2025年の東証一部(プライム)×テンバガー候補の大化け期待銘柄とは?

2024年の東証一部(東証プライム市場)は、新NISAが始まり、日経平均株価はバブル超えの4万円に到達するなど好調な1年となりました。

「政府クラウド」に認定された【3778】さくらインターネットがテンバガーとなり、電線株や防衛株なども強さを見せましたが、これまで相場をけん引してきた半導体株は厳しい展開となっています。

2024年の東証一部(東証プライム市場)の動向を押さえた上で、2025年の東証一部(東証プライム)×テンバガー候補銘柄に注目していきましょう!

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1.東証一部(プライム)×テンバガーについて

2022年4月の東証再編によって、多くの東証一部銘柄が最上位の東証プライム市場に再編され、一部の銘柄は東証スタンダード市場に降格となりました。

2024年の東証一部(東証プライム市場)の株価動向とテンバガーを抑えておきましょう。

1-1.東証一部(東証プライム)の2024年の株価動向と2025年の注目テーマ株とは?

2024年は新NISAが始まり、米国市場も強かったことも受けて、日経平均株価はバブル超えの4万円に到達しました。

東証プライム市場全銘柄の時価総額加重平均で算出される「TOPIX(東証株価指数)」を見てみると、2023年末の2,366.39ポイントから、2024年末には2,784.92ポイントまで上昇。

東証プライム市場を代表する225銘柄の株価平均で算出される「日経平均株価」は、2023年末に付けていた33,464.17円から、2024年末には39,894.54円まで上昇しています。

上昇率に換算するとTOPIXは+17.68%の上昇、日経平均株価は+19.21%の上昇です。

ただ、2024年の東証プライム市場は好調だったものの、2024年の1年間という期間で見ると、テンバガーは輩出されませんでした。

しかし期間をズラすと、「政府クラウド」銘柄の【3778】さくらインターネットがテンバガー達成となっています。

東証プライム市場は、長期投資に適した銘柄に特化した市場となっているため、どうしても短期的なテンバガーを狙うのは難しくなっています。

2024年の東証プライム市場で特に注目されたテーマ株としては、電線株や防衛株が挙げられる

電線三強の【5803】フジクラ、【5801】古河電気工業、重工三強の【7013】IHI、【7011】三菱重工業、【7012】川崎重工業は強さが目立ちました。

とはいえ、終値ベースで東証プライム市場の年間上昇率トップとなった【5803】フジクラにしても、最大上昇率は6.31倍(1,075.5円→6,788円)となっています。

2025年は石破内閣とトランプ政権の誕生により、防衛株はより注目を集めてきそうです。

ただ防衛株の中心となる重工三強は、ロシアによるウクライナ侵攻から防衛費倍増議論が始まった2022年比で10倍弱の上昇率となっており、これ以上の過熱は厳しいかもしれませんの注意しましょう。

1-2.東証一部(プライム)から誕生したテンバガー銘柄とは?

過去にテンバガーを達成した東証一部銘柄を振り返って見ましょう。

2024年
【3778】さくらインターネット17.70倍620円(2023年3月)10,980円(2024年3月)
2021年
【6335】東京機械製作所14.53倍256円(2021年1月)3,720円(2021年9月)
2020年
【3962】チェンジ10.91倍585.3円(2020年3月)6,390円(2020年9月)
【3788】GMO10.28倍1,381円(2020年3月)14,210円(2020年10月)
【5337】ダントー18.36倍58円(2020年3月)1,065円(2020年10月)
【3683】サイバーリンクス11.75倍334円(2020年3月)3,925円(2020年12月)
2017年
【2930】北の達人コーポレーション上昇率:12.1安値:41.9円→高値:507円
【3053】ペッパーフードサービス上昇率:13.7安値:597.5円→高値:8,230円
2015年
【3660】アイスタイル上昇率:10.3安値:120.3円→高値:1,240円
※安値からの上昇率
【3778】さくらインターネット上昇率:15.4安値:137円→高値:2,110円
※2015年1月13日→2016年1月13日の1年内でのテンバガー達成。
2013年
【4344】ソースネクスト上昇率:16.3安値:20.4円→高値:334円
※2012年10月→2013年10月の1年内でのテンバガー達成。
【2491】バリューコマース上昇率:10.3安値:152.3円→高値:1,580円
※2012年10月→2013年10月の1年内でのテンバガー達成。
【8515】アイフル上昇率:11.3安値:73円→高値:829円
※2012年5月→2013年5月の1年内でのテンバガー達成。

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2. 2024年、東証一部(プライム)でテンバガーや高上昇を達成した銘柄について

2024年に東証一部(東証プライム)でテンバガーを達成した銘柄や高上昇した銘柄を見ていきましょう。

2-1.東証プライム初のテンバガー達成!【3778】さくらインターネット

【3778】さくらインターネットは、レンタルサーバーやVPSなどを手掛けるデータセンター大手です。

2023年には、デジタル庁が同社のIaaS型クラウド「さくらのクラウド」をガバメントクラウドに認定したと発表し、「政府クラウド」銘柄として急騰しました。

2023年3月末に付けていた620円から、2024年3月7日には10,980円まで上昇しており、17.70倍のテンバガー達成となっています。

2022年の東証プライム市場への再編以降では、東証プライム初のテンバガーとなりました。

2024年の1月から3月初めに掛けては新NISAの話題の中心となった銘柄ですが、3月に高値を付けて以降は大暴落となり、2024年8月には2,300円まで下落しました。

