材料株①「決算」の基本と覚えておくべき決算発表前後の株価動向!

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材料株投資の個別材料Part1「決算」

今回は、株価が動く材料の中でも、最も多くの投資家に注目されやすい「決算」について説明していきます。

2018年には、10月決算が好感された地域新聞社がテンバガー(値上がり10倍)を達成するなど、決算は企業の株価動向を最も左右する材料の一つになっています。

そんな決算について、株価にどう影響するのか?発表前後によってどう違うのか?急騰可能性が高い銘柄の特徴までポイントを覚えておきましょう。

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1.決算

最も注目される材料である決算について基本を抑えておきましょう。

1-1.そもそも決算とは?

決算とは
1年間の収入・支出から、利益・損失の総計算を算出することです。

決算は、企業の経営状況や財務状況を明らかにするために必要な手続きです。

個人事業主の場合、決算期間は1月1日から12月31日までと決められていますが、法人の場合は決算日を1年の中の自由な期間に決めることが可能です。

日本では、4月1日から3月31日までを会計期間とする3月決算をする企業が多くなっています。

国税庁の2016年度の統計によると、日本の全ての企業の内、3月決算にしている企業は19.14%と月別では最も多くなっています。上場企業に絞ると、3月決算にしている企業は約66%に上ります。

参考:国税庁

3月決算が多い理由としては、国や地方の予算編成案が3月決算であるため、新入社員の入社月と合わせるため、総会屋対策を兼ねるためなど様々な理由が挙げられます。

全企業の中では3月決算に次いで多いのは9月決算となっていますが、上場企業では3月決算に次いでは12月決算が多く、また増加傾向にあり、2018年時点では約11%にまで増加しています。

12月決算の企業が増えている背景としては、海外では12月決算が主流であることが挙げられます。グローバル化の流れから、12月決算とする企業は今後も増える流れにあると見られます。

 

1-2.決算書について

決算書とは、企業が1年間の経営成績や財務状態を明らかにするために作成する書類のことです。「財務諸表」や「決算報告書」とも呼ばれます。

決算書の中でも、特に注目すべきなのが、貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー計算書(C/F)の3つです。

貸借対照表(B/S)は、企業の資産、負債、純資産の状態を表す資料です。「バランスシート」とも呼ばれます。「バランスシート」という名前が示す通り、左側の「借方」と右側の「貸方」が釣り合うように構成されています。

損益計算書(P/L)は、企業の一定期間における収益と費用の状態を表すために貸借対照表とともに作成される資料です。経営判断のための情報として用いられます。

キャッシュフロー計算書(C/F)は、企業の一定期間における収入と支出の増減を営業活動・投資活動・財務活動ごとに区分して示す資料です。「現金流量表」とも呼ばれます。

これらの決算書は、成長株投資目的のファンダメンタル分析などで用いられます

ただ、決算書の分析だけで必ずしも株式投資で利益を出せるとは限らないため、過信し過ぎないことが重要です。

 

★注目ポイント1
決算とは、企業の経営状況や財務状況を明らかにするもの。3月決算とする上場企業が多いが、グローバル化の流れで12月決算をする上場企業が増加傾向にある。

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2.決算日前後の株価動向

決算と株価動向について見ていきましょう。

2-1.決算発表前の株価動向特徴

企業が決算発表をする前日には、リスクヘッジのために株を手放す投資家が多くなるため、ヘッジ売りが出やすい傾向があります。

ただ、事前に好業績が確実視される場合には、決算発表前から大きく買われる場合もあります。とはいえ、よほどの確信がない限りは、決算発表後の株価動向を見るまでは手を出さない方が賢明です。

好決算が予想されるとしても、「材料出尽くし」で思った方向とは逆に大きく動くことも少なくないためです。決算による値動きを狙った決算プレーは、決算発表後に行うのが基本となります。

