必読必須の厳選3記事
【4563】アンジェスは564%!【3604】川本産業は+788%!【7707】プレシジョン・システム・サイエンスが+854%!!【2191】テラは+2,264%!!!
マスクやワクチンなどのコロナウィルス関連銘柄は、2020年に最も強く買われている最強テーマ株の一つとなっています。
2020年11月には新型コロナ第三波で感染者が急増している一方、アメリカのファイザーやモデルナがワクチン開発に成功したかもしれないと報じられており、マーケットも大きく反応しています。
コロナウィルス関連銘柄に注目していきましょう!
1.コロナウィルス関連銘柄とは?
マスクやワクチンなどのコロナウィルス関連銘柄は、2020年新型コロナ相場で最も買われているテーマ株の一つとなっています。
1-1.新型コロナウィルスとは?
2020年11月18日時点の全世界の感染者数は5,529万人を超え、死者数は133万人を突破しました。
冬に向かって気温が低下している欧米や日本などの北半球では第三波が到来しており、再び感染者数が急増しつつあります。
日本では9月以降は感染者数が減少して安定していましたが、10月頃から北海道で感染者が急増し、11月に入ると全国的に感染者が増加傾向となっています。
11月14日には全国で1,715人の感染が確認されて過去最多の感染者数を更新しました。
今後本格的な冬の到来を迎えるにあたって、感染者の急増による医療崩壊などが懸念されます。
その一方で、11月9日にはアメリカの製薬大手ファイザーが新型コロナへの予防効果が90%を超えるワクチンを開発したとのビッグニュースが入ってきました。
さらに11月16日にはアメリカの新興製薬会社モデルナ社も、新型コロナに94.5%の効果があるワクチンを開発したと報じられています。
ワクチン開発のニュースを受けてマーケットは急騰しており、ダウ平均株価(NYダウ)はコロナショック前の高値を超えて過去最高値を更新し、日経平均株価も一時バブル期以来の26,000円まで上昇。
ただ、ファイザーのワクチンはマイナス70度で保管する必要があるなど課題も指摘されており、パンデミックを収束させることができるかどうかは未知数です。
1-2. コロナウィルス関連銘柄はどのような銘柄が注目されている?
今回は、マスクやワクチンといったコロナウィルス関連銘柄に注目していきます。
テレワークやデジタルトランスフォーメーション、巣ごもり消費などのテーマ株も広義のコロナウィルス関連銘柄ではありますが、今回はコロナウィルスの蔓延に直接関係のある銘柄をピックアップしていきます。
マスクやアルコール消毒液は、新型コロナの影響で最も特需があった製品の一つです。
マスクやアルコール消毒液を手掛けるコロナウィルス関連銘柄は、新型コロナの蔓延が中国・武漢市で確認された2020年1月に急騰しました。
多くの銘柄が2020年1月から2月に掛けて急騰したことから、その後の新型コロナ相場ではほとんど動いていませんでしたが、第三波の到来を前に再び動き出し始めています。
新型コロナのワクチン開発で注目されるコロナウィルス関連銘柄は、2020年新型コロナ相場で最も大きく買われている銘柄群の一つです。
新興のバイオベンチャーが中心に買われており、ハイリスク・ハイリターンの銘柄が多いことには注意が必要です。
ただ、ワクチン開発を手掛けるコロナウィルス関連銘柄は、2020年3月から6月に掛けて大きく上昇していましたが、7月以降は急騰の反動で下落しています。
★注目ポイント1 |
・冬の到来を前に新型コロナ第三波が懸念される一方で、ファイザー・モデルナがワクチン開発に成功したと報じられた。 |
2.コロナウィルス関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄
2020年に急騰した代表的なコロナウィルス関連銘柄を見ていきましょう。
2-1.マスク最大手!【3604】川本産業
マスクやガーゼなどの医家用衛生材料最大手【3604】川本産業は、2020年新型コロナ相場の先陣を切ったコロナウィルス関連銘柄です。
同社は、代表的なマスクメーカーであり、花粉症やインフルエンザ関連銘柄に位置付けられているディフェンシブ銘柄でした。
同社の株価は、2020年1月初めには450円を付けていましたが、中国・武漢市での新型コロナ拡大を受けて大きく買われ、1月20日からは10日連続ストップ高となり、2月3日には4,000円まで急騰しました。
わずか1ヶ月で最大8.88倍(+788%)という大暴騰となりましたが、この反動からその後は大暴落となり、3月以降は1,000円台で停滞。
約9ヶ月の調整を経て、新型コロナ第三波の到来となった2020年11月には一時2,099円にまで上昇しており、再急騰の兆しが見えてきたかもしれません。
マスク以外のコロナウィルス関連銘柄としては、業務用アルコール消毒液を手掛ける【4465】ニイタカは+321%、新型コロナ検査システム「geneLEAD」を手掛ける【7707】プレシジョン・システム・サイエンスは+854%などとなっています。
※いずれも2020年安値を付けてから高値までの最大上昇率。
2-2.最強のワクチン銘柄!【2191】テラ
