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【6659】メディアリンクスは10.4倍!【2743】ピクセルカンパニーズは10.7倍!【2330】フォーサイドは10.9倍!【4935】リベルタは14.7倍!【9399】ビート・ホールディングス・リミテッドは16.1倍!【3350】メタプラネットは30.5倍!
2024年の東証スタンダード市場(旧・ジャスダック)からは、6銘柄のテンバガーが輩出され、いずれもボロ株・低位株からのテンバガーとなっています。
旧・ジャスダック銘柄が多い東証スタンダード市場は、注目テーマ株を中心に押さえておくことがテンバガーを狙う上での基本戦略となります。
2024年の東証スタンダード市場(旧・ジャスダック)の動向を押さえた上で、2025年のジャスダック×テンバガー候補銘柄に注目していきましょう!
1.ジャスダック×テンバガーについて

2022年4月4日の東証再編で、ジャスダックは東証スタンダード市場と東証グロース市場に再編されました。
ジャスダック・スタンダードの銘柄は東証スタンダード市場に、ジャスダック・グロースの銘柄は東証グロース市場に移行しましたが、ほぼ東証スタンダード市場に移行したと考えて問題ありません。
東証二部の全銘柄も東証スタンダード市場に移行しており、東証二部+ジャスダックが東証スタンダード市場となっています。
1-1.ジャスダックの2024年の株価動向と2025年の注目テーマ株とは?
2022年4月の市場再編に伴って、ジャスダックの株価指数「日経ジャスダック」や「ジャスダックインデックス」も算出が終了となりました。
代わりに導入されたのが、東証スタンダード市場の全銘柄を対象に時価総額加重平均で算出される「東証スタンダード市場指数」です。
2024年の「東証スタンダード市場指数」の動向を見ていきましょう。
「東証スタンダード市場指数」は、2023年末に付けていた1,169.31ポイントから、2024年末には1,272.07ポイントまで上昇しました。
「東証スタンダード市場指数」の年間上昇率は+8.78%となっています。
※参考:東証プライム市場指数:+17.71% 東証グロース市場指数:-7.45%
指数の上昇率で見ると、「東証スタンダード市場指数」は、「東証プライム市場指数」の半分程度の上昇率に留まりました。
ただ、2024年の東証スタンダード市場からは、次の6銘柄がテンバガー達成となっています。
【3350】メタプラネット | 30.5倍 | 140円→4,270円 |
【9399】ビート・HD・リミテッド | 16.1倍 | 300円→4,840円 |
【4935】リベルタ | 14.7倍 | 333円→4,920円 |
【2330】フォーサイド | 10.9倍 | 67円→735円 |
【2743】ピクセルカンパニーズ | 10.7倍 | 37円→397円 |
【6659】メディアリンクス | 10.4倍 | 29円→304円 |
ジャスダック(東証スタンダード市場)のテンバガー投資は、注目テーマ株のボロ株・低位株を中心に押さえておくことが基本戦略となります。
1-2.ジャスダックから誕生したテンバガー銘柄とは?
過去にテンバガーを達成したジャスダック銘柄を一覧で見ていきましょう。
2024年 | ||
【3350】メタプラネット | 上昇率:30.5倍 | 140円(2024年2月) 4,270円(2024年12月) |
【9399】ビート・HD・リミテッド | 上昇率:16.1倍 | 300円(2024年1月) 4,840円(2024年11月) |
【4935】リベルタ | 上昇率:14.7倍 | 333円(2024年1月) 4,920円(2024年12月) |
【2330】フォーサイド | 上昇率:10.9倍 | 67円(2024年1月) 735円(2024年3月) |
【2743】ピクセルカンパニーズ | 上昇率:10.7倍 | 37円(2024年1月) 397円(2024年4月) |
【6659】メディアリンクス | 上昇率:10.4倍 | 29円(2024年2月) 304円(2024年6月) |
2023年 | ||
【7901】マツモト | 上昇率:12.10倍 | 安値:1,772円(2022年3月) 高値:21,450円(2022年6月) |
2020年 | ||
【2191】テラ | 上昇率:23.64倍 | 92円(2020年3月) 2,175円(2020年6月) |
【8256】プロルート丸光 | 上昇率:11.44倍 | 47円(2020年4月) |
【5212】不二硝子 | 上昇率:12.42倍 | 330円(2020年3月) |
【6400】不二精機 | 1上昇率:1.13倍 | 150円(2020年3月) |
▼2018年
銘柄 | 上昇率 | 安値 | 高値 |