株式投資をするにあたって、企業の決算発表予定日を抑えておくことは非常に重要です。

企業が決算発表をする前日に、決算発表をするとは知らずにエントリーしてしまい、決算発表を受けた大きな動きによって想定以上の損失を被ってしまうことは、投資家なら誰もが通る道であると言えます。

各企業の決算発表予定日は、Yahoo!ファイナンスの「決算スケジュール」のページなどで調べることができます。

株を買う前には、その企業が決算発表を控えていて大きな値動きをするリスクがないかどうかを必ず確認しておきましょう。

 

2-2.決算発表後の株価動向特徴

企業が発表した決算は、市場予想(コンセンサス)を上回れば買われ、下回れば売られやすい傾向があります。

しかし、市場予想を上回る好決算を発表したとしても、「材料出尽くし」で大きく売られることも多々あります。

また、市場予想を下回るネガティブサプライズとなっても、「悪材料出尽くし」で大きく買われることもあります。

つまり、確実にその方向に動くことはなく、傾向として考えておくべきでしょう。

また、決算発表直後の株価動向に目を向けると、決算発表後寄り付きの方向性から大きな影響を受けやすい傾向があります。

決算発表後に前日終値よりも高く寄り付いたらそのまま上昇しやすく、前日終値よりも安く寄り付いたらそのまま下落しやすいと言えます。

とはいえ、これもあくまで傾向でしかないため、確実ではありません。

ただ、決算発表前に決算後の値動きに賭けるよりは、決算発表後の寄り付きの動向を見てから決算プレーを仕掛ける方がローリスクであることは間違いありません。

 

★注目ポイント2
市場予想を上回る好決算を発表すると株価は上昇しやすいが、材料出尽くしで下がる場合もある。決算発表前のエントリーはリスクがあるため、決算発表後に仕掛けるのがベター。

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3.注目度の薄い銘柄はチャンス

注目度の薄い銘柄の決算発表はチャンスになる場合があります。

3-1.アナリスト、投資家が注目していない銘柄

中小型株などのアナリストや投資家があまり注目していない銘柄は、決算もあまり注目されていないため、サプライズ決算が出ると大きく反応する可能性があります。

特に、それまでずっと赤字決算を続けていた新興銘柄が黒字転換を発表すると、それまではボロ株だったのが一転してストップ高を連発することもあります。

2018年には、首都圏でフリーペーパーを発行する【2164】地域新聞社が、10月に発表した決算が好調だったことから暴騰し、それまでの上昇も合わさって年間では10倍以上の上昇となるテンバガーを達成しました。このように、アナリストや投資家が注目していない銘柄の決算は大きなサプライズになる可能性はありますが、好決算発表後も全く注目されない銘柄は、まったく動かないことも多々あるため注意しておきましょう。

1日の売買代金が1億円にも満たない銘柄では、よほどのサプライズ決算を発表しない限りは注目されない可能性が高いと言えます。

アナリストや投資家から注目されてない銘柄で決算プレーを仕掛けるにしても、1日の売買代金が最低5億円程度はあり、最低限の流動性がある銘柄で行うことが重要です。

 

★注目ポイント3
アナリストや投資家が注目していない銘柄がサプライズ決算で大きく反応する場合もある。2018年には、地域新聞社の10月決算が好感されてテンバガー達成となった。

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4.まとめ

 

決算はマーケットで最も注目される材料の一つで、その動きには特徴がありますので上手く利用することで利益に繋げることも可能となります。

ただ、決算プレーで多くの投資家が失敗してしまうのが、決算発表前に株価の値動きを予測して決算発表前の時点でポジションを取り、予想と反する動きとなって大火傷してしまうパターンです。

決算プレーは、決算発表後の寄り付きの動向を見てから行うことで、リスクを大きく減らすことができますので、初心者であれば特に決算発表前からポジションを取るのは、控えておくのが賢明でしょう。

おもわぬ決算発表で想定以上の損失を被ってしまわないように注意です。

 

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