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【3031】ラクーンホールディングスは+668%!【3542】ベガコーポレーションは+971%!【4477】BASEは+2,127%!!
巣ごもり関連銘柄は、2020年の新型コロナ相場では最注目テーマ株の一つとなりましたが、上昇の反動から2021年は苦しい値動きが続いています。
ただ、新型コロナ第4波を受けた3度目の緊急事態宣言によって、巣ごもり関連銘柄に再び大きな資金が流入してくるかもしれません。
巣ごもり関連銘柄に注目していきましょう!
1.巣ごもり関連銘柄とは?
巣ごもり関連銘柄は、新型コロナ相場で最注目のテーマ株となっています。
1-1.巣ごもり関連銘柄って?
具体的な巣ごもり関連銘柄のテーマとしては、ネット通販(eコマース)を中心に、フードデリバリーやコンテンツ配信などが挙げられます。
特にネット通販(eコマース)を手掛けている銘柄は、巣ごもり関連銘柄の最右翼です。
楽天市場の【4755】楽天、Yahoo!ショッピングの【4689】Zホールディングス、フリマアプリの【4385】メルカリといった主要銘柄を始め、【4477】BASEや【3542】ベガコーポレーションは新型コロナ相場でテンバガーを達成しました。
食事の巣ごもり消費である「フードデリバリー」も、マーケットで注目されている巣ごもりテーマです。
新型コロナを機にフードデリバリーを初めて利用した方は多く、UberEatsや【2484】出前館は身近なサービスとなりました。
スポーツやライブといったエンタメイベントは新型コロナで軒並み中止となる一方、ゲームや電子コミック、動画配信といった「コンテンツ配信」は新型コロナ禍で絶好調に。
2020年のユーキャン流行語大賞では、ゲームソフト「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」、韓国ドラマ「愛の不時着」、漫画・映画「鬼滅の刃」が選ばれましたが、いずれも巣ごもり消費でブームとなったコンテンツでした。
1-2.新型コロナ第4波・3度目の緊急事態宣言で、巣ごもり関連銘柄はどうなる?
マーケットで巣ごもり関連銘柄が大きく買われる一つのきっかけとなったのは、2020年4月に発令された1回目の緊急事態宣言です。
この当時はコロナショック直後の株安からの反発時期だったこともありますが、1回目の緊急事態宣言を受けて、巣ごもり関連銘柄の大相場が始まったと言っても過言でありません。
巣ごもり関連銘柄は、デジタルトランスフォーメーション関連銘柄や新型コロナワクチン関連銘柄などと並ぶ2020年最強のテーマ株となっていきました。
2021年1月、新型コロナ第3波を受けて発令された2回目の緊急事態宣言では、対象が飲食店に限定されていたこともあり、巣ごもり関連銘柄は買われず。むしろ、2020年の反動から下げが目立つ展開ともなりました。
そして、2021年4月、新型コロナ第4波を受けて、大阪・兵庫・東京・京都の4都府県に3度目の緊急事態宣言が発令されることとなっています。
今回は、変異株への警戒から、飲食店に限らず幅広い範囲が対象とされることから、巣ごもり消費関連銘柄が再びマーケットで大きく買われる可能性も考えられます。
ただ、巣ごもり関連銘柄は2020年に大きく上昇し過ぎてしまったため、買われる余地が小さくなっている銘柄が多いことも事実です。
3度目の緊急事態宣言が出されるからといって、安易に巣ごもり関連銘柄に手を出すのではなく、銘柄ごとに見極めていく必要があることは留意しておきましょう。
★注目ポイント1 |
・巣ごもり関連銘柄は、ネット通販(eコマース)やフードデリバリー、コンテンツ配信を手掛けている銘柄を中心に、2020年新型コロナ相場で最強テーマ株となった。 ・巣ごもり関連銘柄は、新型コロナ第4波・3度目の緊急事態宣言で再注目される!? |
2.巣ごもり関連銘柄が上昇する理由と過去に上がった銘柄
2020年から2021年に掛けて上昇した巣ごもり関連銘柄を押さえておきましょう。
2-1.2020年最強のEコマース株!【4477】BASE
Eコマースプラットフォーム「BASE」を展開する【4477】BASEは、2020年に最も大きく買われた巣ごもり関連銘柄です。
同社の株価は、2020年1月初めには343円を付けており、コロナショックでは3月13日に154.8円まで下落。その後は反発し、2020年4月から10月まで7ヶ月に及ぶ上昇トレンドとなり、10月8日には3,448円を付けました。
※上記の株価は2021年3月31日に行われた1株→5株の株式分割後の値。当時の株価は上記の5倍。
コロナショックから7ヶ月での最大上昇率は22.27倍(+2,127%)となり、2020年の東証全銘柄の中で上昇率2位となっています。
ただ、2020年10月に高値を付けてからは下落しており、2020年12月には一時1,490円まで下落。2021年に入ってからは乱高下となっており、3度目の緊急事態宣言発令直前の4月23日には1,907円で引けています。
2020年新型コロナ相場ではeコマースに強い銘柄は軒並み大きく買われ、ネット専売家具「ロウヤ」を展開する【3542】ベガコーポレーションも最大10.71倍のテンバガーを達成しました。
2-2.2021年にも強い巣ごもり関連銘柄!【3031】ラクーンホールディングス
巣ごもり関連銘柄の多くは、2020年には非常に強かった反動で、2021年には下げが目立つ銘柄が少なくありません。