【9820】エムティジェネックス | 23.91倍 | 1,921円(2018年2月) | 45,950円(2018年9月) |
【2164】地域新聞社 | 11.60倍 | 431円(2018年1月) | 5,000円(2018年11月) |
2017年 | ||
【2722】アイケイ | 上昇率:13.5倍 | 安値:253.5円→高値:3,440円 |
【7519】五洋インテックス | 上昇率:12.1倍 | 安値:1,020円→高値:12,400円 |
2016年 | ||
【2303】ドーン | 上昇率:14.8倍 | 安値:295円→高値:4,380円 ※安値からの上昇率) ※2015年6月→2016年5月の1年内にテンバガー達成。 |
2015年 | ||
【8462】フューチャーベンチャーキャピタル | 上昇率:17.1倍 | 安値:186円→高値:3,185円 |
【4783】日本コンピュータ・ダイナミクス | 上昇率:13.5倍 | 安値:317円→高値:4,280円 ※2014年7月→2015年6月の1年内にテンバガー達成。 |
【4777】ガーラ | 上昇率:16.8倍 | 安値:206円→高値:3,475円 ※2014年2月→2015年1月の1年内にテンバガー達成。 |
★注目ポイント1 |
・2024年の東証スタンダード市場(旧・ジャスダック)は、全体相場は堅調な上昇に留まったが、ボロ株・低位株から6銘柄のテンバガーを輩出した。 ・2025年も、注目テーマ株のボロ株・低位株を中心に押さえておくことが基本戦略となる。 |
2.2024年、ジャスダックでテンバガーを達成した銘柄について
2024年に東証スタンダード市場(旧・ジャスダック)からテンバガーを達成した6銘柄から、特に注目の銘柄について見ていきましょう。
2-1.ボロ株からテンバガー達成!【2743】ピクセルカンパニーズなど

2024年に低位株からテンバガー達成となった東証スタンダード市場の銘柄は、次の3銘柄です。
・【3350】メタプラネット:30.5倍(140円→4,270円)
・【4935】リベルタ:14.7倍(333円→4,920円)
・【9399】ビート・ホールディングス・リミテッド:16.1倍(300円→4,840円)
仮想通貨関連銘柄の【3350】メタプラネットと並んで注目されるのが、【4935】リベルタです。
【4935】リベルタは、美容商品やトイレタリー商品、機能衣料商品などの企画販売を手掛ける企業であり、特にテーマ性が強い銘柄ではありません。
同社は2024年5月15日に株式分割を発表し、この時点の株価は分割後換算で338.5円となっていました。
5月21日に急騰し、同社の冷感アイテムブランド「クーリスト」の売れ行きが好調、クラファン大手「キャンプファイヤー」との業務提携といったニュースや決算が発表される度に物色されていきました。
株式分割前には一時333円を付けていた株価は、2024年12月30日の大納会では4,920円を付け、2024年トータルでは最大14.7倍(333円→4,920円)のテンバガー達成となりました。
2025年に入ってからも止まらず、1月8日には一時6,600円まで上昇。
しかし1月8日の寄り付き直後から売り注文が殺到して取引できず特別売り気配となり、5,390円のストップ安に。
翌1月9日も値付かずの4,390円のストップ安となっています。
テンバガー達成銘柄の宿命として、テンバガー達成後には、いつこのような大暴落となってもおかしくありません。
【4935】リベルタを1月8日の寄り付き直後の高値で買ってしまった投資家は、2日連続ストップ安をくらってしまいましたが、テンバガー銘柄の特徴を掴んでいれば避けられた事態です。
2-2.ボロ株からテンバガー達成!【2743】ピクセルカンパニーズなど

2024年に100円未満のボロ株からテンバガー達成となった東証スタンダード市場の銘柄は、次の3銘柄です。
・【2330】フォーサイド:10.9倍(67円→735円)
・【2743】ピクセルカンパニーズ:10.7倍(37円→397円)
・【6659】メディアリンクス:10.4倍(29円→304円)
ボロ株からのテンバガー達成となった3銘柄は、いずれもより短期間で急騰したことが特徴的です。
【2330】フォーサイドは2024年2月の1ヶ月で急騰し、【2743】ピクセルカンパニーズは2024年2月下旬から4月初めまでの実質1ヶ月半、【6659】メディアリンクスは2024年2月~6月の急騰でテンバガー達成となっています。
そして、いずれの銘柄も急騰後には暴落しており、2025年1月9日時点の株価は次のようになっています。
・【2330】フォーサイド:179円
・【2743】ピクセルカンパニーズ:101円
・【6659】メディアリンクス:73円
ボロ株は短期間で急騰しやすく、テンバガー達成後はほぼ確実に暴落するため、ボロ株のテンバガー達成後は下手に手を出さないようにしましょう。
3.2025年ジャスダックからテンバガー候補5選!
