「QRコード」関連銘柄セクターに有力企業が相次ぎ参入!その動向に注目!

 
 日本が諸外国と比べて大きく遅れているキャッシュレス化を推し進める切り札として、QRコード決済が大きな注目を集めています。

それにより、QRコード関連銘柄は

【3623】ビリングシステム2.5倍
【4824】メディアシークは3.6倍!

の上昇を見せるなど短期急騰を見せております。

また、QRコード決済にはLINEや楽天、3大メガバンクといった有力企業が次々と参入を発表しており、今後も有力企業の参入が相次ぐものと期待されます。

QRコード関連銘柄に注目していきましょう!

1.キャッシュレス化推進の切り札として期待されるQRコード

 日本で中々進まないキャッシュレス化ですが、QRコードを使った決済に大きな期待が集まっています。

1-1.QRコードとは?

 今回は、キャッシュレス化やフィンテックとも大きな関わりを持つQRコードに関連した銘柄に注目していきます。

QRコード(キューアールコード)とは
1994年にデンソーの開発部門(現在はデンソーウェーブ)で開発されたマトリクス型2次元コードのことです。

QRとは「Quick Response」に由来しており、高速読み取りに強みを持ちます。

QRコードは、当初は自動車部品工場や物流・配送センターで効率的な製品管理を可能にするために開発されましたが、現在は工場や物流での製品管理以外の用途でも広く使われています。

特に、日本でQRコードが一般にも広く普及するきっかけとなったのは、携帯電話でQRコードを読み取れるようになったことです。

携帯電話のカメラでQRコードを読み取ることによって、サイトへのアクセスを容易にしたり、携帯電話のアドレス帳登録ができるなどの用途に使われたことで、QRコードは爆発的に普及しました。

近年では、航空券やイベントの入場チケット鉄道やバスの乗車券などにもQRコードが使われるようになっており、今後更に多くの領域でQRコードが使われていくことが期待されます。

そして、現在、QRコードが最も注目を浴びているのは、ネット決済手段を始めとするフィンテック領域です。

 

1-2.決済手段として大きく注目されるQRコード

 QRコードは決済手段として大きく注目されています。

日本政府は、2020年東京オリンピックまでにキャッシュレス化を推進する意向を示しており、QRコードを使った決済は日本で中々進まないキャッシュレス化を推進する切り札として期待されます。

世界に目を向けてみると、時価総額でアメリカの5大IT企業に次ぐ中国のアリババとテンセントが、QRコード決済の世界的リーディングカンパニーとなっています。

アリババが開発したAlipayとテンセントが開発したWeChat Payは、中国本土のみならず世界中で猛烈なシェア争いを繰り広げており、日本でも広く普及してきています。

この流れを受けて、多くの日本企業も、QRコード決済に相次いで新規参入を発表しています。

LINEの「LINE Pay」や楽天の「楽天ペイ」を始め、三菱UFJ・三井住友・みずほの三大メガバンクがQRコードの規格を統一し、新たな決済サービス「BankPay」を開始することで合意しています。

ただ一方では、神戸大学の検証によると、QRコードの作成に不正な操作を加えることによって偽の情報を仕込むことができるセキュリティリスクがあることも発見されており、今後の課題となりそうです。

電子マネーとキャッシュレス化が増加中!2018年恩恵を受ける関連銘柄は!

2018.03.23
★注目ポイント1
 QRコードとは、デンソーで開発されたマトリクス型2次元コードのこと。携帯電話の普及で一般にも爆発的にも普及し、現在はキャッシュレス化の切り札として大きく期待される。

2.QRコード関連銘柄はこの1年で大きく値を上げている

 QRコード関連銘柄は、政府が進めるキャッシュレス化推進にも関わるテーマ株でもあり、この1年で大きく上昇しています。

2-1.ネット決済サービスを手掛けるビリングシステム

 クイック入金や収納代行を軸にネット決済サービスを手掛ける【3623】ビリングシステムは、QRコード関連銘柄を代表する銘柄です。

同社は、スマホ決済サービス「PayB」を手掛けていることで知られています。

同社の株価は、2017年6月には2,535円を付けていましたが、キャッシュレス化がニュースでも度々話題となったこの1年で大きく上昇していき、2017年12月には一時8,085円まで上昇しました。

この1年で最大3.1倍の上昇となり、2018年6月現在は6,000円前後で推移しています。

QRコード関連銘柄は、現在大きく注目されているキャッシュレス化に深く関わるテーマ株であることから今後も期待されます。

 

2-2.無料QRコード読み取りアプリを手掛けるメディアシーク

 システムコンサルティングを手掛ける【4824】メディアシークも、QRコードやキャッシュレス関連で注目される銘柄です。

同社は、無料QRコード読み取りアプリ「ICONIT」を手掛けており、既に2,700万ダウンロードを記録しています。

同社の株価は、2017年度中は横ばいが続き9月には401円の安値を付ける動きで推移していました。

しかし、メガバンクがQRコードの規格を統一するといったQRコード関連のニュースがきっかけとなり、2018年1月から大きく上昇していき、2018年4月には一時1,456円の高値まで上昇しました。