ただ、メーカーと事業者が利用する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」などのEコマース事業を手掛ける【3031】ラクーンホールディングスは、2021年に入ってからも強い巣ごもり関連銘柄です。
同社の株価は、2020年1月には825円を付けており、2020年3月のコロナショックでは310円まで下落。その後は上昇し続け、2020年10月には1,878円まで上昇。
2020年12月には1,654円まで一時下げましたが、2021年に入ってからは4ヵ月連続上昇となっており、3度目の緊急事態宣言発令直前の4月23日には3,320円を付けて上場来高値更新となっています。
コロナショックから1年1ヶ月で10.70倍となりました。
テンバガーの定義が「1年内で10倍になったこと」とすれば、残念ながらテンバガーではありませんが、ほぼテンバガー達成です。
※2020年4月安値→2021年4月高値で見ると、432円→3,320円(7.68倍)。
★注目ポイント2 |
・巣ごもり関連銘柄は、2020年新型コロナ相場では最強テーマ株の一角に。 ・ただ、巣ごもり関連銘柄は、2020年の上昇の反動から2021年は苦しい値動きが目立つ。3度目の緊急事態宣言でどうなるか注目! |
3.巣ごもり関連銘柄リスト
注目の巣ごもり関連銘柄についてご紹介します
銘柄 | 主なサービス |
【4689】Zホールディングス | ネット通販「Yahoo!ショッピング」、ネットオークション「ヤフオク!」 |
【4755】楽天 | ネット通販「楽天市場」 |
【4385】メルカリ | フリマアプリ「メルカリ」 |
【4477】BASE | Eコマースプラットフォーム「BASE」 |
【3031】ラクーン | メーカーと事業者が利用する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」 |
【3542】ベガコーポレーション | ネット専売家具「ロウヤ」 |
【2484】出前館 | フードデリバリーサービス「出前館」 |
【3182】オイシックス・ラ・大地 | 食材お届けサービス「Oisix」 |
【7974】任天堂 | ゲーム機「ニンテンドースイッチ」、ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」など |
【3658】イーブックイニシアティブジャパン | 電子コミックストア「ebookjapan」 |
4.オススメの巣ごもり関連銘柄3選!
3度目の緊急事態宣言を受けて注目されるかもしれないオススメの巣ごもり関連銘柄を押さえておきましょう。
【4689】Zホールディングス
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 日本最大のポータルサイト「Yahoo!JAPAN」を展開。LINEと経営統合。キャッシュレス決済「PayPay」なども。 |
Zホールディングスは、「Yahoo!ショッピング」や「ヤフオク!」を展開している、巣ごもり関連銘柄としては【4755】楽天と並んで最も基本的な銘柄となります。
東証では最も基本的なIT株であり、投資初心者から上級者まで全ての投資家におすすめの銘柄です。
【3182】オイシックス・ラ・大地
市場 | 東証一部 |
企業概要 | 食材の定期お届けサービス「Oisix」を展開。 |
オイシックス・ラ・大地は、フードデリバリーに強い巣ごもり関連銘柄です。フードデリバリーの知名度としては【2484】出前館の方が有名ですが、出前館はジャスダック銘柄である一方、オイシックスは東証一部銘柄です。
また出来高や売買代金でもオイシックスの方が高くなっています。いずれにしても、フードデリバリー株としては、オイシックスと出前館の2銘柄を押さえておきましょう。
【7974】任天堂
市場 | 東証一部 |
企業概要 | ゲーム機「ニンテンドースイッチ」を軸に、マリオ・ポケモン・ゼルダ・どうぶつの森など人気ゲームを展開。 |
任天堂は言わずと知れた世界的ゲーム企業であり、鉄板の巣ごもり関連銘柄です。新型コロナ禍で決算は一人勝ちとなっており、株価も大きく下げることなく高値圏で推移し続けています。
2021年4月23日の終値は62,420円と、2007年11月に付けた73,200円の上場来高値更新も視野に入ってきました。ただ必要投資金額が600万円以上と高い点だけがネックとなります。
5.まとめ
巣ごもり関連銘柄は、2020年の新型コロナ相場では最強テーマ株の一つとなっていましたが、大きく上昇した反動から、2021年には苦しい値動きが続いています。
新型コロナ第4波を受けて、大阪・兵庫・東京・京都の4都府県に3度目の緊急事態宣言が発令されました。期間は4月25日から5月11日までですが、感染者が減らなければ延長となる可能性もあります。
変異株への警戒から、2021年1月に発令された2度目の緊急事態宣言とは違い、飲食店だけでなく幅広い業種が対象になるとのことです。
ただニュースとしては、3度目の緊急事態宣言は巣ごもり関連銘柄には追い風になるかもしれませんが、2020年に上昇し過ぎてしまった銘柄が多いことから、どうなるかは未知数です。
緊急事態宣言のニュースに注目するとともに、巣ごもり関連銘柄の株価動向も要チェックしておきましょう。
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