平成から新元号へ!2018年恩恵を受ける特需銘柄に注目!

 

商業印刷の【7919】野崎印刷紙業株価2倍を超える上昇!
 
天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴う、平成から新元号への切り替えに大きな注目が集まっています。
 
新元号への切り替えによって、印刷会社を中心に大きな経済効果がもたらされると期待できるでしょう。
 
今回は新元号切り替えに関する最新の動向と、関連銘柄について取り上げていきます。

1.新元号への切り替えに市場の関心高まる

天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴う新元号への切り替えが、マーケットでも注目を集めています。

1-1.新元号とは?切り替えはいつ?

2016年8月8日、現天皇陛下である今上天皇が「生前退位の意向をにじませる内容」のお気持ちを表明されたことは、日本国民にとって大きなニュースとなりました。
 
天皇陛下が生前退位されることになれば、現在の元号である「平成」が終わり、新しい元号に切り替わることになります。
 
政府は天皇陛下のご意向を受け、天皇陛下の退位を一代限りで認める皇室典範特例法が、2017年6月9日に参院本会議で可決・成立しました。
 
2017年12月1日に開催された皇室会議にて、「2019年4月30日に天皇陛下が退位し、5月1日に皇太子徳仁親王殿下が即位し、新元号への改元を行う」とする意見集約が行われ、12月8日に閣議決定。
 
こうして、2019年4月30日には現在の元号である「平成」が終わり、2019年5月1日から新元号に切り替わることが正式に決定しました。
 
現在、新元号の発表は、天皇陛下の在位30年を祝う2019年2月24日の記念式典以降に発表する方向で検討されています。
 

1-2.新元号への切り替えで期待される経済効果!

新元号切り替えによって特需が発生することが予測される新元号関連銘柄に、マーケットの注目が集まっています。
 
特に新元号関連銘柄としてその恩恵が期待されるのは、印刷を手掛けている企業です。
 
元号が切り替わると、多くの印刷物が刷り直しとなるため、印刷物を手掛けている印刷会社に大きな経済効果があるとの思惑買いが入ると期待されます。
 
そのほか紙幣や硬貨の更新も必要になることから、紙幣や硬貨の製造に携わる企業も新元号関連銘柄として物色対象となるでしょう。
 
また、新元号の発表と同時に市場では「ご祝儀相場」が到来することもあるかもしれません
 
2019年2月24日以降に発表される新元号はぜひチェックしておきましょう。

 

★注目ポイント1
 天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴い、2019年2月24日以降に発表予定の新元号への切り替えはマーケットで注目を浴びている。

2.新元号関連銘柄の株価推移

 新元号関連銘柄は、天皇陛下の生前退位に関するニュースが流れるたびに物色されるテーマ株となっています。

2-1.カレンダーに強い野崎印刷紙業

商業印刷や包装資材、カレンダー等を手掛ける【7919】野崎印刷紙業は、新元号関連銘柄を代表する銘柄であると言えます。
 
同社株は天皇陛下が生前退位のお気持ちを表明する前の2016年8月初め120円台で推移していましたが、表明以降は株価+30%以上もの急騰を見せました。
 その後も新元号に関するニュースが流れるたびに物色が向かっており、天皇陛下のお気持ち表明から現在までの1年半で、株価は2.5倍も成長しています。
 
印刷を手掛けている企業のなかでも、同社のような中小印刷銘柄が新元号関連銘柄として買わているようです。
 

2-2.インク世界首位のDIC

インクで世界首位の化学工業メーカー【4631】DICは、印刷から連想されて新元号関連銘柄として買いが向かいました。
 
同社株はお気持ち表明前の段階で株価2,000円台を割り込んでいましたが、表明からわずか3か月後には株価1.7倍の3,385円を付けています。
その後しばらくはボックス圏で推移するも、2018年1月には高値4,525円と株価をじわじわと伸ばしてきています。
 
新元号切り替えによる印刷物の刷新から同社のインクが注目されるように、直接は関わっていなくても連想買いが向かう場合があります
 

2-3.新聞輪転印刷機大手の東京機械製作所

新聞輪転印刷機大手の【6335】東京機械製作所は、新聞部数の減少から長らく業績が低迷していましたが、新元号関連銘柄として一躍注目を浴びました。
 
2016年8月初め38円だった同社株は、3か月後の11月には倍以上となる85円をつけるまでに買われました。(2017年05月に1株→10株の株式併合)
しかし、現在は主力の新聞部数の低下が更に深刻化していることから、株価は天皇陛下の表明前の水準に近付いています。
 
新元号期待のニュースで一時的に上昇しても、業績や事業内容の見通しが良くなければ長期投資だとリスクが伴います
 
 
★注目ポイント2
 新元号関連銘柄は、2016年8月の天皇陛下お気持ち表明以降大きな値上がりを見せており、もう一段高が予想される。

3.新元号関連銘柄チェックリスト

新元号関連銘柄より厳選の注目株をチェックしていきましょう。

銘柄株価主なサービス
 【4631】DIC3,590円  インク
 【6335】東京機械製作所509円  印刷機械
 【6418】日本金銭機械1,214円  紙幣識別機
 【6428】オーイズミ562円  紙幣識別機
 【6457】グローリー3,845円  硬貨・紙幣処理機
 【7838】共立印刷(★低位株)361円  商業印刷
 【7851】カワセコンピュータサプライ(★低位株)390円  商業印刷
 【7912】大日本印刷2,259円  総合印刷
 【7913】図書印刷954円  出版印刷
 【7914】共同印刷3,425円  出版印刷
 【7915】NISSHA2,858円  一般印刷
 【7916】光村印刷2,419円  商業印刷
 【7919】野崎印刷紙業(★低位株)307円  商業印刷
 【7946】光陽社1,699円  印刷製品
 【7987】ナカバヤシ623円  図書製本

※株価は2018年4月6日終値で算出

★注目ポイント3
 新元号関連銘柄を抽出してみると印刷関連が多い。特に、中小の印刷銘柄は新元号関連のニュースが流れる度に物色されている印象がある。

4.新元号関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かった新元号関連の上位3銘柄を発表致します。
 
※2017年4月6日~2018年4月6日の1年で算出
 

4-1.第1位【7919】野崎印刷紙業

チャート画像
上昇率 2.2倍(安値:155円 → 高値:347円)
市場 東証二部
RSI 73.68(買われ過ぎ)
 

4-2.第2位【7851】カワセコンピュータサプライ

チャート画像
上昇率 1.8倍(安値:292円 → 高値:552円)
市場 東証二部
RSI 53.12(売り買い均衡)
 

4-3.第3位【7987】ナカバヤシ

チャート画像
上昇率 1.5倍(安値:510円 → 高値:765円)
市場 東証一部
RSI 47.45(売り買い均衡)

※RSIは2018年4月6日終値より算出

★注目ポイント4
 新元号関連銘柄の中でもは比較的株価水準の低い低位株に物色が向かっていることから、個人投資家の関心の高さが伺える。

5.まとめ

 2016年8月8日に天皇陛下がお気持ち表明をされてからの3ヶ月~半年間に、新元号関連銘柄は大きな値上がりを見せました

 
今後、新元号切り替えによる印刷物や貨幣などで生じる経済効果への期待から、もう一段高となる動きがあってもおかしくありません。
 
2019年4月30日に予定されている天皇陛下の生前退位と、翌5月1日の皇太子さまの新天皇への即位は、ご祝儀相場をもたらすことも考えられます。
 
2019年2月24日以降の新元号発表はチェックしておきましょう。

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