2025年ジャスダックのテンバガー候補銘柄として、東証スタンダード市場から重要テーマ株の低位株を中心に5銘柄選定しました。今後の動きに期待したいところです。
3-1.【8226】理経
市場 | ジャスダック(スタンダード) |
企業概要 | 衛星通信技術に強い情報機器輸入商社。 |
2025年は石破政権とトランプ政権の誕生によって、防衛株(防衛関連銘柄)に引き続き注目です。防衛株は、三菱重工などの主要銘柄が、防衛費倍増議論が始まった2022年から大きく買われているため、これまで焦点が当たらなかった銘柄が物色されるかもしれません。理経は、情報機器輸入商社として安全保障分野の製品も手掛けていますが、まだ物色されておらず、低位株となっています。
3-2.【3747】インタートレード
市場 | ジャスダック(スタンダード) |
企業概要 | 証券・FX向けシステム開発・保守を手掛ける。 |
2024年は、仮想通貨の上昇を受けて、仮想通貨関連銘柄の【3350】メタプラネットが30倍超のテンバガー達成となりました。インタートレードは、証券・FX向けシステム開発を手掛けているとともに、仮想通貨(暗号資産)販売システムも提供しており、暗号資産ジパングコインの取引システムも手掛けています。2019年に急騰して以降は停滞して低位株となっているため、仮想通貨関連銘柄として急騰する可能性があるかもしれません。
3-3.【4767】テー・オー・ダブリュー
市場 | ジャスダック(スタンダード) |
企業概要 | イベント制作最大手 |
テー・オー・ダブリューは、イベント制作の大手企業です。2025年は大阪・関西万博が開催されるため、株式市場でも注目が集まってくる可能性があります。同社はイベント制作会社であるため、もしかしたら連想されて急騰することもあるかもしれません。「東証スタンダード銘柄」「低位株」「非貸借銘柄」と条件は揃っており、2020年コロナショックで急落して以降はほとんど戻していない点も注目です。
3-4.【6614】シキノハイテック
市場 | ジャスダック(スタンダード) |
企業概要 | 画像処理カメラやPLC通信に強みを持つ半導体検査装置メーカー。 |
シキノハイテックは、東証スタンダード市場の半導体検査装置メーカーです。2024年は、夏頃以降から半導体株は全面安となっており、同社も一時1,000円を割ってしまいました。ただ、2025年に入ってから半導体株にも反発の動きが見え始めています。半導体株でテンバガーを狙うには長期保有が必要となりますが、ジャスダックの半導体株【6627】テラプローブはコロナショックから4年間でテンバガー達成となっています。
3-5.【3993】PKSHA Technology
市場 | ジャスダック(スタンダード) |
企業概要 | 画像認識や自動対話などに強いAIベンチャー。 |
PKSHA Technologyは、自動運転でトヨタと提携していることでも知られる東証スタンダード市場のAI関連銘柄です。自動運転関連では、たびたび名前が挙がるAI株となっています。トランプ氏の再選を受けて、イーロン・マスク氏が選挙協力していたこともあり、米国市場ではテスラ株が復活しており、EVや自動運転といった自動車関連テーマ株が2025年には再び注目される可能性があります。
3.まとめ
2024年の東証スタンダード市場(旧・ジャスダック)からは、6銘柄のテンバガーが輩出されました。
いずれもボロ株・低位株からのテンバガー達成となりましたが、仮想通貨関連銘柄の【3350】メタプラネットはテーマ株としても重要な銘柄となり、【4935】リベルタも人気銘柄として売買が殺到しています。
東証スタンダード市場(旧・ジャスダック)は、東証グロース市場(旧・マザーズ)に比べるとテンバガーが出にくい傾向がありますが、ボロ株・低位株の爆発力には注目です。
東証スタンダード市場でテンバガーを狙う上では、注目テーマ株のボロ株・低位株を中心に押さえておくことが基本戦略となるでしょう。
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