |
4.オススメのホテル関連銘柄3選!
インバウンド株の一角としても注目・オススメのホテル関連銘柄を押さえておきましょう。
【9616】共立メンテナンス
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | 学生寮・社員寮の管理運営。ビジネスホテル「ドーミーイン」も展開。 |
共立メンテナンスは、ビジネスホテル「ドーミーイン」を展開する代表的なホテル関連銘柄です。
ホテル関連銘柄は流動性(売買代金)が小さく取引しづらい銘柄が多くなっていますが、同社はホテル関連銘柄の中でも流動性が大きい主力銘柄となっています。
【4681】リゾートトラスト
市場 | 東証プライム市場 |
企業概要 | 会員制ホテル「エクシブ」を展開するリゾートホテル最大手。 |
リゾートトラストは、会員制ホテル「エクシブ」を運営する、リゾートホテルトップのホテル関連銘柄です。
共立メンテナンスと並んで、東証プライム市場を代表する人気のホテル関連銘柄となっています。
インバウンド株の一角としても押さえておくようにしましょう。
【9704】アゴーラ ホスピタリティー グループ
市場 | 東証スタンダード市場 |
企業概要 | アゴーラブランドでホテル展開。香港資本の傘下に。 |
ホテル関連銘柄には、100円未満のボロ株も少なくありません。
具体的な銘柄としては、【1773】YTL(21円)、【9704】アゴーラ ホスピタリティー グループ(24円)、【3350】メタプラネット(30円)、【3237】イントランス(61円)などです(いずれの株価も2023年5月2日終値時点)。
ただ、いずれのボロ株もハイリスク・ハイリターンであり、最悪の場合には上場廃止のリスクもある点には注意しておきましょう。
5.まとめ
ホテル関連銘柄は、観光・インバウンドセクターの代表的なテーマ株となっており、ローリスク・ローリターンのディフェンシブ銘柄が多いことが特徴です。
2022年から2023年に掛けてのホテル関連銘柄は、水際対策緩和によるインバウンド回復への期待もあり、ほぼ全面高の大反発となっています。
2023年のゴールデンウィークは、国内旅行は過去最高となり、インバウンドもコロナ前の7割に戻るなど、ホテル需要は新型コロナ前の成長トレンドに戻りつつある状況です。
ホテル関連銘柄は新型コロナ前の株価水準を取り戻した銘柄が多くなっていますが、今後は長期的に上昇していくことが期待されます。
旅行や観光、インバウンドに関するニュースにはアンテナを張っておき、ホテル関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう。
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