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スマートフォンが人々の生活の一部になって久しいですが、2010年時点で9.8%に過ぎなかったスマホ所有率は、2017年時点では79.4%にまで達しています。
スマホの普及に伴い、5Gやソーシャルゲーム、QRコードといったマーケットでも注目されている多くのテーマが出てきています。
今回は、そんなスマホ関連銘柄と500円以下の低位株に注目していきます。
1.スマホと低位株
今回は、もはや日常生活になくてはならないデバイスとなったスマホに関連した銘柄を、500円以下の低位株に絞って見ていきます。
1-1.スマホについて
スマホのOSは、iPhoneに搭載されているiOSと、「Galaxy」や「Xperia」、中華系スマホに搭載されているAndroidが一般的となっています。
博報堂DYメディアパートナーズが行った調査によると、2010年時点でのスマホ所有率は9.8%に過ぎませんでしたが、2017年には79.4%まで上昇しています。
スマホに関連した事業を手掛けている企業は数多く、スマホ関連銘柄と一口に言っても、その業種は様々です。
このスマホ時代にスマホに関連する事業を手掛けていない企業は淘汰される以外になく、単純にスマホ関連銘柄として買われる銘柄はありません。
今回注目するスマホ関連銘柄は、「スマホに関連したどのような事業やテーマを手掛けているのか?」に注目していくことが重要となります。
なお、現在スマホ関連で大きな注目を集めているテーマとしては、IoT社会のカギを握る5Gや、Amazonが参入を発表したことでも注目を集めるQRコード、多くの高騰銘柄を輩出しているソーシャルゲームなどが挙げられます。
1-2.「スマホ」×「低位株」
今回は、スマホ関連銘柄の中でも、500円以下の低位株に絞って見ていきます。
500円以下の低位株は、既に売られ切っているため値下がりリスクが小さく、その一方で低位株急騰を起こすことがあることから、期待値が高いというメリットがあります。
スマホ関連の低位株で急騰した銘柄としては、【2338】ビットワングループが挙げられます。
同社は、学習アプリを始めとしたスマートフォン向けのコンテンツ配信を手掛けていることで知られています。同社の株価は、2017年1月初めには377円の低位株で、4月には288円の安値を付ける場面も見られました。
その後2017年7月から上昇していき、2018年3月には2,280円まで暴騰しました。
この期間に安値から見ると7.9倍の上昇となりましたが、暴騰の反動でその後は暴落しており、2018年9月現在は600円前後まで大きく値を下げています。
同社の急騰の背景にあったのは、同社が仮想通貨・ブロックチェーン事業への参入を発表したことにあります。
このように、今回注目するスマホ関連銘柄は、その銘柄がどのような事業・テーマを手掛けているのか、もしくは手掛けようとしているのかに注目することが重要になってきます。
スマホ関連銘柄の中には、AIやIoT、ブロックチェーンといった注目テーマを手掛けている銘柄が少なくありません。
スマホ低位株の中でも、マーケットで注目されるテーマを手掛けている銘柄に、特に注目していきましょう。
1-3.スマホ関連と絡むテーマ記事
★注目ポイント1 |
日本のスマホ所有率はこの7年間で8倍になり、スマホは人々の生活の一部になっている。スマホ低位株を物色する際は、その銘柄が手掛けている事業やテーマに注目! |
2.「スマホ」低位株リスト24銘柄!
スマホ関連銘柄を500円以下の低位株に絞って見ていきましょう。
※株価は、2018年9月12日終値で算出
【6773】パイオニア
市場 | 東証1部 |
株価 | 117円 |
主なサービス | カーエレクトロニクスメーカー。スマホを使ったカーソリューション事業。 |
【6740】ジャパンディスプレイ
市場 | 東証1部 |
株価 | 138円 |
主なサービス | ソニー・日立・東芝の液晶事業を統合した液晶パネルメーカー。スマホ液晶を手掛ける。赤字体質が懸念される。 |
【5216】倉元製作所
市場 | ジャスダック |
株価 | 151円 |
主なサービス | 液晶用ガラス基板加工大手。スマホ液晶。 |
【6955】FDK
市場 | 東証2部 |
株価 | 165円 |
主なサービス | 電池・電子材料メーカー。スマートフォン用乾電池式緊急充電器。 |
【4293】セプテーニ・ホールディングス
市場 | ジャスダック |
株価 | 173円 |
主なサービス | ネット広告代理店。スマホ向け広告。 |
【3727】アプリックス
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 205円 |
主なサービス | デバイス・アプリ・クラウドを一体で提供するIoTソリューションプロバイダー。 |
【3765】ガンホー・オンライン・エンターテイメント
市場 | 東証1部 |
株価 | 211円 |
主なサービス | スマホゲーム「パズル&ドラゴンズ」。アベノミクス相場で100倍になり、ソーシャルゲーム関連銘柄に火を付けた。 |
【4829】日本エンタープライズ
市場 | 東証1部 |
株価 | 215円 |
主なサービス | スマホ向けコンテンツ配信を手掛ける。 |
【2330】フォーサイド
市場 | ジャスダック |
