「ナノテクノロジー」関連銘柄!医療分野で急速に発展するナノテク!

ナノテクノロジー関連銘柄はこの1年で

【5301】東海カーボン3倍【4240】クラスターテクノ1.4倍【3446】ジェイテックコーポレーションはIPOで6倍!!

物質をナノメートルの領域まで小さくするナノテクノロジーは、半導体を始め多くの分野で実用化されており、今後更に多くの領域で応用されることが期待されています。

特に、これからはがん治療やゲノム創薬といった医療分野で急速に発展していくものと見られています。

ナノテクノロジー関連銘柄に注目していきましょう!

 

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1.ナノテクノロジー関連銘柄に期待

今回は、代表的な未来技術の一つであるナノテクノロジーに関連する銘柄に注目していきます。

1-1.ナノテクノロジーとは?

ナノテクノロジー(ナノテク)とは
物質をナノメートル(nm、10億分の1メートル)の領域まで小さくして、原子や分子のスケールで自在に制御する技術のことです

ナノテクノロジーの手法は、トップダウン方式とボトムアップ方式に分けられます。

トップダウン方式とは物質を微細加工することによってナノスケールまで小さくする技術であり、ボトムアップ方式とは原子や分子を組み立ててナノスケールの物質を作り出す技術のことです。

ナノテクノロジーの研究・開発は、原子や分子といったナノレベルの世界を観察することが可能な「走査型プローブ顕微鏡(SPM)」の登場が大きな原動力となりました。

ナノテクノロジーと一口に言っても、その応用範囲や応用技術は幅広く、半導体や遺伝子工学を始め様々な分野で大きな期待を集めています。

例えば、半導体をナノレベルに小型化することに成功すれば、コンピューターを更に小型化・高性能化することが可能となります。

ナノテクノロジーは半導体や遺伝子工学といった分野で大きな注目を集めていますが、将来的にはロボットや建築といった分野でも応用されることが期待されています。

1-2.ナノテクノロジーと関連するテーマは?

ナノテクノロジーはマーケットでも注目される様々なテーマと関連があることでも知られています。

現在ナノテクノロジーが最も活用されているのは、ナノ素材の分野です。ナノ素材は、太陽電池や医療、半導体といった領域で使われています。

特に、カーボンナノチューブはナノ素材の代表格であり、世界中で研究・開発が行われています。

また、近年は、医療分野においてナノテクノロジーが注目されることが多くなっていると言えます。

ナノレベルの粒子や薄膜などを分子認識材料として用いて、生体の反応を検出するバイオセンサーが実用化されれば、がん治療に大きなイノベーションをもたらすことになると期待されています。

この他にも、遺伝子解析やゲノム創薬、ドラッグデリバリーシステムなどでナノテクが応用されれば、より多くの病気を副作用が少なく効率的に治療することが可能になると期待されます。

今回注目するナノテクノロジー関連銘柄は、主にナノ素材を手掛けている銘柄が中心になってきます。

 

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★注目ポイント1
ナノテクノロジーとは、物質をナノメートルの領域まで小さくして自在に制御する技術のこと。半導体や太陽電池などでナノ素材が使われており、今後は医療分野での応用が注目される。

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2.ナノテクノロジー関連銘柄の推移

ナノテクノロジー関連銘柄の動向を見ていきましょう。

2-1.ファインカーボンを手掛けている東海カーボン

黒鉛電極やカーボンブラックに強い【5301】東海カーボンは、ナノテクノロジー関連銘柄としても注目されます。

同社は、半導体シリコンや太陽電池に使われるファインカーボンを手掛けていることで知られています。同社の株価は、2017年8月終わりには761円を付けていましたが、この1年上昇しており、2018年6月には一時2,373円まで上昇しました。

この1年で最大約3倍の上昇となり、2018年9月現在は2,000円前後で推移しています。

ただ、同社の上昇の背景にあったのは、中国が電気炉に使われる黒鉛電極を規制したことによって、黒鉛電極の価格がこの1年で約10倍にまで暴騰したことが大きいと見られます。

この影響を受けて、黒鉛電極の世界シェア4位である同社は、10年ぶりの過去最高益を達成するに至りました。

2-2.ナノテク製品を一貫して手掛けるクラスターテクノ

樹脂複合材料を中心に樹脂製品を手掛ける【4240】クラスターテクノは、ナノテクノロジー関連銘柄を代表する銘柄の一つです。

同社は、ナノ素材から検査機器まで一貫してナノテク製品を手掛けており、機能性樹脂複合材料である「エポクラスター」は大手電機メーカーの電子機器部品に多数採用されています。同社の株価は、2017年9月初めには667円を付けており、2018年2月には978円まで上昇しました。しかし、その後は大きく下げており、2018年9月現在は550円前後で推移しています。