がん免疫療法に強いバイオベンチャーの【2191】テラは、新型コロナの治療法開発が期待されて大きく買われたコロナウィルス関連銘柄です。
同社は、2020年4月27日、先端医療支援を手掛けるセネジェニックス・ジャパン社と新型コロナの間葉系幹細胞を用いた治療法の開発で共同研究契約を結んだというニュースを発表。
このニュースを受けて、株価が青天井に急騰することとなりました。
同社の株価は、コロナショックでは2020年3月13日に92円のボロ株まで売られていましたが、上記ニュースで急騰し、連日のストップ高の末に6月9日には2,175円まで上昇。
コロナショックから3ヶ月で23.64倍(+2,264%)という歴史的急騰となりました。2020年の全銘柄中トップの上昇率となっており、新型コロナ相場で最も大きく上昇した銘柄です。
ただ、6月初めに高値を付けてからは大暴落となっており、2020年10月には一時620円まで下げています。
治療薬・ワクチン開発で注目されるコロナウィルス関連銘柄としては、大阪大学と共同で新型コロナのワクチン開発を手掛ける【4563】アンジェスも最大+564%の上昇となっています。
★注目ポイント1 |
・マスクやワクチンなどのコロナウィルス関連銘柄は2020年に大きく上がっている。ただ、急騰後には暴落しているため注意が必要。 |
3.コロナウィルス マスク関連銘柄リスト
3-1.注目のコロナウィルス、マスク関連銘柄を紹介
銘柄 | 主なサービス |
【3604】川本産業 | ガーゼやマスクなどの医家用衛生材料最大手 |
【4465】ニイタカ | オフィス・飲食店向けアルコール消毒液 |
【6291】日本エアーテック | クリーンルームなど感染症対策製品 |
【6946】日本アビオニクス | 発熱者スクリーニング用の赤外線サーモグラフィ |
【7707】プレシジョン・システム・サイエンス | 新型コロナ検査システム「geneLEAD」 |
【2191】テラ | 新型コロナの間葉系幹細胞を用いた治療法開発 |
【2372】アイロムグループ | 子会社のIDファーマが中国の上海公衆衛生臨床センターと新型コロナワクチンの共同開発 |
【4563】アンジェス | 大阪大学と共同で新型コロナのワクチン開発 |
【4571】ナノキャリア | ミセル化ナノ粒子技術を用いた新型コロナワクチン開発 |
【4974】タカラバイオ | アンジェス開発の新型コロナワクチン生産に協力 |
4.オススメのコロナウィルス関連銘柄3選!
新型コロナ第三波やワクチン開発などで注目・オススメのコロナウィルス関連銘柄を抑えておきましょう。
【3604】川本産業
市場 | 東証二部 |
企業概要 | マスクやガーゼ、脱脂綿など医家用衛生材料最大手 |
マスクを手掛けるコロナウィルス関連銘柄としては、最大手の川本産業を抑えておけば問題ありません。
川本産業以外にもマスクを手掛けるメーカーはありますが、ほぼ全ての銘柄が川本産業と同じ値動きとなっています。
同社は2020年1月に急騰後は暴落~横ばいとなっていましたが、新型コロナ第三波が到来した2020年11月には再び上昇に転じる動きが見られています。
【4563】アンジェス
市場 | 東証マザーズ |
企業概要 | 遺伝子治療薬「コラテジェン」を手掛けるバイオベンチャー。 |
アンジェスは、大阪大学と共同で新型コロナワクチン開発を手掛けているバイオベンチャーです。
新型コロナワクチン開発では日本で最も注目されている銘柄と言って間違いありません。
アメリカのファイザー・モデルナに続いて、アンジェスがビッグニュースを発表する可能性は十分にあります。
【7707】プレシジョン・システム・サイエンス
市場 | 東証マザーズ |
企業概要 | 全自動遺伝子診断システムを手掛けるバイオベンチャー。 |
プレシジョン・システム・サイエンスは、新型コロナ検査システム「geneLEAD」を手掛けているコロナウィルス関連銘柄です。
2020年の最大上昇率は9.5倍とテンバガー寸前まで急騰していましたが、7月以降は大きく下落しており、11月には高値から3分の1の水準にまで値を落としています。
そろそろ大反発があってもおかしくありません。
5.まとめ
マスクを手掛ける【3604】川本産業や、新型コロナ治療法開発の【2191】テラ、ワクチン開発の【4563】アンジェスなど、コロナウィルス関連銘柄は2020年最強テーマ株の一つとなっています。
ただ、川本産業を始めとするマスク株は2020年2月に、新型コロナ治療法やワクチンを手掛けるバイオベンチャー株は2020年6月にピークアウトしており、急騰の反動で暴落していることには注意が必要です。
今後、「新型コロナ第三波がどうなっていくのか?」「ファイザー・モデルナのワクチンにはパンデミックを収束させるほどの影響があるのか?」などに注目が集まります。
特に川本産業とアンジェスは2020年11月に再上昇しており、新型コロナ第三波を受けてコロナウィルス関連銘柄が再急騰する可能性もあります。
新型コロナ第三波の感染状況やワクチン開発といったニュースにはアンテナを張っておき、コロナウィルス関連銘柄の動向は要チェックしておきましょう!
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