SNSでは、同社株を信用取引で高値掴みして、追証が発生する報告が相次ぐ事態に。

とはいえ、このような展開となるのはテンバガー株の宿命であり、テンバガー達成後の特徴について押さえておけば防げた事態ではあります。

いくら「政府クラウド」として期待されているとしても、あくまで期待感で急騰したに過ぎず、業績による裏付けがない以上、暴落は不可避でした。なお、2025年1月7日時点では4,710円となっています。

2-2.2024年東証プライム値上がり率トップ!【5803】フジクラ

2024年は、電線株が非常に強く、終値ベースで見た上昇率では【5803】フジクラが東証プライム銘柄では1位となりました。

電線三強の3銘柄について、2024年の最大上昇率は次の通りです。
・【5803】フジクラ:6.31倍(1,075.5円→6,788円)
・【5801】古河電気工業:3.22倍(2,199円→7,090円)
・【5802】住友電気工業:1.75倍(1,777円→3,123円)
※2024年に付けた安値から、その後に付けた高値の値。

電線最大手は【5802】住友電気工業ですが、フレキシブルプリント基板にも強みを持つ【5803】フジクラが特に強さを見せました。

3. 2025年東証一部(プライム)からテンバガー候補5選!

東証一部(東証プライム市場)から選定した2025年のテンバガー候補の5銘柄を予想。注目理由にもあるよう今後に期待です。

3-1.【3687】フィックスターズ

市場東証プライム市場
企業概要システム高速化ソフトを開発する。自動運転で注目。

フィックスターズは、システム高速化ソフトに強いソフト開発会社です。自動運転関連銘柄としても、よく名前が上がる銘柄となっており、生成AI関連でも注目されます。非貸借銘柄であり、制度信用取引による空売りが入らないため、買いが集中して吹き上がる可能性もあります。

3-2.【4344】ソースネクスト

市場東証プライム市場
企業概要自動通訳機「ポケトーク」を手掛ける。

「ポケトーク」を手掛けるソースネクストは、2025年に大阪万博関連銘柄やインバウンド関連銘柄として注目される可能性があります。価格帯は100円台の低位株となっており、低位株急騰の可能性があります。

3-3.【6740】ジャパンディスプレイ

市場東証プライム市場
企業概要中小型液晶パネル世界大手。赤字体質から抜け出せず。

ジャパンディスプレイは、2014年3月の上場から、10年以上に渡って下落し続けている悪名高い銘柄です。上場から10年経っても赤字体質からは抜け出せず、株価は上場時に付けていた800円から、2025年1月7日時点では20円となっています。さすがにそろそろ反発してもおかしくないかもしれませんが、10円台に向かう展開も十分にあり得るため注意しておきましょう。

3-4.【6920】レーザーテック

市場東証プライム市場
企業概要マスクブランクス検査装置に強いグローバルニッチの半導体製造装置企業。

レーザーテックは、2012年の上場から12年で最大200倍となった東証屈指の大人気半導体株です。ただ、2024年は厳しい展開となっており、2024年5月に付けた45,500円から、2024年12月には14,740円と、3分の1にまで暴落しています。PERは20倍弱にまで下落しており、買い時かもしれません。1年単位での短期テンバガーは難しいですが、長期投資では可能性が十分にあります。

3-5.【8698】マネックスグループ

市場東証プライム市場
企業概要ネット証券「マネックス証券」。仮想通貨取引所「コインチェック」を傘下

マネックスグループは、仮想通貨取引所「コインチェック」を傘下とする代表的な仮想通貨関連銘柄です。月足チャートで見ると、ビットコイン価格とほぼ完全に連動した値動きです。
仮想通貨は雑所得となるため最高税率55%となりますが、株式投資なら20.315%の申告分離課税となるため、マネックスグループに投資していた方が税制面では有利です。
配当利回りも4.19%(2025年1月7日終値時点)あり、もちろん新NISAでも投資可能です。短期でのテンバガーは難しいものの、今後も仮想通貨が値上がりし続けていけば、長期でのテンバガーは十分にあり得ます。

★注目ポイント2
東証プライム市場のテンバガー銘柄候補は、注目テーマ株を中心に押さえておこう。ただ、プライム銘柄はそもそも長期投資向きの市場のためテンバガー発掘には向かない。

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3.まとめ

2024年の東証一部(東証プライム)市場は、新NISAが始まったことも追い風に、日経平均株価が史上初の4万円に到達しました。

2024年は、2023年に引き続いて生成AIや半導体株が強く、「政府クラウド」期待の【3778】さくらインターネットがテンバガー達成となりました。

ただ、夏頃から生成AIや半導体株は売られてきており、2024年トータルで見ると電線株や防衛株が強さを見せています。

東証プライム市場は、長期投資銘柄に特化した市場となっているため、短期的にテンバガーを狙うのは難しくなっています。

東証プライム市場は、半導体株や商社株といった注目テーマ株を押さえて、長期投資で資産形成を狙うというのが王道です。

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