この1年で最大3.6倍の上昇となりましたが、高値を付けてからは大きく下げており、2018年6月には700円前後まで値を下げています。

 

2-3.携帯電話の電子決済に強いフライトホールディングス

 携帯電話の電子決済を主力とする【3753】フライトホールディングスも、QRコード関連銘柄として注目の銘柄です。

同社の株価は、2017年6月に1,013円を付けていましたが、その後は大きく値を下げて、2018年2月には一時570円まで下落していました。

しかし、有力企業が次々とQRコード決済への参入を発表したことによって大きく反発していき、2018年6月には1,690円まで上昇しました。

この1年で安値から見ると2.9倍の反発となっています。

QRコード関連銘柄は、キャッシュレス化の軸になるテーマ株として注目されることから、この1年で大きく値を上げました

しかし、大きく値を上げる一方で大きく値を下げることも多く、ハイリスクハイリターンのテーマ株となっています。

 
★注目ポイント2
 QRコード関連銘柄は、政府が推進するキャッシュレス化で注目されたこともあり、この1年で大きく値を上げた。しかし、その反面、値下がり率も大きく、ハイリスクハイリターンのテーマ株となっている。

3.主要QRコード関連銘柄チェックリスト

 QRコード関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
 【3623】ビリングシステム5,810円  スマホ決済サービス「PayB」
 【3753】フライトホールディングス1,508円  スマホ決済サービス
 【3769】GMOペイメントゲートウェイ12,750円  スマホ決済サービス
 【3917】アイリッジ1,933円  スマホ決済サービス
 【3938】LINE4,610円  QRコード決済「LINE Pay」
 【4689】ヤフー(低位株★)364円  Yahoo!ウォレットでQRコード決済対応
 【4755】楽天711.2円  QRコード決済「楽天ペイ」
 【4824】メディアシーク681円  無料QRコード読み取りアプリ「ICONIT」
 【6172】メタップス3,080円  モバイル決済「pring」
 【6664】オプトエレクトロニクス649円  バーコードリーダー
 【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ631円  3大メガバンクでQRコード決済「BankPay」開始予定
 【8316】三井住友フィナンシャルグループ4,316円  3大メガバンクでQRコード決済「BankPay」開始予定
 【8411】みずほフィナンシャルグループ(低位株★)186.5円  3大メガバンクでQRコード決済「BankPay」開始予定
 【8473】SBIホールディングス2,873円  2018年7月からQRコード決済を開始予定
 【9437】NTTドコモ2,879.5円  QRコード決済「d払い」

※株価は2018年6月27日終値で算出

★注目ポイント3
 QRコード関連銘柄を抽出してみると、IT企業と銀行が多い。関連銘柄はまだ多くないが、今後更に多くの企業が参入してくることが期待される。

4.QRコード関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

 過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったQRコード関連より上位3銘柄を発表致します。

※2017年6月28日~2018年6月28日の1年で算出 

4-1.第1位【6629】テクノホライゾン・ホールディングス

チャート画像
上昇率 4.3倍(安値:234円 → 高値:1,027円)
市場 ジャスダック
RSI 23.96(売られ過ぎ)
 

4-2.第2位【4824】メディアシーク

チャート画像
上昇率 3.6倍(安値:401円 → 高値:1,456円)
市場 東証マザーズ
RSI 21.54(売られ過ぎ)
 

4-3.第3位【3753】フライトホールディングス

チャート画像
上昇率 2.9倍(安値:570円 → 高値:1,690円)
市場 東証二部
RSI 52.94(売り買い均衡)

※RSIは2018年6月28日終値より算出

★注目ポイント4
自動運転、教育ICT、監視カメラ、防災といった様々なテーマと絡むテクノホライゾンが、QRコード関連でも上昇率1位となった。現在は、高値から比べ半値ほど下げているので、今後の反発期待も視野に入れておきたいところ。

5.まとめ

 QRコード関連銘柄は、この1年で大きな上昇となっており、投資家から大きな注目を集めるテーマ株になっていることが分かります。

政府がキャッシュレス化を推し進めており、「政策に売りなし」という相場格言を体現しているテーマ株と言えそうです

日本のキャッシュレス化比率は諸外国と比べるとまだ低いため、今後更なる普及が期待されます。

ただ、QRコード関連銘柄は大きな値上がりをしやすい反面、大きな値下がりとなる局面も多く、ハイリスクハイリターンのテーマ株となっていますので注意しておきましょう。

QRコード関連の材料「政府のキャッシュレス化推進」や「有力企業の新規参入」といったニュース、関連銘柄の動向はチェックしておきましょう。

 

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