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再生医療やがん治療、新薬開発など注目されやすいテーマを手掛けている銘柄が多いバイオベンチャー株は、急騰しやすいテーマ株として知られています。
バイオベンチャーがひしめくバイオテクロノジー関連銘柄の中でも、500円以下の低位株はこれから急騰する可能性が小さくありません。
バイオテクロノジー関連銘柄の低位株に注目していきましょう!
1.バイオテクノロジーと低位株
バイオテクロノジー関連銘柄と、その低位株に注目していきましょう。
1-1.バイオテクロノジー関連銘柄とは?
バイオテクロノジーの関連テーマとしては、iPS細胞を始めとした再生医療やがん治療、新薬の開発、ゲノム編集といった注目テーマがひしめいています。
人類の平均寿命は延び続けており、「人生100年時代」には再生医療やがん治療への期待が更に高まることはあっても弱まることはありません。
そのため、バイオテクロノジー関連銘柄は非常に息の長いテーマ株になることが期待されています。
また、バイオテクロノジー関連銘柄には、新興のバイオベンチャー企業が多いことが特徴です。
再生医療や新薬開発で結果が出るまでには長い時間を擁することから、多くのバイオベンチャーは赤字になっており、事業業績を反映して低位株に留まっているバイオベンチャー株が多いです。
その一方、バイオベンチャー株は研究への期待感から急騰する銘柄が少なくなく、ソーシャルゲーム関連銘柄と並んで低位株爆発を起こしやすいテーマ株であると言えます。
1-2.「バイオテクノロジー」×「低位株」
今回は、500円以下の低位株に絞って、バイオテクロノジー関連銘柄を見ていきます。
低位株は急騰しやすい一方、業績不振から低位株に留まっている銘柄も多く、リスクも相応にあることはしっかりと留意しておきましょう。
特に、バイオテクロノジー低位株の場合に注意しておかなければいけないのは、急騰してからの動きです。
バイオテクロノジー低位株は、研究や業績への期待感から急騰するケースが大半です。つまり、実体のない期待感から暴騰するケースが他のテーマ株よりも多いと言えます。
それはつまり、急騰してから一度暴落が始まったら買い支える理由がないため、暴落への歯止めが効かない場合が多いということを意味します。
この1年で急騰したバイオテクロノジー低位株としては、疼痛疾病に強みを持つバイオベンチャーの【4579】ラクオリア創薬が挙げられます。同社は、2016年は500円以下で推移しており、2017年1月初めには398円を付けていた低位株でした。2017年4月に500円を突破してからは一気に上昇していき、2018年1月には3,320円まで上昇しました。
この1年間で最大8.3倍まで上昇したことになります。しかし、その後は暴落しており、2018年7月には高値から3分の1以下となる1,046円まで値を下げています。
バイオテクロノジー関連銘柄は低位株から急騰する銘柄が多いテーマ株なのは確かですが、その反面、急騰してからのリスクも高いため注意しておきましょう。
★注目ポイント1 |
バイオテクロノジー関連銘柄は、バイオベンチャーが多く、研究への期待感から低位株が急騰しやすい。ただ、実体のない急騰になる場合が多く、急騰後の暴落リスクには注意が必要。 |
2.「バイオテクノロジー」低位株リスト20銘柄!
バイオテクロノジー関連銘柄を500円以下の低位株に絞って見ていきましょう。
※株価は、2018年8月7日終値で算出
【2370】メディネット
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 77円 |
主なサービス | 東大医科研発のバイオベンチャー。がん免疫療法の総合提供サービスを展開。 |
【4582】シンバイオ製薬
市場 | ジャスダック |
株価 | 126円 |
主なサービス | 医療ニーズの高い「がん、血液、ペインマネジメント」の3分野に特化。 |
【4564】オンコセラピー・サイエンス
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 146円 |
主なサービス | 東大医科研発の創薬ベンチャー。がん治療薬の研究開発を手掛ける。 |
【4978】リプロセル
市場 | ジャスダック |
株価 | 208円 |
主なサービス | iPS細胞を始めとする再生医療の研究開発を手掛けるバイオベンチャー。 |
【4594】ブライトパス・バイオ
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 263円 |
主なサービス | がん免疫治療薬の開発を手掛けるバイオベンチャー。 |
【4596】窪田製薬ホールディングス
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 310円 |
主なサービス | 眼疾患の治療・治療薬・医療技術の研究開発を手掛ける眼科医療ソリューションカンパニー。 |
【4585】UMNファーマ
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 312円 |
主なサービス | 次世代ロジカルワクチンの開発を手掛ける創薬ベンチャー。 |
【3106】クラボウ
市場 | 東証一部 |
株価 | 318円 |