株価 | 251円 |
主なサービス | 電子書籍を始めとしたスマホ向けコンテンツ配信事業。 |
【7908】KIMOTO
市場 | 東証1部 |
株価 | 294円 |
主なサービス | 特殊フィルムメーカー。タッチパネル用フィルム首位。 |
【6798】SMK
市場 | 東証1部 |
株価 | 306円 |
主なサービス | スマホ向けコネクターやタッチパネルを手掛ける。 |
【4764】SAMURAI & J PARTNERS
市場 | ジャスダック |
株価 | 321円 |
主なサービス | スマホ向けコネクタや通信モジュールなどを手掛ける。 |
【3823】アクロディア
市場 | 東証2部 |
株価 | 328円 |
主なサービス | スマホゲームを始めとするスマホ向けソフトを開発。 |
【4777】ガーラ
市場 | ジャスダック |
株価 | 328円 |
主なサービス | スマホ向けゲームやオンラインゲームを手掛ける。 |
【6666】リバーエレテック
市場 | ジャスダック |
株価 | 339円 |
主なサービス | 水晶振動子を中心に電子部品を手掛ける。 |
【4689】ヤフー
市場 | 東証1部 |
株価 | 382円 |
主なサービス | ネットサービス大手「Yahoo!Japan」を運営。スマホサービスに注力。 |
【4800】オリコン
市場 | ジャスダック |
株価 | 382円 |
主なサービス | 音楽ランキング情報大手。スマホ向け情報サービス強化。 |
【3782】ディー・ディー・エス
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 409円 |
主なサービス | 指紋認証ソフト・デバイスの開発を手掛ける。 |
【2193】クックパッド
市場 | 東証1部 |
株価 | 440円 |
主なサービス | 料理レシピサイト「クックパッド」を運営。 |
【3815】メディア工房
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 447円 |
主なサービス | 占いやゲームなどスマホ向けコンテンツを配信。 |
【3911】Aiming
市場 | 東証マザーズ |
株価 | 452円 |
主なサービス | 「剣と魔法のログレス」を始めスマホ・PC向けゲームを開発。 |
【6779】日本電波工業
市場 | 東証1部 |
株価 | 467円 |
主なサービス | 水晶振動子や水晶発振器を始め水晶部品の世界的メーカー。 |
【5381】Mipox
市場 | ジャスダック |
株価 | 480円 |
主なサービス | 液体研磨剤大手。液晶ディスプレイ用研磨フィルムなど。 |
【7618】ピーシーデポコーポレーション
市場 | 東証1部 |
株価 | 499円 |
主なサービス | 関東を中心とするパソコン専門店。スマホサービスも行う。情報弱者を狙った悪質サービスが問題に。 |
※株価は2018年9月12日終値で算出
★注目ポイント2 |
スマホ関連銘柄は、スマホ向けゲームやスマホ向け材料を手掛けている銘柄が多い印象を受ける。 |
3.番外編:「スマホ」値嵩株トップ3!
ここからは、番外編として、株価の高い値嵩株トップ3をチェックしていきます。
株価の高い順にてランキング方式で発表!
※株価は、2018年9月12日終値で算出
1位【6861】キーエンス
市場 | 東証1部 |
株価 | 58,920円 |
主なサービス | 世界的センサーメーカー。ファブレス企業として有名。 |
注目ポイント | スマホには多数のセンサーが使われている。センサーはIoT社会において欠かせない部品であることから、同社の株価はこの6年で6倍に上昇している。 |
2位【6954】ファナック
市場 | 東証1部 |
株価 | 20,890円 |
主なサービス | NC装置や産業用ロボットの世界的メーカー。 |
注目ポイント | 同社が開発したマザーマシンは世界中のスマホを作っていることで知られる。ロボット関連銘柄の代表格。 |
3位【6146】ディスコ
市場 | 東証1部 |
株価 | 17,930円 |
主なサービス | 半導体や電子部品の研磨装置で世界トップ。 |
注目ポイント | 半導体のニッチ事業で業績を伸ばしていることで知られる半導体メーカー。スマホの機能向上は半導体の発展なくしては成し遂げられない。 |
※株価は2018年9月12日終値で算出
★注目ポイント3 |
スマホ関連の値嵩株トップ3は、スマホの発展を陰ながら支えているセンサー、マザーマシン、半導体を代表する銘柄が並んだ。 |
4.まとめ
スマホは、5GやQRコード、ソーシャルゲームといった直接的に関わるテーマだけではなく、ブロックチェーンやIoT、センサー、ロボット、半導体などあらゆるテーマと関わってきます。
日本のスマホ所有率は80%近くとなり、ほぼ飽和状態に達したと見る向きが強いですが、これからはスマホ関連ビジネスに注目が集まると言えそうです。
今後、IoT社会の更なる進展によって、スマホが人々の日常に益々溶け込んでくることは確実であり、新たなサービスや産業が出現することが期待されます。
5GやQRコードといったスマホに関するニュースや銘柄の動向には、アンテナを張っておきましょう。
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