この1年で最大+46%の上昇となったものの、1年トータルで見てみると-17%の下落となっています。

 

2-3.ナノ加工が可能な高精度X線ミラーを手掛けるジェイテック

研究用精密実験装置メーカーである【3446】ジェイテックコーポレーションは、新興のナノテクノロジー関連銘柄として注目されます。

同社は、高精度X線ミラーや細胞培養装置などを手掛けており、主力の高精度X線ミラーはナノ単位での形状加工の産業利用を可能にする装置として知られています。同社は、2018年3月に新規上場(IPO)しました。公募価格は2,250円で、初値は公募価格の4.3倍となる9,700円を付け、一時公募価格から約6倍となる13,490円まで上昇しました。

しかし、その後は暴落しており、2018年9月現在は4,500円前後で推移しています。

まだ公募価格の2倍以上で推移しているものの、初値からは半減しており、高値からは3分の1程度にまで暴落しています。

ここまで見てきたナノテクノロジー3銘柄はいずれも大きく上げていますが、その後の下落などを見ると、ナノテクノロジーというテーマに継続的に資金が入ってきているとは言い難いと考えられます。

 

★注目ポイント2
ナノテクノロジー関連銘柄は一部の銘柄が大きく値上がりしているものの、テーマ自体が大きな注目を集めているとは言い難い。

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3.主要ナノテクノロジー関連銘柄チェックリスト

ナノテクノロジー関連銘柄より厳選した注目株をチェックしておきましょう。

銘柄株価主なサービス
【3401】帝人2,115円カーボンナノファイバー
【3402】東レ815.9円カーボンナノチューブ
【3405】クラレ1,571円カーボンナノチューブ
【3446】ジェイテックコーポレーション4,275円ナノ加工を可能にする高精度X線ミラー
【4004】昭和電工5,200円カーボンナノチューブ
【4240】クラスターテクノロジー548円ナノ素材、検査機器
【5301】東海カーボン1,984円ファインカーボン
【5602】栗本鐵工所1,748円ナノ製品「SoftMRF」
【6701】NEC3,070円カーボンナノチューブ
【6702】富士通796円ナノテク研究
【6752】パナソニック1,313.5円ナノテクを使った空気清浄機
【6951】日本電子1,118円走査電子顕微鏡
【7701】島津製作所3,310円ナノテク材料
【8101】GSIクレオス1,406円カーボンナノチューブ
【8151】東陽テクニカ929円走査電子顕微鏡

※株価は2018年9月5日終値で算出

★注目ポイント3
ナノテクノロジー関連銘柄を抽出してみると、カーボンナノチューブを始めとするナノ材料を手掛けている銘柄が多い。

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4.ナノテクノロジー関連銘柄の上昇率ランキングTOP3!

過去1年間の安値から高値までを算出し、最も上昇率の高かったナノテクノロジー関連より上位3銘柄を発表致します。

※2017年9月6日~2018年9月6日の1年で算出

4-1.第1位【5301】東海カーボン

チャート画像
上昇率3.11倍(安値:761円 → 高値:2,373円)
市場東証一部
RSI71.67(買われ過ぎ)

4-2.第2位【6951】日本電子

チャート画像
上昇率2.54倍(安値:488円 → 高値:1,240円)
市場東証一部
RSI60.47(やや買われている)

4-3.第3位【4004】昭和電工

チャート画像
上昇率1.99倍(安値:2,901円 → 高値:5,790円)
市場東証一部
RSI66.84(やや買われている)

※RSIは2018年9月6日終値より算出

★注目ポイント4
上昇率トップは3.1倍の【5301】東海カーボン。どの銘柄も右肩上がりのチャートで、今後の動きも期待値が高まる。

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5.まとめ

今回注目したナノテクノロジー関連銘柄はいずれも大きな上昇となっていますが、東海カーボンは黒鉛電極バブルに、ジェイテックはIPOバブルに支えられて高騰したものと見られます。

かつては「ナノテクノロジー」や「ナノテク」というワードはマーケットでも大きく注目されていましたが、近年はナノテクが当たり前の技術となってきたことから、マーケットでの反応は大きくありません。

ナノテクノロジーは今後、マーケットでも大きな注目を集めるがん治療やゲノム解析といった分野で応用されていくものと考えられており、これらのテーマには注目が集まります。

 

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