主なサービス | 大手繊維メーカー。正常ヒト表皮角化細胞や特定遺伝子検査用キットなどのバイオ事業も手掛ける。 |
【4563】アンジェス
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 355円 |
主なサービス | 遺伝子医薬や治療ワクチンを手掛ける阪大教授創業のバイオベンチャー。 |
【2191】テラ
市場 | ジャスダック |
株価 | 388円 |
主なサービス | がん治療に効果的な樹状細胞ワクチン療法を手掛けるバイオベンチャー。 |
【4576】デ・ウエスタン・セラピテクス研究所
市場 | ジャスダック |
株価 | 427円 |
主なサービス | 緑内障・高眼圧症治療薬などを手掛ける創薬ベンチャー。 |
【2929】ファーマフーズ
市場 | 東証二部 |
株価 | 441円 |
主なサービス | 機能性食品や検査薬の開発を手掛ける。 |
【2342】トランスジェニック
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 445円 |
主なサービス | マウスを使ったゲノム解析を手掛ける熊本大学発のバイオベンチャー。 |
【4591】リボミック
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 455円 |
主なサービス | 核酸医薬品のアプタマー医薬を手掛ける東大発の創薬ベンチャー。 |
【7707】プレシジョン・システム・サイエンス
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 465円 |
主なサービス | バイオ関連機器のOEMを手掛ける。 |
【2395】新日本科学
市場 | 東証一部 |
株価 | 481円 |
主なサービス | 新薬の安全性や有効性を確認するための前臨床試験受託を手掛ける。 |
【4571】ナノキャリア
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 482円 |
主なサービス | がん治療薬を手掛ける創薬ベンチャー。 |
【4240】クラスターテクノロジー
市場 | ジャスダック |
株価 | 485円 |
主なサービス | 樹脂製品のナノテク開発。生体チップの技術開発も行う。 |
【8095】イワキ
市場 | 東証一部 |
株価 | 490円 |
主なサービス | 医薬品原料・医薬品の製造・販売を行う医薬専門商社。 |
【7777】スリー・ディー・マトリックス
市場 | ジャスダック |
株価 | 495円 |
主なサービス | 再生医療、細胞医療、薬物送達システムなどに利用できるペプチド製品の開発を手掛ける。 |
※株価は2018年8月7日終値で算出
★注目ポイント2 |
500円以下の低位株に絞ってバイオテクロノジー関連銘柄を抽出してみると、やはりバイオベンチャーが多い。 |
3.番外編:「バイオテクノロジー」値嵩株トップ3!
ではここからは、番外編として、株価の高い値嵩株トップ3をチェックしていきます。
株価の高い順にてランキング方式で発表!
※株価は、2018年8月7日終値で算出
1位【6988】日東電工
市場 | 東証一部 |
株価 | 8,507円 |
主なサービス | 粘着テープなどの包装材料や半導体関連材料、光学フィルムなどを製造する材料メーカー。 |
注目ポイント | 日本を代表する材料メーカーで、液晶や半導体、医療まで幅広い領域の事業を手掛けている。医療事業では、核酸医薬品の原薬合成の設備で世界トップシェアを誇り、粘着技術を応用した経皮吸収医薬品にも定評がある。 |
2位【7476】アズワン
市場 | 東証一部 |
株価 | 7,980円 |
主なサービス | 理化学機器や介護機器の専門商社。 |
注目ポイント | 研究開発用機器の卸売りを手掛ける研究室のトータルサプライヤー。バイオテクノロジーの研究開発に必要な研究用品を取り扱う。 |
3位【4901】富士フイルムホールディングス
市場 | 東証一部 |
株価 | 4,653円 |
主なサービス | 医療機器や液晶材料を手掛ける。 |
注目ポイント | かつての写真用フィルム事業から転換し、多角経営が有名。医療分野ではデジタルX線画像診断システムや低分子医薬品、創薬支援用iPS細胞などを手掛ける。 |
※株価は2018年8月7日終値で算出
★注目ポイント3 |
バイオテクロノジー関連銘柄の値嵩株には東証一部の有力銘柄が並ぶ。 |
4.まとめ
再生医療やがん治療といったバイオテクロノジーは、これから人類が迎える「人生100年時代」を健康に過ごすために欠かせない未来技術になると期待されます。
バイオベンチャー株にたびたび巨大な資金が流入して暴騰と暴落を繰り返すのは、世界中の投資家からのバイオテクノロジーへの期待の高さを象徴していると言えます。
この1年間では【4579】ラクオリア創薬や【2385】総医研ホールディングスなどのバイオ低位株が暴騰しましたが、今後もバイオ低位株への資金流入が起こることは確実であると見られます。
再生治療やがん治療などといったバイオテクロノジーのニュースにはアンテナを張っておき、低位株の動向に期待しましょう。
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