「リチウムイオン電池」×「低位株」=6銘柄!500円以下の低位株をピックアップ!

 

 リチウムイオン電池関連銘柄は、EV(電気自動車)関連としても注目されていることから関連銘柄は軒並み大きな上昇を遂げています。

ただ、現在リチウムイオン電池関連銘柄は、既に多くの銘柄が買われているため500円以下の低位株は少なくなっていますが、まだ出遅れ株が残っているかもしれません。

今回は、そんな「リチウムイオン電池」関連銘柄の中でも、500円以下の低位株に注目していきます。

全6銘柄をチェック! 

1.リチウムイオン電池と低位株

EVとの関わりも深いリチウムイオン電池関連銘柄の低位株に注目していきましょう。

1-1.リチウムイオン電池について

 今回は、EVやスマホなどに欠かせないリチウムイオン電池の関連銘柄を、個人投資家にも手が出しやすい500円以下の低位株に絞って見ていきます。

リチウムイオン電池とは
正極と負極の間をリチウムイオンが移動することで充電や放電を行う電池のことです。「リチウムイオン二次電池」や「リチウムイオンバッテリー」などとも呼ばれます。

リチウムイオン電池と一口に言っても、正極、負極、電解質の材料の組み合わせによって性能や用途が異なります。

代表的な構成としては、正極にリチウム遷移金属複合酸化物、負極に黒鉛などの炭素材料、電解質に有機溶媒とリチウム塩が使われますが、この他にも多種多様な構成があります。

リチウムイオン電池は、スマホやノートパソコン、デジカメなど、幅広い電気機器に搭載されており、2010年には市場規模が1兆円を突破しました。

近年は、EVやPHVなどのエコカー向けの車載用リチウムイオン電池の市場が急拡大しています。

リチウムイオン電池関連銘柄は、リチウムイオン電池を製造している銘柄、リチウムイオン電池の部材・部品を作っている銘柄、リチウムイオン電池の製造装置を手掛けている銘柄の3つに大きく分かれます。

リチウムイオン電池は日本メーカーが強みを持つ分野であることが知られており、2016年度の世界シェアでは、パナソニックが1位、TDKが4位、村田製作所が5位となっています。

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1-2.「リチウムイオン電池」×「低位株」

 今回は、個人投資家にも買いやすく、既に価格が下がり切っていることから値下がりリスクも限定される500円以下の低位株に絞って、リチウムイオン電池関連銘柄を見ていきます。

リチウムイオン電池関連銘柄で急騰した低位株としては、【4080】田中化学研究所が挙げられます。

同社は、電池材料を手掛けているメーカーで、リチウムイオン電池の正極材としては、コバルトをニッケル・マンガンに置き換えた三元系正極材料やニッケル系正極材料を手掛けています

同社の株価は、2015年初旬には400円台で低迷していました。しかし、株式市場でEVへの注目が高まるとともに同社は多くの投資家に買われて急騰していき、2017年10月には2,918円まで上昇。

このわずか2年半の間に7倍以上の上昇となりました。

リチウムイオン電池関連銘柄は、既に多くの銘柄が投資家に買われて上昇しているため、低位株に留まっている銘柄はあまり多くはありません。

ただ、日本企業が強いリチウムイオン電池は、マーケットで最も注目されているテーマの一つであることは間違いないため、もしかしたら出遅れ低位株がまだ残っているかもしれません。

 
★注目ポイント1
 リチウムイオン電池は、スマホやEVなどに広く使われている二次電池。関連銘柄は、リチウムイオン電池メーカー、部材・部品メーカー、製造装置メーカーの3つに分かれる。

2.「リチウムイオン電池」低位株リスト6銘柄!

 リチウムイオン電池関連銘柄を500円以下の低位株に絞って見ていきましょう。

※株価は、2018年9月3日終値で算出

 

【6955】FDK

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市場 東証2部
株価 172円
主なサービス 富士通系の電池材料メーカー。ニッケル系水素電池が主力も、リチウムイオン電池の材料も手掛ける。


【5563】新日本電工

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市場 東証1部
株価 278円
主なサービス 新日鉄住友系の合金鉄トップメーカー。マンガンに強く、リチウムイオン電池正極材料では20年間の量産実績がある。 

 

【6502】東芝

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市場 東証2部
株価 335円
主なサービス 総合電機メーカー。負極にチタン酸リチウムを採用した産業用リチウムイオン電池「SCiB」。

 

【6590】芝浦メカトロニクス

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市場 東証1部
株価 403円
主なサービス 液晶・半導体製造装置メーカー。リチウムイオン電池を始めとする二次電池製造装置も手掛ける。

 

【7709】クボテック

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市場 東証1部
株価 424円
主なサービス 画像検査装置メーカー。画像検査装置はリチウムイオン電池の製造現場でも使われる。

 

【5232】住友大阪セメント

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市場 東証1部
株価 468円
主なサービス セメント大手企業。リチウムイオン電池用正極材料に使われるリン酸鉄リチウムの製造・販売を手掛ける。

※株価は2018年9月3日終値で算出

 
★注目ポイント2
 リチウムイオン電池関連銘柄は既に多くの銘柄が上昇しているため、低位株は少ない。この6銘柄の中にこれから急騰する銘柄はあるか?

3.番外編:「リチウムイオン電池」値嵩株トップ3!

 ではここからは、番外編として、株価の高い値嵩株トップ3をチェックしていきます。

株価の高い順にてランキング方式で発表!

※株価は、2018年9月3日終値で算出

1位【6981】村田製作所

 

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市場 東証1部
株価 18,835円
主なサービス セラミックコンデンサーなどに強い材料メーカー。
注目ポイント 世界的材料メーカーである同社は、2017年9月にソニーのリチウムイオン二次電池事業を買収し、世界シェア5位に。今後の動向が大きく注目される。

 

2位【6367】ダイキン工業

 

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市場 東証1部
株価 13,780円
主なサービス 世界トップのエアコンメーカー。フッソ化学事業でも注目。
注目ポイント 世界的エアコンメーカーの同社はリチウムイオン電池とは無縁のように感じるが、近年力を入れているフッソ化学事業で手掛けているフッソ樹脂やフッソ系電解液がリチウムイオン電池に使われている。リチウムイオン電池が株価に与える影響は小さいと考えられる。

 

3位【6762】TDK

 

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市場 東証1部
株価 12,360円
主なサービス 電子部品や二次電池を手掛ける。
注目ポイント 村田製作所と凌ぎを削るリチウムイオン電池メーカー。香港のアンプレックステクノロジーを子会社に持ち、世界シェアは4位。株価はアベノミクスが始まってからの6年で4倍になっている。海外比率が高いことで知られており、2018年3月時点では91.1%。

※株価は2018年9月3日終値で算出

★注目ポイント3
 「リチウムイオン電池」値嵩株トップ3には、世界シェア4位のTDKと、ソニーのリチウムイオン電池事業を買収した世界シェア5位の村田製作所が入った。シェア1位の【6752】パナソニックにも注目。

4.まとめ

 リチウムイオン電池関連銘柄は数多くあるにも関わらず、500円以下の低位株は6銘柄しか残っていません。

リチウムイオン電池は日本メーカーが強く、EV関連でも注目されているため、リチウムイオン電池関連銘柄はEV関連の連想が働いて、既に多くの投資家から物色されているものと見られます。

リチウムイオン電池は非常に強いテーマ株であるため、もう低位株もほとんど残っていませんが、これから出遅れとして大きく買われる低位株もあるかもしれません。

2018年後半も引き続き、リチウムイオン電池に関するニュースにはアンテナを張っておきましょう。

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